ポーランド フィアット 508/3 救急車タイプ
「ポーランド フィアット 508/3 救急車タイプ (プラモデル) (IBG 1/72 AFVモデル No.72010 )」です
●「ポーランド フィアット508/3 救急車タイプ」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦初頭におけるポーランド軍の主力軽車両である「ポーランド フィアット508/3 小型乗用車」の「救急車タイプ」を再現したキットです
●同社「ポーランド フィアット508/3 小型乗用車 (後期型)」のバリエーションキットとなっています
●「フィアット508」は、イタリアの「フィアット」社が1932年に開発した低価格の乗用車で、20馬力のエンジンを搭載し、最高速度は85km/hと当時としては優秀な性能を発揮し、11万台余りが生産されるベストセラー車両でした
●ポーランド国営工場が1932年にイタリア・フィアット社と提携しライセンス生産するために設立したのがポーランドフィアット(ポルスキフィアット)です
●当初、フィアット社のノックダウン生産の小型乗用車「508/2」を生産していましたが後々ポーランド国内で全てのパーツを製造できるようになりました
●その後、各種改良が続けられ軍用乗用車として「508/3」が開発されポーランド軍で一般的な乗用車として採用されました
●汎用車両のバリエーションとして野戦救急車は各国であらゆるタイプが製造されました
●ポルスキ・フィアット「508/3」でもワゴンタイプの車体が流用され野戦救急車として開発生産されました
●担架1台か軽症者4名を運搬でき素早く後方の救護所に移送する役目で使われました
●この「ポーランド フィアット508/3 救急車タイプ」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、実車を詳細に再現、ラジエターグリル、タイヤのトレッドパターン、キャビン部床のスリットなど繊細な彫刻が施され、ソフトスキンの特徴であるフェンダーやボディーの薄さも成型の工夫により表現しており、同車の魅力が十分に引き出された内容となっています
●キットは、「ポーランド フィアット508/3 救急車タイプ」として、車体前部に装備された予備タイヤ、後部の小型の兵員室、負傷兵用の担架などが表現されています
●シャーシのメインフレームは一体成型で、これに板バネ式サスペンション、ギアハウジング類を取り付けるパーツ構成となっています
・ エンジン部が再現されており、ラジエター、冷却ファンもパーツ化しています
・ タイヤは一体成型で、細かなトレッドパターンが再現されています
●ボンネット部は4パーツで構成され、前面のラジエターグリル、側面の吸気スリットも細かなディテールが施されています
●キャビン部は、操縦席部分の特徴的なフレーム部が再現され、複雑な形状の座席のディテールが彫刻されています
・ フロントウィンドーのガラス部を再現するための透明プラ板が付属しています
●兵員室は、各面パーツを貼り付ける箱組みとなっており、側面板にはキャビンの側面ドアが一体成型されています
・ 展開した状態の「幌」のパーツが付属しています
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されており、それに基づく赤十字マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
・ ポーランド陸軍(ポーランド / 1939年)
●2010年 一部新金型