M4A1 シャーマン カリオペ
「M4A1 シャーマン カリオペ (プラモデル) (イタレリ 1/72 ミリタリーシリーズ No.7056 )」です
●「M4A1 シャーマン カリオペ」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の「M4A1」中戦車を再現したキットで、60連式のロケットランチャー「カリオペ」を搭載した状態が表現されています
●キットの「M4A1」中戦車は、後期型車体に「75mm砲 砲塔」を載せたタイプが表現されています
・ このタイプの「M4A1」は極少数が生産されたようです(「M4A1」の後期型車体は、ほとんどが「76mm砲 砲塔」型)
・ キットは、旧エッシー製の金型を使用したものです【 「M4A1 シャーマン カリオペ」について 】
●第2次世界大戦において各国はロケット兵器を使用しましたが、アメリカ陸軍は砲兵の砲撃支援能力をひじょうに重視した一方、命中精度の劣るロケット砲はあまり使用しませんでした
・ これは、物量に勝るアメリカ軍が生産コストの低い兵器にあまり興味を持たなかったものと思われます
●しかし、ロケット砲の利点である多連装式による濃密な弾幕射撃には興味を引かれ、戦車上に搭載するタイプが開発されました
●このロケット砲は、60連装式の「M8 114mmロケットランチャー」と20連装式の「M17 182mmロケットランチャー」 の2種類が存在しました
●「M8 114mmロケットランチャー」は、「M4」中戦車用に開発され、チューブ式のランチャーを4段式に60連装式として、ロケット弾は羽根を折畳んだ状態で装填されました
●この装置は、脱着は簡単に行なうことが可能で、前線部隊により装着することができ、「M4」中戦車シリーズの各型に搭載が見られます( 「76mm砲 砲塔」型は現在のところ確認できていません)
●「M8 114mmロケットランチャー」は、ノルマンディー戦以前にはイギリスに送られていましたが、ノルマンディー戦での使用例は少なく、実際の活躍は、この戦い以降となっています
●この「M8 114mmロケットランチャー」の使用は1個小隊単位で行なわれ、4~5両による一斉掃射による強力な弾幕により敵を圧倒、敵の戦線に穴を開け、突破するのに用いられました【 「M4A1 シャーマン カリオペ」のキット内容について 】
●この「M4A1 シャーマン カリオペ」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、「カリオペ」を装備した「M4A1」をシャープに再現、鋳造車体として丸みを持ったボディに60連装式のロケットランチャーを装備した迫力在る姿をミニスケールとして楽しむことができる内容となっています
●キットの砲塔は、「75mm砲 砲塔」の後期型が表現されており、「M34A1」型防盾に小判型の装填手ハッチを装備、車長ハッチは両開きタイプとなっています
●「M4A1 シャーマン カリオペ」は、砲塔、車体上部、車体下部、ロケットランチャー部の4ブロックで構成されています
●砲塔は、上下分割式となっています
・ 砲身は上下可動式です
・ 車長、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 砲塔は左右旋回が可能です
●車体上部は、エンジングリル部を除き、一体成型されています
・ 前方のハッチは別パーツで開閉状態が選択できます
・ 前照灯、尾灯、ライトガードがパーツ化
・ サイドフェンダーのパーツが付属しています
●車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式です
・ VVSSサスペンションは左右分割式
●車体内部のエンジン、戦闘室床面、トランスミッションなどが再現されています
●ロケットランチャー部の本体は、各ブロックごとに上下分割されています(計8パーツ)
●国籍マークを再現したデカールが付属しています
●再販アイテム