ドイツ タイガー 1 後期型 エース・戦車兵セット(8体入)
「ドイツ タイガー 1 後期型 エース・戦車兵セット(8体入) (プラモデル) (タミヤ スケール限定品 No.25109 )」です
●「ドイツ タイガー1 後期型 エース・戦車兵セット(8体入)」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の重戦車「Sd.Kfz.181 タイガー 1」の「後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●タミヤ製「ドイツ重戦車 タイガー1型 後期生産型 」をベースにしたバリエーションキット・ 過去発売されていた、各部隊のデカールが追加された「タイガー 1 後期型 愛蔵版」のキットにフィギュア4体を追加した「ドイツ重戦車 タイガー1 後期型 エース搭乗車セット」に「ドイツ重戦車 タイガー 1型 中期生産型 「オットーカリウス搭乗車」」に付属する3体のフィギュアのみを更に追加した内容となっています【 「タイガー1 後期型」について 】
●「タイガー1」の原型となる重戦車の開発は第2次世界大戦前から「ヘンシェル」社によって進められていました
●1941年5月、これまでの「1号戦車」~「4号戦車」とは異なる重戦車の開発が指示され、「ポルシェ」社と「ヘンシェル」社との競作となります
●「ポルシェ」社が開発した車輌は、当時のトランスミッション技術の関係からエンジンとモーターとのハイブリッド式となっていたのに対し、「ヘンシェル」社は戦前の車輌開発の技術を生かした従来型の手堅い設計となっていました
●この2社の試作車はテストの結果、「ヘンシェル」社のタイプが採用されて「タイガー1」として生産されることとなります
●「タイガー1」は、「88mm高射砲Flak36」を車載化した「56口径 88mm戦車砲KwK36」を搭載、この砲の威力は、当時の各国の戦車の主砲火力を凌駕しており、無敵を誇っていたイギリスの「マチルダ」やソ連の「KV-1」などの前面装甲を遠距離から貫く能力を持っていました
●また、防御力も当時の戦車よりも分厚い装甲(前面装甲100mm厚)を持ち、当時の西側連合軍戦車では装甲を貫通することは不可能で、ソ連軍の「T-34」や「KV-1」でもかなりの近距離でないと「タイガー1」を撃破することは困難でした
●この「タイガー1」は、重戦車大隊を中心に1942年の秋頃から実戦配備され始め、各戦線において活躍、従来の戦車とは比べ物にならない火力と防御力により数々の「タイガー1」神話を生み出しました
●この「タイガー1」は、1944年8月の生産終了(後は「タイガー2」に生産移行)までに1354両が作られましたが、生産工程や用兵上の関係から数度の改良が施され、生産時期により「極初期型」、「初期型」、「中期型」、「後期型」、「最後期型」の5種類に大別されています
●「後期型」は、1944年の初頭頃から生産が開始されたタイプで、ゴム資源の節約のために、それまでの千鳥式転輪から鋼製転輪へと変更されたのが大きな特徴となっています
・ 生産時期の関係から、この「後期型」には吸着地雷防止用のツィンメリットコーティングが施されています
●この「タイガー1 後期型」は、東部戦線、イタリア戦線、ノルマンディ戦線と各戦線に投入されて活躍、特にノルマンディ戦線におけるSS第101重戦車大隊の「ミヒャエル・ビットマン」大尉による活躍は有名で、「ヴィレル・ボカージュ」村での戦闘において、「タイガー1 後期型」単騎によりイギリス戦車を数多く撃破し、ドイツ軍の危機を救いました
●その後継車輌である「キングタイガー(タイガー2)」の登場の後も、「タイガー1」は撃破もしくは故障により戦線離脱するまで戦い続け、その姿はベルリン攻防戦においても見られ、栄光の運命をドイツの降伏と共に終焉させたのでした【 「ドイツ タイガー1 後期型 エース・戦車兵セット(8体入)」のキツト内容について 】
●このドイツ軍の重戦車「タイガー1 後期型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●このキットのベースとなる「ドイツ重戦車 タイガー1型 後期生産型」は、タミヤMMシリーズの復活を告げる名作キットであり、その後のミリタリーモデルキット隆盛の口火となった記念碑的な存在です
●キットは、「タイガー1 後期型」の持つ雰囲気と迫力とタミヤタッチで再現、タミヤのMMシリーズの原点である、精密さと作り易さが兼ね備わっており、「タイガー1」の持つ魅力を比較的気軽に楽しむことができる内容となっています
・ また、付属のフィギュアと相まって「タイガー 1」と、それを取り巻く兵士達の世界観が表現することが可能となっており、同シリーズの目指すミリタリーモデルの楽しさを味わうことができることでしょう
●「タイガー 1」の「後期型」と「最後期型(マズルブレーキが小型化されるなどの特徴を持つ)」とを選択して組み立てる事ができるコンバーチブルキットとなっています
●「タイガー1 後期型」は、砲塔、車体上部、車体下部の3ブロックで構成されています
●砲身は、左右分割式です
