アメリカ海軍 SSN-711 サンフランシスコ
「アメリカ海軍 SSN-711 サンフランシスコ (プラモデル) (童友社 1/700 世界の潜水艦 No.旧015 )」です
●現用のアメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦「サンフランシスコ」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット【 「原子力潜水艦 サンフランシスコ」について 】
●1950年代後半、アメリカ海軍は原子力潜水艦のノウハウを確立、魚雷によって攻撃を行う攻撃型潜水艦と、弾道ミサイルを搭載する弾道ミサイル潜水艦という2種のカテゴリーに分けて建造が行われました
●同海軍の攻撃型原子力潜水艦では、敵からの探知を防ぐためにその静寂性が重視されていましたが、対峙しているソ連海軍では速度を重視した潜水艦の開発を行っており、これに対抗するために速度性能と静寂性を兼ね備えた潜水艦として1972年に建造されたのが「ロサンゼルス級」です
●この「ロサンゼルス級」においてアメリカ海軍の攻撃型潜水艦は一つの完成域に達し、静寂性、潜水能力、速力、そしてトマホークミサイルなどを搭載できる汎用性により、同海軍の攻撃型潜水艦戦力の主力を締めるようになります
●「サンフランシスコ」は、「ロサンゼルス級」の24番艦として1981年に竣工、数度の改良を実施しながら現在においても第1線で活躍しています
●しかし、同艦は2005年1月、グアム沖の海底において座礁事故を起こしてしまい損傷、幸いにも原子炉には損傷がなく、その後ドックに入廠して修理が行われました
●「サンフランシスコ」は、2010年代後半まで現役に務めるものとされ、修理後は通常の任務に従事しています【 「アメリカ海軍 SSN-711 サンフランシスコ」のキット内容について 】
●このアメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦「サンフランシスコ」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●「ロサンゼルス級潜水艦」のフォルムを捉え、1/700スケールに沿った適度なディテール表現で「原子力潜水艦 サンフランシスコ」を再現、コレクション性を重視してパーツ数を抑えた内容となっています
●喫水線以下も再現されたフルハルモデルです
●「原子力潜水艦 サンフランシスコ」の船体は上下分割式で、これに艦橋構造物などを取り付ける構成となっています
●船体部分は上甲板部には各種ハッチと右舷側の突起部、船体には魚雷発射管やパネルラインがスケールに沿ってモールドされています
・ 艦尾の「ハイスキュード・スクリュー」は別パーツで再現
●艦橋は一体成型となっています
・ 艦橋は、潜望鏡を出した状態と、潜望鏡を収納した状態の2種が用意され、選択して使用します
・ 艦橋部の安定板は別パーツで再現
●ディスプレイスタンドが付属しています
・ ディスプレイスタンドには艦底部の曲面にフィットするガイドが設けられ、船体を安定してディスプレイすることが可能です
【 塗装とマーキング 】
●説明書には「原子力潜水艦 サンフランシスコ」の1種類の塗装例が記載されおり、喫水表示や艦番号、ハッチ表示などを再現したデカールが付属しています
-----------------------------------------------【 「世界の潜水艦 」について 】
●第2次世界大戦から現代に渡る世界各国の潜水艦を統一スケールで再現、コレクション性を重視したシリーズが童友社の「世界の潜水艦」です
●スケールはコレクション性に優れた1/700、同スケールの艦船モデルとのコレクションも楽しむことができます
●パーツ数は極力抑えながらも、ツボを押さえた成型技術により、比較的単純な形である潜水艦のフォルムとディテールとがしっかりと表現されています
●潜水艦という特殊性からフルハルモデルとなっており、展示スタンドも付属しています
●各キットを並べて飾れば、各国の潜水艦思想の違い、時代による形状の変化、その役割の変遷などを感じ取ることができるでしょう