M51 I シャーマン (スーパーシャーマン)
「M51 I シャーマン (スーパーシャーマン) (レジン) (マツオカステン 1/144 オリジナルレジンキャストキット (AFV) No.MTUAFV-041 )」です
●「M51 I シャーマン」を1/144スケールで再現したレジン製組立キット
●1948年頃のイスラエルは正規の兵器輸入がほとんどできない状態にあり、慢性的な兵器不足を解消するため、第2次対戦時後世界各国に散りばめられた「M4 シャーマン」のスクラップ車輌に着目をします
●アメリカ陸軍を中心とする連合軍で運用されていた「M4 シャーマン」系列の戦車は、当時のアメリカの高い工業技術を背景に製造されていたため機械的な信頼性が高く、かつ「M4系列」同士のパーツの互換性もあったため、イスラエルにスクラップ車輌として輸入した「M4 シャーマン」をリストアして運用することで兵器不足の解消を図ることとなりました
●このリストアされ、主砲を中心にアップグレードされた「M4 シャーマン」は「スーパーシャーマン」と呼ばれ、主に搭載砲の違いによって「M1 スーパーシャーマン」「M50 スーパーシャーマン」「M51 スーパーシャーマン」などのバリエーションが存在します
●「M51 スーパーシャーマン」は、第3時中東戦争前の1962年に開発され、主砲に「AMX-30」と同じ「105mm砲」を搭載、エジプト軍などアラブ諸国が保持するソ連製戦車に対し圧倒的な戦果を挙げることができました
●この「M51 I シャーマン」を1/144で再現した組立てキット
●「M4A1 シャーマン」の鋳造車体をベースに「105mm砲」を搭載した「M51 I シャーマン」の姿を精密な彫刻で再現した内容となっています
●鋳造車体のやや丸みを帯びた形状、105mm砲搭載のため大型化された砲塔形状、車体後部、転輪や懸架装置のディテール、キャタピラ部分やキューポラなどの細かなモールドを、マツオカステンさんによる丁寧な彫刻で再現
・ 精緻な彫刻で再現された原型を、真空脱泡によりレジンで複製をかけ、薄いところは薄く、真っ直ぐなところは真っ直ぐに仕上げられつつ、1/144のミニスケールでありながら戦車の持つ重量感を存分に再現した内容となっています
●車体本体は、上下分割のパーツで構成、キャタピラ部分は別パーツ化されています
・ 車体下部となるハルパーツに、転輪類を一体成型したキャタピラパーツを取り付け、車体上部パーツを乗せる構造となっています
・ 車体上部のハッチやグリル部などは精密な彫刻で再現されています
・ キャタピラ部分は転輪、起動輪などを含めた一体成型のパーツ、キャタピラパターンも精密に再現されています
●砲塔部は防盾カバーまでも含めた一体成型のパーツで再現
・ 砲塔上部のディテイールは精密な彫刻で再現され、キューポラハッチは別パーツ化されています
・ 戦車長の上半身を再現したフィギュアや砲塔側面に装備する予備キャタピラを再現したパーツが付属
●主砲砲身はマズルブレーキを含めた一体成型のパーツで再現されています
●「M51 I シャーマン」に装備する「機銃」や「サーチライト」、車体側面の「工具箱」「予備転輪」、車体尾部の「荷物用ラック」などは別パーツで再現されています
●「雑嚢」「ジェリカン」を再現したサービスパーツが付属しています
●組立説明書は、パーツの取り付け順に沿って、工程別の写真を掲載した親切な内容となっていますので、迷わずに組立てることができます
●2010年 新原型に基づくレジンキット