アントノフ An-2 コルト ロシア空軍/ポーランド空軍
「アントノフ An-2 コルト ロシア空軍/ポーランド空軍 (プラモデル) (バロムモデル 1/48 ミリタリーエアクラフト プラモデル No.48001 )」です
●「アントノフ An-2 コルト ロシア空軍/ポーランド空軍」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次大戦中に設計され1947年に初飛行を果たしたソビエトの小型輸送機「アントノフ An-2」は、胴体はモノコック式の金属製であったものの、複葉の翼の一部が布張り、プロペラも木製の4翅で、当時の視点からすればやや時代遅れの感のする機体でした
●このような機体を構成する構造は、機体の丈夫さと扱いやすさを優先した結果採用されたものでした
●「アントノフ An-2」は本来の目的である「物資輸送」のほか、機体の特性を活かした「小規模爆撃」やレーダーに映らないステルス性を利用しての特殊部隊の「パラシュート降下」など、多用な任務で活躍をします
●この「アントノフ An-2」は、1960年にはソ連国内での生産が終了しますが、その後ポーランドにおいてライセンス生産されただけでなく、中国でもライセンス生産され、現在でも現役輸送機として運用されています
●この「アントノフ An-2」を再現した組み立てキット
●機体胴体は左右分割のパーツで構成、機首カウル部、2枚の主翼、水平尾翼などは別ブロック化して再現され、胴体パーツを組立て後、各ブロックを取り付ける形で組み立てます
・ 機体胴体にはパネルラインやリベット跡を繊細な凹モールドで再現し、全金属製胴体の表現をしています
●機体胴体内のカーゴ部はフロアやシートなどを再現しています
●機体胴体の丸窓はクリアパーツで再現されています
●エンジンカウルは左右分割のパーツで構成、エンジン表面を再現したパーツもセットされています
・ 4翅のプロペラはそれぞれ独立したパーツで構成され、スピナー部に1個1個取り付ける形となっています
・ カウル上面、右側面、下面に装備された排気管類はレジン製のパーツで再現しています
●一部布張りの主翼及び水平尾翼部は上下分割のパーツで構成
・ 金属&布張りの構造を凹凸を交えたモールドで再現しています
・ 主翼部のフラップ、補助翼は別パーツで構成、フラップ支柱なども別パーツで再現されています
・ 翼間支柱はプラスチック製パーツ、主翼間にクロスして張られた補助支柱は別売りの真鍮線などで再現します
●降着装置は脚柱、タイヤを別パーツ化して再現しています
●視界を広くとったキャノピーはワンピースのクリアパーツで再現
・ キャノピーパーツには窓枠が彫刻にて再現されています
・ コクピット内はシート、計器盤、コンソール、操縦桿、フットペダル、隔壁などが再現されています
・ 軍用仕様のコンソールはレジン製パーツ、シートベルトはエッチングで再現されています
●塗装指示は説明書内にカラーで2種
・ WSK PZL An-2TD : ポーランド空軍 第13輸送部隊 (1G7447/カラコフ)
・ An-2T : ロシア空軍所属機 (2001年)
のいずれか1種を再現することが可能です
●塗装指示に基づいた、機首のシャークティース、部隊エンブレム、国籍マーク、機体標識、ステンシルなどを再現したデカールが付属しています
●エッチングシート(シートベルトなど) ×1 付属
●レジンパーツ (コンソール、排気管など) 付属