LAV-25AT
「LAV-25AT (レジン) (マツオカステン 1/144 オリジナルレジンキャストキット (AFV) No.MATUAFV-028 )」です
●現用アメリカ海兵隊の装輪式装甲車「LAV-25」の対戦車型「LAV-AT」を1/144スケールで再現したレジン製組立キット
【 「LAV-AT」について 】
●アメリカ陸軍及び海兵隊では、戦後の装甲兵員輸送車の開発を、装軌式の形態を主としており、1960年には傑作車両である「M113」が登場、広く配備されました
●しかし、「M113」のような装軌式車両は生産コストと、整備上のコストが高く、さらに道路が整備された現代においては、装輪式車両の方が機動性能が高いということもあり、ヨーロッパの各国では装軌式と装輪式の2種の装甲兵員輸送車を運用するという方法が採られていました
●一方、アメリカ海兵隊は従来の上陸作戦を主体とした任務性から、世界各地へと派遣される緊急展開部隊としての性格が強くなり、戦略的な機動力として空輸能力が重視されるようになります
●そのため、アメリカ海兵隊では戦略的、戦術的機動性が高い装輪式装甲車の導入を進め、スイスの「モワーグ」社が輸出用として開発した装輪式装甲車「ピラーニャ」をベースにアメリカ海兵隊仕様とした「LAV-25」を制式化しました
●この「LAV-25」は、ファミリー化が図られ、迫撃砲を装備した「LAV-M」、対空型である「LAV-AD」、コマンドポスト型の「LAV-C2」などが登場、対戦車型として対戦車ミサイルを装備したタイプが「LAV-AT」です
●この「LAV-AT」は、対戦車ミサイル「TOW」を連装式に装備、車内には16基のミサイルが搭載され、対戦車車両として高い能力を誇っています
●「LAV-AT」などの「LAV-25」ファミリーは、アメリカ海兵隊にとってその機動力の原動力となる装甲車両であり、湾岸戦争やイラク戦争、そして世界各地の紛争などにおいて活躍を続けています
【 「LAV-25AT」のキット内容について 】
●このアメリカ海兵隊の装輪式装甲車「LAV-25」の対戦車型「LAV-AT」を再現したレジン製組立キットです
●レジン成型の特性を活かし、「LAV-AT」の全体のフォルムとディテールとを、パーツ数を抑えながらシャープに再現した内容となっています
●「LAV-AT」は、「車体」「ミサイルランチャー」の2ブロックで構成されています
●「車体」は一体成型で、前4輪のデファレンシャル部は別パーツです
・ 前部のキューポラに装備される「M2重機関銃」は機銃本体と銃架の2パーツで構成
・ 前部のワイヤーカッターがパーツ化
・ 浮航推進用のスクリュー、方向舵が個別にパーツ化されています
・ タイヤは個別にパーツ化され、ホイール形状、トレッドパターンを再現
●「ミサイルランチャー」は、下部のターレット部と中央のマウント部、上部のランチャー本体とで構成されています
・ マウント部は3パーツで構成
・ ランチャー本体は一体成型で、前面の発射口、照準器などがモールドされています
【 「LAV-25 AT (Anti-Tank)」のパッケージ内容 】
・ 「LAV-AT」 ×1
【 「LAV-25 AT (Anti-Tank)」の組立て上のご注意 】
●レジン製キットですので、組立てる前にファインモールド社製「ご機嫌クリーナー 」などを使用して表面に付着している離型剤を洗い流して下さい
●また、パーツの接着には、瞬間接着剤もしくはエポキシ系瞬間接着剤を使用して下さい