・ マズルブレーキが大きい後期型と、小型化された最後期型の2タイプが付属
・ 砲尾部分もパーツ化されています
●砲塔は左右分割式で、天板は別パーツとなっています
・ 装填手ハッチは、後期型と最後期型の2種類が付属し、開閉状態が選択できます
・ Sマイン発射器は装着の有無が選択できます
・ 後部のエスケープハッチは別パーツ
・ 車長ハッチは開閉可動式です
・ 車長キューポラに装着される対空機銃と機銃架のパーツが付属しています
●車体上部は、前面パネルを除いて一体成型されています
・ エンジン点検ハッチは別パーツです
・ 前方機銃は可動式です
・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 後部のハッチストッパーは別パーツ
・ 牽引ワイヤーとクリーニングロッドは一体成型されています
・ サイドフェンダーは左右1パーツで再現されています
●車体下部は、後面パネルを除いてバスタブ式に一体成型されています
・ 車体側面パネルも車体下部に一体成型
・ サスペンションアームは別パーツで、車体側のダボを切り取ることで上下方向に動いた状態とすることも可能です
・ 履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています
●後部のマフラーは上下2分割式で、上部のカバー部は4パーツで構成されています
・ 装甲カバー、マフラーカバーが、それぞれ1パーツにて再現
●車長を表現したフィギュアが1体付属しています
・ フィギュアは、車長キューポラに収まった立った姿が表現されています
・ ヘッドは2種類用意され、将校帽もしくは規格帽を被った状態とを選択できます
「ドイツ重戦車 タイガー1 後期型 エース搭乗車セット」の4体のフィギュアについて
●フィギュアの造形は、兵士の雰囲気、表情、モールドなどが非常に高いレベルで表現され、「タイガー1 後期型」と、このフィギュアの組合せにより、表現力豊かなミリタリーモデルが展開できることでしょう
●フィギュアは、戦線後方においてリラックスした様子が表現されています
●フィギュアは武装親衛隊所属の戦車兵となっています
●フィギュアの服装は、3体が戦車服、1体(ドライバー)が迷彩ツナギを着用しています
・ 迷彩の戦車服は、通常の武装親衛隊用の戦車服とデザインは一緒です
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目、ボタンホール、徽章類が繊細なモールドで彫刻されています
●フィギュアの内訳は、車長、装填手、砲手、操縦手の各1体づつとなっています
●各フィギュアについて
・ 車長のフィギュアは、立った姿勢で、片手を腰に置いて佇むポーズ
・ 装填手のフィギュアは、「タイガー1」の砲塔に寄り掛かっているポーズ
・ 砲手のフィギュアは、「タイガー1」の砲塔に座っているポーズ
・ 操縦手のフィギュアは、「タイガー1」の砲身に腰を降ろしているポーズとなっています
「ドイツ重戦車 タイガー1型 中期生産型 「オットーカリウス搭乗車」」の3体のフィギュアについて
●フィギュアの造形は、非常に高いレベルで表現力されており、フィギュアモデルの楽しさと豊かさ、そして「タイガー1」との組合せによりタミヤMMシリーズの原点でもあるフィギュアと車輌の組合せによるストーリー展開を味わうことができる内容となっています
●フィギュアは、戦線後方において「タイガー1」上においてブリーフィングを行なっているシーンが表現されています
●フィギュアは国防軍所属の戦車兵となっています
●フィギュアの服装は、立っている戦車兵はデニム地の戦車服、両膝を付いている戦車兵はツナギを着用しています
●服の皺の表現はスケールに沿っており、生地の素材の違いも表現、服の縫い目やポケットなどがシャープなモールドで彫刻されています
●フィギュアの内訳は、車長、装填手、砲手の書く1体づつとなっています
●各フィギュアについて
・ 車長のフィギュアは、キューポラ内に立ち、地図を見ているポーズ
・ 装填手のフィギュアは、砲塔上に両膝を付き、車長が見ている地図を覗いているポーズ
・ 砲手のフィギュアは、車体後部に立ち、地図を見ているポーズとなっています
●マーキングは、9種類の塗装例が説明書に記載されています
・ グロスドイッチュラント戦車連隊 第3大隊 A12、B13、S01号車 (東部戦線 / 1944年夏)
・ SS101重戦車大隊 231、007号車 (ノルマンディ戦線 / 1944年夏)
・ SS103重戦車大隊 912号車
・ 第502重戦車大隊 308号車 (東部戦線 / 1944年夏)
・ 第503重戦車大隊 213号車 (ノルマンディ戦線 / 1944年夏)
・ 第504重戦車大隊 223号車 (イタリア戦線 / 1944年夏)
・ 第505重戦車大隊 300、301、312号車 (東部戦線 / 1944年夏)
・ 第507重戦車大隊 100号車 (東部戦線)
・ 第508重戦車大隊 第3中隊 (イタリア戦線 / 1944年夏)
●説明書の塗装例の基づく、国籍マーク、部隊記号、車体番号などを再現したデカールが付属しています
●2011年 スポット生産アイテム