ドイツ 3号突撃砲 G型 中期型 黒騎士中隊 (黒騎士物語)
「ドイツ 3号突撃砲 G型 中期型 黒騎士中隊 (黒騎士物語) (プラモデル) (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6658 )」です
●「ドイツ軍 3号突撃砲 G型 中期型 黒騎士中隊 (黒騎士物語)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●戦争劇画の第一人者である小林源文氏の代表作「黒騎士物語」に登場するカリスマ的指揮官「バウアー大尉」、その「バウアー大尉」が後半で指揮する「黒騎士中隊」の第3小隊に配備された「3号突撃砲G型」を再現、「ドイツ軍 パンター A 後期型 黒騎士中隊」に続く「黒騎士物語シリーズ」第2弾となっています
●ドラゴン社「3号突撃砲 G型 初期型」のキットをベースに、「黒騎士中隊」のエンブレムと車体番号のデカールと、ボーナスパーツのフィギュア2体がセットされた内容となっています
● 「黒騎士物語」は1980年代にホビージャパン誌上で連載され、戦車モデラーに影響を与えた伝説的な戦争劇画で、1943年の秋、戦局が悪化してゆく東部戦線を部隊に「ドイツ国防軍 第8戦車中隊」通称「黒騎士中隊」を率いる「エルンスト・フォン・バウアー大尉」の奮闘を描いています
・ 「黒騎士中隊」は当初「4号戦車」で編成、中隊長の「バウアー」は最初の回において負傷し、それ以降片目の眼帯がトレードマークとなります
・ 物語が進むにつれ、「バウワー」の率いる「黒騎士中隊」はソビエト軍の猛攻に曝されて徐々に損耗して行きます
・ 半ば全滅状態となった「黒騎士中隊」は、懲罰部隊などから兵員を補充、装備車両も「パンターA型」や「3号突撃砲」が配備され、新生「黒騎士中隊」へと生まれ変わり、再びソビエト軍と死闘を繰り広げて行きます
・ おなじみの「黒騎士中隊」のエンブレムはデカールで再現され、さらにボーナスパーツとして新金型の1/35スケール「バウアー大尉」の半身像と「シュルツ曹長」の立像フィギュア(計2体)が付属しています」
●「3号突撃砲」とは、当初は歩兵を支援する兵器としての役割を持つ車両としてドイツ軍により開発されました
●この「3号突撃砲」は、「3号戦車」から砲塔を撤去、戦闘室に直接に砲を搭載することで、狭い砲塔に積むよりも大型の砲を積むことができました
●この為、「3号戦車」と比べて車高が低く、砲塔を持たない関係で、生産コストが安いというメリットも有りました
●「3号突撃砲」は、「突撃砲大隊」の主装備として戦場に登場、当初の目的通りに歩兵の支援に活躍しました
●また、装備する「24口径75mm砲Stu37」は、単砲身ながら或る程度の対戦車能力を持ち、対戦車戦にも存在感を表し、特にその低シルエットは戦車戦に有効であることが注目されることとなります
●そこで、より対戦車能力の高い長砲身砲を搭載した「3号突撃砲F/8」が生産、そしてより進化した「3号突撃砲G型」が作られます
●この「3号突撃砲G型」は「48口径 75mm砲 StuK40」を搭載、最大装甲厚は80mmと、ソ連軍の「JS-2」重戦車を除く連合軍戦車に対し、有利に戦える能力を誇っていました
●「3号突撃砲G型」の生産は1942年12月から始まり、敗戦時までに8400両余りが作られ、突撃砲部隊はもとより、戦車不足の戦車部隊にも配備され、ドイツ機甲部隊戦力の重要な一翼を担いました
●この「3号突撃砲 G型 中期型 黒騎士中隊」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●同社「3号突撃砲 G型 初期型」のキットをベースとし、ディテール再現を重視しながらも組み易さが考慮され、低いシルエットで強力な主砲を持つマッシブな実車の雰囲気を表現した内容となっています
