ドイツ重戦車 タイガー 1 (初期型)
「ドイツ重戦車 タイガー 1 (初期型) (プラモデル) (ズベズダ 1/72 ミリタリー No.5002 )」です
●「ドイツ重戦車 タイガー1」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ドイツ軍の代表的な重戦車である「タイガー1」の「初期型」を再現したキットで、同車の持つ重厚で迫力あるフォルムが表現されています
●キットは、ミニスケールらしくパーツ分割は最小限に抑えられ、一体成型を多用しながらも、精密感を失わずに組み易い内容となっています
●本キットは、接着剤を使用しなくても組立てられる「スナップキット」です
●「Sd.Kfz.181 タイガー 1 重戦車」は、ドイツを代表する重戦車で、その原型の開発は大戦勃発の直後の1940年頃から始まりました
●当時は、まだソ連軍新鋭戦車である「T-34」や「KV-1」などの存在は明確化していなかった為、そのデザインには影響されずに本来のドイツ戦車らしい傾斜装甲を採用しない直線的なフォルムとなりました
●主砲は、有名な「88mm高射砲」を車載型に改良した「88mm戦車砲 KwK36」を搭載、当時の戦車が持つ主砲としては最強の威力を誇りました
●また、最大装甲厚100mmの分厚い装甲を持ち、重戦車らしい攻守優れた戦車でした
●この「タイガー1」は、1942年7月の生産開始から1944年8月の終了時(後の生産は「タイガー2」に移行)までに合計1354両が生産、主に重戦車大隊に配備され、各戦線で華々しい活躍を果たしました
●「タイガー1」は、その生産時期により数々の改良が行われており、「極初期型」、「初期型」、「中期型」、「後期型」等に区分されています
●この「Sd.Kfz.181 タイガー 1」の「初期型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●キットは、「スナップキット」としてパーツ数は少なめとなっており、特に転輪部分は省力化が進められ、組み易さが工夫されています
●ただし、「スナップキット」ながら全体の彫刻はシャープで、エンジングリルの処理やスケールに沿った薄さの履帯など、ミニスケールでのディテールポイントがしっかりと押さえられています
●砲身は一体成型となっており、上下に可動式です
・ 防盾部は別パーツで、砲身基部のボルトなどもモールドが施されています
●砲塔は、後部のゲベックカステンを含めて上下2分割式で、スライド式金型により脱出ハッチ、ピストルポートなども一体モールドされています
・ キューポラは、上部が別パーツとなっており、側面の視察口も表現されています
・ 砲塔は旋回が可能です
●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型されており、これに車体前面板を取り付ける構成となっています
・ 車体上部パーツには、ライトコードのモールドが入っており、エンジングリルのスリット部はきれいに貫通した状態が再現されています
・ 車体上部のボッシュライト、牽引ワイヤー、シャベル2種、斧、バール、ワイヤーカッター、消火器、ハンマーなどは別パーツとなっています
・ 車体上部の4箇所に存在するSマイン発射器は別パーツにて再現
●車体後部は、排気管、エアークリーナー、ジャッキなどが別パーツとなっています
・ エアークリーナーから車体に伸びるパイプは、車体側のジョイント部と一体化されたパーツが用意されています
●車体下部は、バスタブ式となっており、サスペンションアームと後部フェンダーも一体成型されています
●複雑な構成の足周りは、起動輪、誘導輪が左右2分割式、転輪は内側3列が2分割式で、外側から見て第2列目が1パーツ、一番外側の転輪は1枚ずつのパーツとなっています
●履帯はプラスチック素材による一体成型されたベルト式が付属
・ 裏表共細かなモールドとなっており、センターガイドも表現されています
・ 履帯パーツ中央の突起を転輪に巻きつけながら装着させて行きます
●マーキングは、2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ SS第1装甲擲弾兵師団 「ライプシュ・タンダルテ・アドルフヒトラー」重戦車中隊 1331号車 (クルスク/1943年7月)
・ SS第3装甲擲弾兵師団 「トーテンコープフ」重戦車中隊 931号車 (クルスク/1943年7月)
●説明書の塗装例に基づく国籍マーク、師団マーク(クルスク戦時)、車体番号などを再現したデカールが付属
●2010年 完全新金型