3号突撃砲 F/8型 w/ヴィンターケッテン (StuG.3 Ausf.F/8)
「3号突撃砲 F/8型 w/ヴィンターケッテン (StuG.3 Ausf.F/8) (プラモデル) (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6644 )」です
●「3号突撃砲 F/8型 w/ヴィンターケッテン (StuG.3 Ausf.F/8)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の突撃砲「3号突撃砲」を再現したキットで、長砲身型の「75mm砲」を搭載した最初の型式である「F型」の車体形状変更タイプである「F/8型」が表現されています
●キットは、低いシルエット(「F/8型」は「G型」よりも車高が低い)に長砲身砲を搭載、幅広の「ヴィンターケッテン」履帯を装着した特長的な姿を再現した内容となっています
●「3号突撃砲」とは、当初は歩兵を支援する兵器としての役割を持つ車両としてドイツ軍により開発されました
●この「3号突撃砲」は、「3号戦車」から砲塔を撤去し、戦闘室に直接に砲を搭載する方式により、砲塔タイプの戦車型よりも大型の砲を積むことができました
●この為、「3号戦車」と比べて車高が低く、砲塔を持たない関係で、生産コストが安いというメリットも有りました
●「3号突撃砲」は、「突撃砲大隊」の主装備として戦場に登場、当初の目的通りに歩兵の支援に活躍しました
●また、装備する「24口径75mm砲Stu37」は、単砲身ながら或る程度の対戦車能力を持ち、対戦車戦にも存在感を表し、特にその低シルエットは戦車戦に有効であることが注目されることとなります
●「3号突撃砲」は、「A型」から「E型」まで「24口径75mm砲Stu37」を搭載、「F型」では対戦車能力を大幅に向上させた長砲身型「43口径もしくは48口径 75mm砲StuK40」に変更されます
●一方、「A型」から「F型」までは車体形状が同一でしたが、当時量産中であった「3号戦車 J型」に準じた車体に変更され、これが「F/8型」と呼ばれました
・ 「F型」と「F/8型」との形状の違いは、側面装甲板の延長部分という形で車体前面に牽引孔が設けられ、エンジンルームも後方へ延長されています(「G型」と同じ)
●「F型」は1942年3月から359両、「F/8型」は1942年9月から334両が生産、当時の主力戦車である「3号戦車 J~M型」が「50mm戦車砲」を搭載するのに対し、遥かに強力な威力を持つ「75mm砲StuK40」により対戦車戦闘に活躍しました
●この「3号突撃砲 F/8型 」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、ディテール再現を重視しながらも組み易さが考慮され、低いシルエットで強力な主砲を持つマッシブな「3号突撃砲 F/8型」の雰囲気を表現した内容となっています
●また、冬季用履帯「ヴィンターケッテン」が付属し、幅の広い履帯が持つ迫力と安定感の在る姿を楽しむことができます
●キットは、従来品であるドラゴン社の「Sd.Kfz.142/1 3号突撃砲 F/8型」とは異なる新金型キットで、評価の高いスマートキット版「ドイツ 3号突撃砲 Ausf.G 初期型 」をベースとしたものです
●戦闘室内部は、砲尾、照準器、無線機などが再現され、ハッチを開けた状態から見える内部構造を楽しめます
●主砲は、本体部分が一体成型され、先端部のマズルブレーキは3分割式で内部構造も再現しています
・ 箱型の防盾パーツが付属
●車体上部は、前部、戦闘室、エンジングリル部の3ブロックで構成されています
●前部ブロックは、点検用ハッチが別パーツとなっており、開閉状態が選択可能です
・ ハッチ裏側の大型の固定ロックがパーツ化されています
●戦闘室ブロックは、前面と天板を除き一体成型されています
・ 戦闘室前面は、左右それぞれ2個のパーツで構成され、ボルト止めの追加装甲を再現しています
・ 操縦手用ビジョンブロックのガラス部にはクリアーパーツが用意されています
・ 天板に付く機銃用の防盾は、展開状態と倒した状態とが選択できます
・ 砲隊鏡パーツが付属、収納状態と使用状態とが選択可能
・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 照準器用ハッチも別パーツ化され、開閉状態を選択できるようになっています
・ 複雑な形状の照準器カバーは、一体成型された金属製パーツが付属しています
●エンジンルームブロックは、側面の吸気口が別パーツとなっています
・ 吸気口のメッシュを再現したエッチングパーツが付属しています
・ 各点検ハッチは別パーツとなっています
●左右フェンダーは、それぞれ本体とは別パーツとなっています
・ フェンダー支持架は、別パーツ化されています
・ 後部のマッドフラップは別パーツで、マッドフラップ内側の構造物はプラパーツとエッチングパーツとが選択できます
・ 工具類のパーツは、固定具が一体成型されています
●戦闘室内部が再現されています
・ 主砲の後部は、砲尾、砲架、照準装置などが細かなパーツ分割により再現
・ 戦闘室内部のスポンソン部には、3台の無線機がパーツ化されています
・ 戦闘室内部の底板や、後部の隔壁も再現、隔壁上部に取り付けられている「MP-40」と、その取り付けベルトも付属しています
●車体下部はバスタブ式に一体成型されています
・ サスペンションアームは別パーツ、トーションバー本体もパーツ化されています
・ 履帯はマジックトラックによる接着連結式で、雪道踏破用の幅が広い「ヴィンターケッテン」が付属しています
・ 履帯に取り付ける防滑具のパーツ(30個)が付属、地表の状況に応じた防滑具の装着状態が選択できます
●吸気口のメッシュや、誘導輪内側などを再現するエッチングパーツが付属
●牽引ワイヤーのワイヤー部分を再現する為の金属製のワイヤーが付属しています
●マーキングは、3種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第901突撃砲旅団(ハリコフ / 1943年)
・ 第901突撃砲旅団(ハリコフ / 1942年~1943年)
・ 第14空軍野戦師団(ノルウェー / 1943年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊記号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています
・ デカールのプリントはカルトグラフ社製
●2011年 一部新金型