ドイツ sWS 重ハーフトラック ソフトキャビン
「ドイツ sWS 重ハーフトラック ソフトキャビン (プラモデル) (マコ 1/72 AFVキット No.7201 )」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の重ハーフトラック「sWS 重ハーフトラック」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「3tハーフトラック」と「5tハーフトラック」を統合する後継車両として登場したドイツ軍の重ハーフトラック「sWS 重ハーフトラック」を再現、非装甲化タイプである「ソフトキャビン型」を再現した内容となっています
【 「sWS 重ハーフトラック」について 】
●1942年5月、ヒトラーは東部戦線用の新しいハーフトラックの開発を命じます
●このハーフトラックは、泥濘地が多く通常の装軌車でも走行が困難となる東部戦線において、速度性能を落としても機動力を確保するという仕様で開発を進めました
●この車輌は1943年の春に試作車が完成、この車輌は最高速度を28km/hと抑え、その分エンジントルクを上げて、泥濘地などの地面との抵抗が高い地形での走行能力を向上しています
●また、ハーフトラックとしては非常に幅広の履帯を採用しており、接地圧が低いために不整地踏破能力が高く、雪原や泥濘地での機動力を確保しているのが特徴でした
●この車輌は「重国防軍(sWS)牽引車」として制式化、「3tハーフトラック」と「5tハーフトラック」の後継として優先的に生産する車両となっていましたが、量産化は遅れ、1943年中に完成した車輌は5両に止まり、終戦時までの生産数は825両に過ぎませんでした
【 「ドイツ sWS 重ハーフトラック ソフトキャビン」のキット内容について 】
●この「sWS重ハーフトラック ソフトキャビン」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、ミニスケールらしい省略が行なわれながらも繊細かつクッキリとしたモールドにより「sWS 重ハーフトラック」をシャープに再現した内容となっています
●また、細部パーツはプラスチック成型の限界に近い程、細くまたは薄く成型しており、スケール感を損なわない造形となっています
●「sWS重ハーフトラック ソフトキャビン」は、「キャビン部」「荷台」「車体下部」の3ブロックで構成しています
【 キャビン部 】
●キャビン部は、ベースとなるフェンダー部分にボンネット、フロントグリルなどを積み上げる構成となっています
・ 操縦席部分は、ハンドル、各種レバー類が別パーツ化
・ メーターパネルを再現するデカールが付属しています
・ キャビン上部はキャンバスを張っている状態を再現しています
・ 前照灯、ノテックライト、車幅表示ポールなどは別パーツで再現
・ シャベル、ツルハシ、斧、ワイヤーカッターなどの車載工具類は別パーツで再現しています
【 荷 台 】
●荷台は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
・ 幌は展開状態を再現したパーツが付属、側面と後部とは巻き上げた状態を再現しています
【 車体下部 】
●車体下部は、箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製します
・ サスペンションアームは側面パネル上にモールドで再現しています
・ 転輪は外側の部分は1枚ずつパーツ化、内側の部分は2個組み、もしくは5個組みの状態に一体成型となったパーツで構成
【 履 帯 】
● 履帯は、接着連結式履帯が付属しています
・ 履帯は、上部と下部の直線部は数枚が繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツ構成です
【 「sWS 重ハーフトラック ソフトキャビン」の塗装とマーキング 】
●「sWS重ハーフトラック ソフトキャビン」のマーキングとして、ドイツ軍仕様1種とアメリカ軍捕獲仕様車1種の合計2種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
●パーツ数 : 164点
【 「ドイツ sWS 重ハーフトラック ソフトキャビン」のパッケージ内容 】
・ sWS重ハーフトラック ソフトキャビン ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2010年 新金型
●2015年 パッケージ変更