Mr.バイス
「Mr.バイス (バイス) (GSIクレオス Gツール No.GT066 )」です
●模型製作時におけるパーツなどをがっちりと固定する卓上の固定台が「Mr.バイス」です
●重みのある安定感を持った台座部分と、その上部の固定用の作業台で構成された卓上タイプの固定台で、下部の蝶ネジにより作業台の角度を調整することができます
●固定は、ネジによる作業台自体で固定する方式と、作業台上部に装着する固定ピンで固定する方式の2通りが用意されています
●固定できるパーツの大きさは最大30mm幅までなります
・ あくまでも固定できる大きさですので、湯口やゲートなどのパーツよりも小さくて強度があるものが接続されていれば、30mm以上の大きさのパーツを固定することができます
【 「Mr.バイス」の使用を使用したパーツ類の固定について 】
●模型を製作する際に、悩む問題の一つにパーツの固定があります
●ランナーから切り出したパーツをそのまま取り付けるのでしたら問題は生じないのですが、パーツを加工したり、整形したりする場合、パーツ固定の仕方がポイントとなります
●通常、片手でパーツを固定して(持って)、もう一方の手で工具や筆を持ち、作業を進めることが自然に行われますが、手で持って固定した場合には手がブレることと、作業時に両手を使うことができないという欠点があります
●精密な加工を必要とする場合にはパーツの固定は重要な要素で、面倒ながらも机上などに固定して作業を行うと飛躍的のその精度が向上します
●特に、固定が重要となるのが1/35スケールなどのフィギュアの塗装時でしょう
●通常、小型のフィギュアを塗装する際には、フィギュア本体に金属線を刺し込んで、その金属線を木片やボードなどの台座に固定し、台座を持って作業することが行われています
・ フィギュアの塗装時にはかなり細かな着色が行われることから、フィギュアを固定しないと塗装はむずかしくなります
・ フィギュア自体を手で持って塗装を行うと、強力な塗膜を持った塗料でない限り、手が触れた部分の塗装が徐々に剥がれてしまいます
●ただ、このような台座に固定する方式は、1本の金属線だけではフィギュアが回転してしまうことから2本以上の金属線を突き刺すことが望ましく、足の裏などの完成時に隠れる部分が少ないフィギュアでは困った問題となります
●この「Mr.バイス」は、このようなフィギュアやパーツを固定する卓上タイプの固定台で、その固定は作業台本体と作業台上部に取り付ける固定ピンによる2種の方式が採られています
●固定ピンには付属のシリコンチューブを取る付けることができ、パーツを傷つけないで固定することが可能、作業台本体部分で固定するとネジ式によってガッチリと固定することができます
●「Mr.バイス」の下部の蝶ネジによって作業台は角度を変更することができ、様々な工作や塗装に対応できます
●パーツを固定させての切削作業時や精密工作及び塗装に欠かせないツールで、より精密なモデル作りに役立つことでしょう
【 「Mr.バイス」の製品内容について 】
●「Mr.バイス」は、パーツなどを固定する卓上タイプの固定台です
●「Mr.バイス」は、台座部分と上部の作業台で構成され、作業台は下部の蝶ネジによってその角度を変更することができます
●台座部分のサイズは「65mm × 90mm」
・ 台座部分は鉄素材で、台座の裏側にはすべり止めのイボゴムが付いています
・ その重量と、すべり止めによりにより安定した作業を行うことができます
●作業台は、上半分が左右2つに分かれており、中央部分を通るネジによって作業台自体でパーツなどを固定することが可能です
・ 作業台のネジの左右には動かす作業台が安定するように貫通する棒が付けられています
●分割する作業台上部には片側5箇所の穴が開いており、これに固定ピンを刺し、固定ピンによるパーツなどの固定もできます
・ 固定ピンは取り外し可能で、パーツの形状に合わせて位置を変更できます
・ 固定ピンは6本が付属
・ 固定ピンには付属のシリコンチューブを付けられるので、細かいパーツもしっかり固定、パーツにキズをつけません(シリコンチューブはお好きな長さに切ってお使い下さい)
●作業台及び固定ピンで固定部できる大きさは最大30mm幅となります
【 「Mr.バイス」の製品仕様 】
●素材(本体) : 鉄(ニッケルメッキ)
●本体重量 : 約400g
●台座サイズ : 65mm×90mm
●付属品 : 固定ピン6本、シリコンチューブ
【 「Mr.バイス」のパッケージ内容 】
・ Mr.バイス本体 ×1
・ 固定ピン ×6本
・ シリコンチューブ ×1本
●ご利用の際には説明書に記載されている「使用上の注意」を、よくお読みいただいた上ご使用下さい