4号戦車 F2型 (G初期型)
「4号戦車 F2型 (G初期型) (プラモデル) (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7359 )」です
●「4号戦車 F2型 (G初期型) 」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
●ドイツ軍を代表するワークホース(戦車)、大戦中期からあらゆる戦線で活用された「4号戦車G型」を再現しています。
●ドラゴン製1/35スケールの「'39-'45 Series」を下敷きにした細部ディテールを1/72スケールに反映しながら、一体成型化したパーツを多用して、組み易さにも配慮した内容になっています。
【 4号戦車 F2型 (G初期型) 概要 】
●プラスチックパーツ : ドラゴン
●キャタピラ : ベルト式(DS素材)
●エッチング : フェンダー上の空気取入口のハッチ、フェンダー補強板
●塗装パターン : 7種 (ドイツ陸軍)
●デカール : カルトグラフ
●2010年 一部新金型
【 ドイツ Sd.Kfz.161/1 4号戦車 F2型 (G初期型) について 】
●ドイツ軍が大戦前に行った再軍備計画化では、戦車は「1~4号戦車」の4車種に系列化して開発を進めました。
●主力戦車に位置付けいていたのは「3号戦車」でしたが、「独ソ戦」に突入するとソ連軍側の「T-34」や「KV-1」などの新鋭戦車に対抗できる武装強化を進めなければならなくなりました。
●しかし、「3号戦車」の車格では強力な砲を搭載するには限界があり、車体サイズに余裕のある「4号戦車」が主力戦車として改良・発展していきます。
●当初、「4号戦車」は支援戦車の役割を担っていたため短砲身の「24口径 75mm砲」を搭載していましたが、対戦車能力を向上させるために「43口径 75mm砲」を搭載したのが「4号戦車G型」です。
●この「43口径 75mm砲」は、当時の戦車砲としてはかなり強力な主砲であったため、とりわけ「北アフリカ戦」でその威力を発揮、連合軍側から「マーク4(4号戦車のこと)スペシャル」と呼ばれ、恐れられる存在になりました。
●「43口径 75mm砲」は、搭載初期は球形型のマズルブレーキを装備、後期になると複眼式のマズルブレーキへと形状が変化しており、「4号戦車G型」の「初期型」と呼ばれるタイプは、この球形型のマズルブレーキを装備している車輛を指しています。
【 4号戦車 F2型 (G初期型) (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO No.7359) プラモデルの内容 】
●この「4号戦車 F2型 (G初期型)」を再現したプラスチックモデル組立キットです。
●ドラゴン社が「'39-'45 Series」で実現してきた細部ディテール表現を1/72スケールに反映した内容になっており、細かく、かつシャープなディテールをモールド化して再現、小さなサイズにディテールをギュッと凝縮した姿を実現することが可能です。
●また、ミニスケールならではの組み易さにも配慮して、「'39-'45 Series」とは異なり、パーツ数を抑えるように一体成型のパーツを多用しています。
・ ただし、ディテール再現は抜かり無く、一体成型化したパーツもスライド式金型を使用することで、ミニスケールでは省略してしまうような部分にもモールド化してディテールを再現しています。
■ 4号戦車 F2型 (G初期型) パーツ構成
●「4号戦車 F2型 (G初期型)」は「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックに分割した構成。
■ 砲塔
●砲塔部は、上部、前面板、底部に3分割したパーツ構成、上面のネジ穴のモールドやクラッペ部のリベット、雨樋などの細かなディテールもモールド化して再現しています。
・ 砲塔のクラッペは別パーツ化、クラッペ内側の視察装置もパーツ化しています。
●主砲「75mm KwK40 L/43」の砲身部は一体成型化したパーツで再現、スライド式金型を使用して砲口を開口した状態で成型、砲身部は上下に可動させることができます。
・ 同軸機銃及び前方機銃は、細かなディテールをモールド化して再現、機銃口も開口しています。
●車長用キューポラは、2分割のパーツで再現、ハッチは閉じた状態と開いた状態とを選択して組み立てることができます。