●戦闘室内部は、砲尾、照準器、無線機などが再現され、ハッチを開けた状態から見える内部構造を楽しめます
●キットは、中期型仕様とする為の「ザウコプフ」防盾が用意され、中期型シュルツェン架とシュルツェン本体が付属しています
●主砲は、本体部分が一体成型され、先端部のマズルブレーキは3分割式で内部構造も再現しています
・ 一体成型の「ザウコプフ」防盾パーツが付属
・ 主砲の後部は、砲尾、砲架、照準装置などが細かなパーツ分割により再現されています
●車体上部は、前部ブロック、戦闘室ブロック、エンジンルームブロックで構成されています
●前部ブロックは、点検用ハッチが別パーツとなっており、開閉状態が選択可能です
・ ハッチ裏側の大型の固定ロックがパーツ化されています
●戦闘室ブロックは、前面と天板を除き一体成型されています
・ 戦闘室前面は、左右それぞれ2個のパーツで構成され、ボルト止めの追加装甲を再現しています
・ 操縦手用ビジョンブロックのガラス部にはクリアーパーツが用意されています
・ 天板に付く機銃用の防盾は、「MG-42機関銃」用に開口部が大型化したパーツが付属し、展開状態と倒した状態とが選択できます
・ 「MG-42機関銃」はスライド式金型により、銃口と上部の放熱口が開口処理されています
・ 戦闘室内部のスポンソン部には、3台の無線機が再現されています
・ 戦闘室内部の底板や、後部の隔壁もパーツにより再現
●エンジンルームブロックは、側面の吸気口が別パーツとなっています
・ 吸気口のメッシュを再現したエッチングパーツが付属しています
・ 各点検ハッチは別パーツとなっています
・ 予備転輪に差された状態が良く見られる履帯ピンのパーツが付属
●車長キューポラは、本体と上部リング部、そして内側のエッチングパーツの3個のパーツで構成されています
・ ペリスコープは、クリアーパーツが用意されています
・ 砲隊鏡パーツが付属しています
・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ また、車長ハッチに存在する砲隊鏡用の小ハッチも別パーツ化され、開閉状態を選択できるようになっています
●左右フェンダーは、それぞれ本体とは別パーツとなっています
・ フェンダー支持架は、別パーツ化されています
・ 車体上部との支持板はエッチングパーツで再現
・ 工具類のパーツは、固定具が一体成型されています
●シュルツェンは、中期仕様の中央上部が2重になったタイプが再現されています
・ シュルツェン架は、実車と同様に薄く成型されています
・ シュルツェンはアルミ製のパーツが付属し、1枚づつ取り付ける構成となっています
●車体下部はバスタブ式に一体成型されています
・ サスペンションアームは別パーツ、トーションバー本体もパーツ化されています
・ 履帯はマジックトラックによる接着連結式です
●吸気口のメッシュや、誘導輪内側などを再現するエッチングパーツが付属
●牽引ワイヤーのワイヤー部分を再現する為の金属製のワイヤーが付属しています
●シュルツ曹長の立像とバウアー大尉の半身像のフィギュアが付属
・ シュルツ曹長は、戦車服に略帽姿で、直立不動のポーズとなっています
・ バウアー大尉は、ハッチから身を乗り出し、両手で双眼鏡を持って視察中のポーズ
・ 「黒騎士物語」としてだけではなく、通常の戦車兵フィギュアとして転用も可能です
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されており、それに基づく中隊マークと車体番号のデカールが付属しています
●デカール内容
・ 黒騎士中隊マーク ×4
・ 「1」 ×2
・ 「2」 ×2
・ 「3」 ×4
・ 「4」 ×2
・ 「5」 ×2
・ デカールのプリントはカルトグラフ社製
●黒騎士物語キットシリーズ第2弾
●2010年 一部新金型