グランドパワー 2010年7月号
「グランドパワー 2010年7月号 (雑誌) (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー No.194 )」です
(2010年5月27日 発売)
●内容目次
・ 滝ケ原駐屯地 創立36周年記念行事
・ M3リー / グラント 中戦車
・ 3tハーフトラック Sd.Kfz.11
・ フィンランドのBT-42突撃砲 (1)
・ 原乙未生中将とその時代 (5)
●巻頭カラーページは「滝ケ原駐屯地 創立36周年記念行事」 (16ページ)
・ 2010年4月11日、静岡県御殿場市にある滝ケ原駐屯地において創立記念行事が開催され、富士教導団の普通科教導連帯、教育支援施設隊、部隊訓練評価隊の評価支援隊が駐屯しており、観閲行進、訓練展示、装備品展示などが行われ、この創立記念行事の様子を掲載しています
・ 普通化教導連隊等の市街戦における対ゲリラ・コマンド作戦とともに都市型の迷彩偽装を施された「89式装甲戦闘車」も収録
・ 「92式地雷処理ローラー装着型 74式戦車」や、展示された米海兵隊の「爆発物処理ロボット」「耐爆スーツ」と「狙撃銃」も掲載しています
●第1特集は「M3リー / グラント中戦車」 (60ページ)
・ 「M3中戦車」の「リー」「グラント」と、それ以前に開発されたアメリカ製中戦車について詳細に解説した特集です
・ 第1次世界大戦の戦車戦術は、ドイツ軍の電撃戦によって大転換を迎えることになりました
・ その「電撃戦」時からアメリカ軍の戦車開発の変遷を解説します
・ アメリカ陸軍装備の「T1」「T2」「T3」「T4」の各中戦車や「クリスティ M1919/M1928」の各中戦車、そしてアメリカ中戦車の原型となった「M2」や「T5型中戦車」の発達過程を多数の実車写真とともに詳細に解説します
・ アメリカ陸軍内の機甲軍の発足とともに開発が開始された「M3リー/グラント」中戦車については、戦闘室内部から車体各部の細部までイラストと鮮明な写真多数を交えて詳細に解説
・ さらに、鋳造車体の「M3A1」、溶接による圧延鋼板車体の「M3A2」、ディーゼルエンジン搭載の「M3A3」「M3A5」などのサブタイプも掲載しその特徴を解説、また、派生型の戦車回収車「M31」や砲牽引車「M33」も収録しています
・ 1942年代の一時期ではあったが、アメリカとイギリス軍の戦車戦力の中心であった「M3リー/グラント」中戦車を解説した決定版とも言える特集となっています
●第2特集は「3tハーフトラック Sd.Kfz.11」 (22ページ)
・ 「Sd.Kfz.11 3tハーフトラック」の開発から車体細部のディテール、派生型などを解説した特集
・ これまで「3tハーフトラック」に関する資料は極めて少なかったのですが、今回は新資料により不明だった点も解明します
・ ハンザ・ロイド社の3t級小型不整地装軌牽引車「HL kl 2」及びボルクヴァルド社「HL kl 5」から発展して行く過程を紹介するとともに、「Sd.Kfz.11」の基本車体に加え砲兵型や工兵型車輌なども解説します
・ また、輸出型と木製型車体についても収録した「Sd.Kfz.11 3tハーフトラック」の最新版の資料集となっています
●第3特集は「フィンランドのBT-42突撃砲 (1)」 (20ページ)
・ 「BT-7」の車体に独特な形状をした砲塔を搭載した「BT-42 突撃砲」を、現存する車体の細部写真を交えてその構造を解説します
・ 紹介されることの少なかった「BT-42」を知るための価値ある特集となっています
●第4特集は「原乙未生中将とその時代 (5)」 (20ページ)
・ 2010年5月号の掲載に続き、、第1次大戦後の軍縮が日本国内に与えた影響と軍用車輌開発の状況を解説します
・ また、関東大震災と自動車の普及の関係、及び火砲の運用と発達が軍用車輌開発に与えた影響についても解説しています
●B5版
●全144ページ