タイ・ファイター (サイナー・フリートシステムズ TIE/Ln)
「タイ・ファイター (サイナー・フリートシステムズ TIE/Ln) (プラモデル) (ファインモールド 1/48 スターウォーズ シリーズ No.SW012 )」です
●「タイ・ファイター (サイナー・フリートシステムズ TIE/Ln)」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●映画「スターウォーズ」の「エピソード4~6」に登場する帝国軍の主力戦闘機「タイ・ファイター」を再現したキットです【 「タイ・ファイター」について 】
●1977年にアメリカで公開された映画「スターウォーズ・エピソード4」は、従来にSF映画とは一線を画した作品でした
●それまでのSF映画が地球を起点としているのに対し、「スターウォーズ」は地球が全く関与しない、銀河内における帝国軍と共和国軍の戦闘及び、主人公を絡めてのストーリーが展開されます
●この設定により、自由な発想が可能となり、一部のSFファンからは「スペース・オペラ」と揶揄されますが、観衆は大画面に映し出される宇宙での物語りに酔いしれ、一大ムーブメントとなりました
●この「スターウォーズ」を支えたのが当時最新鋭の特撮技術で、それまでのSF映画で培われていた技術が一気に開花した瞬間でもありました
●また、同様に「スターウォーズ」の人気を不動にしたのが、宇宙船のデザインと模型技術であり、冒頭の「スターデストロイヤー」の巨大な迫力、全く新しい概念の特徴的な形状の戦闘機、そして宇宙船の各部に表現された複雑なディテールなどに魅了させられました
●また、同作品で見られたのが、徹底したウェザリング表現で、汚しや塗装の剥がれによって、いかにも日常的に使用されている「機械」や「兵器」というものを印象付けています
●ただし、地道に抵抗活動を行なう共和国軍側は激しいウェザリング、対して帝国軍側は常に綺麗に磨かれた上に、白と黒のモノトーンでまとめられて、如何にも高潔で強いという印象を与えたのでした
●「タイ・ファイター」は、その帝国軍の象徴的な戦闘機で、2枚のソーラパネルに挟まれた円形のコクピットを持つという簡略化されたフォルムながら、見る者に強いインパクトを与える存在です
●特に、その飛行音とも相まって「帝国軍 = 悪(ダークサイド)」という図式を印象付けますが、逆に「悪 = 強さ」をも感じさせる絶妙なデザインとなっています
●映画上では、完全に悪役的に登場しますが、帝国軍のスターデストロイヤーと同じように人気の高い機体となっています
「タイ・ファイター」実機について
●「タイ・ファイター」は、帝国軍の代表的な短距離戦闘機で、両サイドの大型ソーラーパネルを元にしてツイン・イオンエンジンに動力を供給するシステムで、小型、軽量の機体により高い機動性を発揮しました
●大型の共和国軍側の戦闘機よりも防御力には劣りますが、形状的にも生産が行い易いために数の上では常に共和国軍を上回り、集団的に使用することで、欠点を補う戦術を採っています
●この「タイ・ファイター」は、後に攻撃力が強化された「タイ・インタセプター」、爆撃力を持つ「タイ・ボマー」という機体開発のベースとなりましたが、その後も帝国軍内で広く使用されています
【 「タイ・ファイター (サイナー・フリートシステムズ TIE/Ln)」のキット内容について 】
●この「タイ・ファイター」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、アメリカ「ルーカスフィルム」社より提供された資料をもとに徹底した検証によりモデル化したもので、映画で使用されたプロップを忠実に再現、「タイ・ファイター」のフォルムとディテールが表現されています
・ 映画で使用されたプロップは撮影用であり、各ウィンドー部は再現されておらずに枠のみとなっており、キットはこの状態も再現可能となっています
●「タイ・ファイター」のコクピットは、主要部分は4パーツで構成され、座席、操縦桿などがパーツ化されています
・ コクピット側面の幾何学パターンを再現したデカールが付属
・ 着座姿勢のパイロットフィギュアが1体付属しています
●「タイ・ファイター」の機体は、機体中央部と、左右のソーラーパネルの3ブロックで構成されています
●機体中央部は前後分割式で、前部ウィンドー部、上部ハッチ、下部、エンジン部が別パーツとなっています
・ 前部ウィンドー部と上部ハッチは、窓枠の部分とウィンドー部が別パーツで、ウィンドーはクリアーパーツです(ウィンドーを取り付けずに、プロップの状態とすることもできます)
・ レーザー砲は別パーツにて再現
●ソーラーパネル部は、中央部のパネル本体と、左右の枠の部分の3パーツで構成されています
・ パネル本体は、黒色の成型色となっています
・ パネル部には細かなスリット状のモールドが彫刻されています
●「タイ・ファイター」の飛行状態を再現するスタンドが付属しています
●立ち姿の帝国軍の士官が1体付属
・ 後ろで、手を組んでいるポーズとなっています
●各部の細かな注意表示などを再現したデカールが付属しています
●2010年 完全新金型