4号駆逐戦車 L/70 ラング
「4号駆逐戦車 L/70 ラング (本) (モデルアート モデルアート AFV プロフィール No.001 )」です
●モデルアート AFVプロフィール「4号駆逐戦車 L/70 ラング (モデルアート臨時増刊 No.807)」です
●高い貫通能力の「70口径 7.5cm Pak42 対戦車砲」を搭載した「4号駆逐戦車 L/70 ラング」は、全連合軍戦車を遠距離から撃破可能な打撃力を持っていました
●また、ラングの至近距離へと肉薄しない限り、貫通させることができない厚い前面装甲を装備、4号戦車の最終進化系車輌として第3帝国最後の日まで、迫りくる連合軍に対し、厚い防衛線を築きました
●本号よりスタートした「モデルアート AFVプロフィール 第1号」では、この「4号駆逐戦車 L/70 ラング」に焦点を絞って特集
●現存する「ラング」についての大量のディテール写真と開発に伴う外観的な特徴と変遷、部隊配備と戦歴の記事、新考証を踏まえた1/35スケール図面(新規)、カラー塗装図、サイバーホビー・タミヤ両キットの作例などを掲載、「ラング」作成の際には手元に置いておきたい内容となっています
●巻頭は「ラング 1/35 塗装図コレクション」、ラングの塗装パターン14種をカラーページで紹介します
●塗装図パターンの紹介に続いて、カラーページでサイバーホビー製「4号駆逐戦車 L/70 ラング」及びタミヤ製「4号駆逐戦車 ラング」の作例2点を掲載
・ サイバーホビー製「4号駆逐戦車 L/70 ラング」の作例記事では、キットをよりよくみせるためのディテールアップポイントを紹介し、「光と影 迷彩」塗装を塗装ステップごとのカラー写真で詳細に解説しています
・ さらに、迷いがちな大量の選択パーツについて、選択の基準を解説した「ラング 選択パーツガイド」もあり、サイバーホビー製キット作成の際に非常に役立つ記事となっています
・ タミヤ製「4号駆逐戦車 ラング」の作例記事では、ディテールアップのポイントを解説、車体にはツィメリットコーティングを施し、素直な好キットの魅力を引き出した作例となっています
●「4号駆逐戦車~4号戦車ラングの外観的特長と変遷」では、「ラング」の基本形となった「L/48」の車体から解説を始め、開発の過程を順次追いながら変遷のポイントを写真とイラスト、4面図を交えながら「L/70A」までの車体について解説しています
●「ラングの戦歴と部隊配備」では「ラング」が配備された部隊について、部隊一覧表やヨーロッパ地図に配置された配置表を交えて解説、さらにラング搭乗員についての服装についてもカラーイラストを交えて言及しています
●「ディテールファイル」では現存する車輌の各部クローズアップ写真を大量に掲載、丁寧に記載された写真解説とともに「ラング」のディテールを明らかにしています
・ 取材した車輌は、アバディーン、クビンカの両博物館の車輌を中心に、イギリス軍捕獲車輌、カナダのオタワにある最後期型車輌の写真もあわせて掲載しています
・ 写真解説を補う形で、部分的に線図のイラストも掲載され、より理解しやすくなるように工夫もされています
●このほか、コラムとして「ラングの謎」2題を掲載、いままで思い込まれていた疑問への解説を掲載、巻末のフォトギャラリーではフォトギャラリー風に戦場での「ラング」の姿を掲載しています
●模型製作に役立つ内容であるのはもちろん、「ラング」の実車の理解を深めてくれる1冊となっています
●内容目次
・ 4号駆逐戦車 L/70 ラング(V)(A) カラー塗装図 (遠藤 慧)
・ 1/35モデリングガイド
サイバーホビー 「4号駆逐戦車 L/70 ラング」 (安田征策)
タミヤ製 「4号駆逐戦車 ラング」 (託摩詠規)
・ 4号駆逐戦車 L/70 ラングの外観的特長と変遷 (寺田光男)
・ ラングの戦歴と部隊配備 (きたむらひろし)
・ ディテールファイル
・ Pz.470(V)(A) フォトギャラリー
・ コラム 「ラングの謎 1」「ラングの謎 2」 (岡田 臣)
・ 1/35スケール 4面図 4号戦車 ラング (V) (遠藤 慧)
1944年 8月生産車
1944年 9月前後生産車
1945年 3月生産車
●B5版
●全136ページ / うちカラー36ページ
●平成22年10月15日 発行