グランドパワー 2011年5月号
「グランドパワー 2011年5月号 (雑誌) (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー No.204 )」です
(2011年3月25日発売)
●内容目次
・ アフガニスタンのアメリカ軍 2010 (2)
・ スウェーデン・アーセナル戦車博物館 (2)
・ ソビエト軍自走砲
「SU-122」
「SU-85」
「SU-100」
・ 5tハーフトラック Sd.kfz.6 & s.W.S
・ 原乙未生中将とその時代(9)
●巻頭カラーページ(16ページ)
・ 前月号に続く、アフガニスタンの米軍2010(2)を収録、「M1126歩兵輸送車」、「LAV」、「HMMWV」、基地防衛用の気球にセンサーを搭載したPTDS等を収録
・ 後半は、こちらも前号に続きスウェーデン・アーセナル戦車博物館(2)として、展示されている「3号突撃砲D型」などのドイツ車輌や、スウェーデン製の「Pvkv m/43自走砲」や「Sav m/43自走砲」等の珍しい車輌を紹介しています
●第1特集「ソビエト軍自走砲」(84ページ)
・ T-34戦車の車台をベースに開発された、「SU-122」、「SU-85」、「SU-100」を収録、当時のマニュアルのイラストを多数収録して車体内部も並行して解説されています
・ 最初に量産化された「SU-122」は、試作型の「SG-122」、砲架変更型の「SU-122M」、搭載砲が変更された試作車両「SU-122-3」を交えて、構造と武装等を説明
・ 2番目に量産された「SU-85」は、「SU-100」の車体ベースの「SU-85M」や、長砲身砲型の「SU-85BM」等も含めて、それぞれの搭載砲の特徴とともに解説されています
・ 「SU-85」の発展型の「SU-100」は戦後に製造されたタイプも説明、モーター駆動式の「ESU-100」や、122mm砲を搭載した「SU-122P」なども収録
・ 特集の後半は、写真集として東部戦線の「SU-85」を中心に掲載されています
●第2特集「5tハーフトラック Sd.Kfz.6&s.W.S」(24ページ)
・ 生産数が少なく資料もほとんどなかった「5tハーフトラック」ですが、今回は新資料により詳しく解説されています
・ 試作型である軽不整地走行用牽引車「KM14」と「BN14」、「BN15」と「DB15」、「5t中型牽引車輌 Sd.kfz.6」として制式化された「BN17」と「DB17」、「BN18」と「DB18」等も交えて、詳細に開発経過を解説
・ 派生型の「5t対空自走砲(Sd.Kfz.6/2)」と「重国防軍牽引車s.W.S」(自走対空型も含む)も解説、「s.W.S」を中心とした多くの写真が掲載されています
●第3特集「原乙未生中将とその時代(9)」(14ページ)
・ 第1次大戦後のビッカース社の戦車の売り込みと、シュナイダー社の火砲の優越性を回想するとともに、当時のフランスの戦車開発の状況を紹介
・ 「ルノーNC」戦車購入時の日本陸軍内でのエピソードも収録されています
●B5版
●全144ページ