■ 車体上部
●車体上部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて製作、取り付けガイドを設けて、形をつくることが比較的容易に出来るようになっています。
・ 前方のハッチは別パーツ化して再現、裏側にもモールドを施しディテールを再現、開閉状態を選択して製作できます・
・ 前方のクラッペは別パーツ化、クラッペ内側の視察装置もパーツ化しています。
・ エンジングリル部の点検ハッチも別パーツ化して再現しています。
●ノテックライト、消化器、ジャッキ、ジャッキ台、クリーニングロッド、シャベル、車間表示灯、予備キャタピラは別パーツ化して再現しています。
●サイドフェンダー及び後部のマッドフラップは別パーツ化して再現、工具類はフェンダー上にモールド化して再現しています。
・ サイドフェンダー上の吸気口カバーは、サイドフェンダーにモールド化している状態か、エッチングパーツをとりつけるか、いずれかを選択して再現します。
■ 車体下部
●車体下部は、後部パネル部を除きバスタブ状に成型したパーツで再現。
・ サスペンションは別パーツ化して再現
・ デフカバーも別パーツ化、特徴的なボルトもモールド化して再現しています。
・ 前面の追加装甲は別パーツ化、前面の予備キャタピラは、装着した状態と装着していない状態とを選択して組み立てることができます。
●後部パネルは、マフラー、補助エンジンマフラー、キャタピラ調整ボルトなどを別パーツ化して再現、後部の牽引装置の有無を選択できるようになっています。
・ マフラーは排気口を開口して成型しています。
●起動輪、誘導輪、上下の転輪はそれぞれ別パーツ化して再現。
・ 上部転輪は一体成型のパーツ、下部転輪は前後2枚を一体成型化したパーツで再現、ハブキャップ周囲部分を別パーツ化して「4号戦車G型」で見られたハブキャップ形状を再現しています。
■ 履帯
●履帯は「Ds素材」によるベルト式履帯、車輪回り部分にくるっと巻いて接着剤で固定します。
・ キャタピラ幅は40cm幅のタイプを再現しています
【 4号戦車 F2型 (G初期型) (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO No.7359) マーキングと塗装 】
●組立説明書内に「4号戦車 F2型 (G初期型)」の「マーキング及び塗装図」をモノクロで記載しています。
・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー/水性ホビーカラー/モデルマスター)。
●マーキング例
・ 第14戦車師団 第36戦車連隊(ロシア/1942年)
・ 第15戦車師団 第8戦車連隊(チュニジア/1942年)
・ 第11戦車師団 第15戦車連隊(ロシア/1942年)
・ 所属不明(東部戦線/1943年)
・ 第22戦車師団 第204戦車大隊(ロシア/1942年)
・ 第12戦車師団 第29戦車連隊(ロシア/1942年)
・ SS第1戦車大隊「LAH」(フランス/1942年)
●マーキング図に対応したデカールが付属。
・ 説明書のマーキング指示に基づいた、国籍マーク、部隊マーク、車体番号などをデカールシートにプリントしています。
・ デカールのプリントはカルトグラフ製。
【 4号戦車 F2型 (G初期型) (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO No.7359) パッケージ内容 】
・ 4号戦車 F2型 (G初期型) ×1
・ エッチングシート ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立説明書 ×1
【 4号戦車 F2型 (G初期型) (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO No.7359) 製品仕様 】
●プラスチックモデル組立キット
・ 各パーツ類はランナー状に成型していますので、パーツを切り離すのに「ニッパー」などの切断工具が必要になります(別売り)。
・ パーツの固定には「プラモデル用接着剤」などの接着剤をご利用下さい(別売り)。
●製品素材 : PS
●パーツ成型色 : ライトグレー
●中国製
●2010年 一部新金型