ガリレオ出版 ドイツ 電撃戦 改訂版 グランドパワー別冊 02667 別冊

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ドイツ 電撃戦 改訂版

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「ドイツ 電撃戦 改訂版 (別冊) (ガリレオ出版 グランドパワー別冊  No.02667 )」です

(2010年11月26日発売)

●第2次世界大戦初期におけるドイツ軍の電撃戦を写真を交えて解説した資料写真集です

【 「ドイツ 電撃戦 改訂版」について 】


●ドイツ軍は長期戦となってその国力の差が戦争の結果を生んだ第1次世界大戦の苦い経験から、短期決戦の方法の研究が行われました

●この戦術研究の結果、「グデーリアン将軍」らが提唱する戦車戦力を中心とした機動戦を重視する思想が発達、フランス軍などのようにこのような変革的な思想は従来の保守思想者によって排除されるのが常でしたが、「ヒトラー」はこのような新戦略を好み、ドイツ軍においては機動戦思想「ブリッツ・クリーク(電撃戦)」が戦略の柱となります

●対して、ドイツの周辺国であるフランス、ポーランド、ベルギーなどは第1次大戦時の塹壕戦が根強く残り、戦車などの装甲車両の数は決して少なくなかったものの、それらは歩兵支援用の兵器として捉えられており、戦いに関してはゆっくりと戦線が動くものと判断されていました

●ポーランド戦においてドイツ軍は空陸一体となった攻撃、そして戦車を集中使用する作戦により2週間という短期間でポーランド軍を駆逐、敵に立ち直りの機会を与えない素早い機動戦により完全勝利を収めます
●他の連合国軍では、ポーランド戦の動向から従来の作戦思想を再考する動きが出たものの、既存の組織では大きな変革はできず、結局西方戦役においてフランス軍、ベルギー軍、そしてイギリス派遣軍はドイツ軍の電撃戦に追従できずに敗れ去ったのです

●本書では、1939年のポーランド戦と1940年のフランス戦を当時の写真を交えて解説、ドイツ軍、連合軍双方の動向を捉え、その全体像を焙り出します

●本書は、 グランドパワー1993年6月号別冊「初の電撃戦ポーランド」と、グランドパワー本誌1995年5月号「ブリッツ・クリーク1940年」に収録されていた記事を、再編集して合本化した内容となっています


【 「ドイツ 電撃戦 改訂版」の内容目次 】


●ポーランド進攻作戦
●フランス進攻作戦
●フランス進攻時のドイツ装甲部隊の編成


【 「ドイツ 電撃戦 改訂版」の内容について 】


●ポーランド侵攻作戦 (82ページ)
 ・ 1939年9月1日早朝に開始されたドイツ軍のポーランド侵攻の状況を、その開始から首都ワルシャワ陥落によるポーランド軍の壊滅とソ連軍の侵入までを解説します
 ・ ポーランド国内の奥地に進撃するドイツ軍の様子と、壊滅するポーランド軍を写真で描画
 ・ ポーランド軍の「TKS豆戦車」や「7TP戦車」などの装甲車両、火砲類の写真が掲載されており、当時の同軍の装備が分かる貴重な写真集となっています
 ・ 解説として「ポーランド侵攻前の情勢」、「ドイツ軍とポーランド軍の編成」、「ドイツ空軍の戦闘とポーランド空軍の状況」、「ポーランド国境地帯での戦闘」、「ドイツ装甲部隊の編成と戦車の装備数」、「ポーランド陸軍の編成と戦車戦力」、「ドイツ第3装甲師団の戦闘」、「イルザの戦闘」、「ドイツ第1装甲師団の戦闘」、「ドイツ第2装甲師団の戦闘」、「ワルシャワ攻防戦」、「ヒトラー総統の戦場視察」、「ソ連軍のポーランド侵攻」、「ポーランドの消滅」と題して各戦闘の詳細を紹介、第2次世界大戦の幕開けながら戦史的にあまり多くが語られないポーランド戦の様子が描かれています

●フランス侵攻作戦 (63ページ)
 ・ 1940年5月に開始された、ドイツ軍のフランス侵攻作戦は再び世界を驚かせます
 ・ ドイツ軍では、ポーランド侵攻作戦時で問題視された運用面と装備を改良し、再び電撃戦を行いフランス軍を圧倒、1ヶ月余りで勝敗を決定付けました
 ・ このフランス戦での状況を写真中心に解説、時間の経過に合わせて、ドイツ軍の戦況図とともに解剖します
 ・ 車両では、チェコ併合によって得られた「35(t)戦車」と「38(t)戦車」、「1号戦車」~「4号戦車」、装輪装甲車を中心に収録、電撃戦で活躍した「1号15cm自走歩兵砲」や「1号47mm対戦車自走砲」なども掲載されています
 ・ フランスでの町並みや、第2次大戦初期のドイツ軍AFVのマーキング、戦車兵の服装、そして戦闘後の風景など当時の戦いの様子を把握できる内容となっています

●フランス侵攻時のドイツ装甲部隊の編成 (13ページ)
 ・ フランス侵攻時のドイツ軍は戦車を始め、突撃砲、装輪装甲車、対戦車自走砲、装甲兵員輸送車等の装甲車両を多数装備していました
 ・ フランス侵攻に参加した、第1~第10装甲師団と装甲師団以外の装甲車輌装備部隊を解説、各部隊の編成表も掲載されています
 ・ その多大な装備車輌を実感できるように、装甲車両は小さい車輌のシルエットで表現、その装甲車両の編成状況が一目で判断できるようになっています
 ・ また、フランス戦時のドイツ軍の装甲車輌装備数一覧も収録されています


【 「ドイツ 電撃戦 改訂版」奥付 】


●版型 : A4版 / ソフトカバー
●全160ページ / モノクロ写真295枚掲載
●発行日 : 2010年12月1日
●ISBNコード : 4910135021206



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