105mm 榴弾砲 M2A1 後期型 & M2A2砲架 (第2次大戦Ver.)
「105mm 榴弾砲 M2A1 後期型 & M2A2砲架 (第2次大戦Ver.) (プラモデル) (AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35182 )」です
●「105mm 榴弾砲 M2A1 後期型 & M2A2砲架 (第2次大戦Ver.)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦におけるアメリカ軍の主力野砲である「M2A1 105mm 榴弾砲」を再現したキットで,、「M2A2砲架」に変更された「後期型」を表現した内容となっています
●同社「アメリカ M2A1 105mm 榴弾砲 (第2次大戦ver.)」のバリエーションキットで、「後期型」を再現するために砲架の一部と防盾のパーツが変更されています
●キットは、同社の高いディテール再現力と成型技術により「M2A1 105mm 榴弾砲 後期型」の持つメカニカルな構造と細部を表現、スライド式金型を多用し、火砲特有の複雑な形状の構造物を、極力実物通りに再現した内容となっており、射撃状態と牽引状態とを選択できます
●第2次大戦前の時期において、アメリカ軍の主力野砲は第1次大戦時から使用しているフランス製の「M1897 75mm野砲」かイギリス製の「18ポンド砲」で、旧式化が否めませんでした
●そこで、アメリカ軍は後継砲の開発を進め、1928年に「M1105mm榴弾砲」が採用されました
●ただし、時代は世界恐慌の頃で、軍事予算はぎりぎりまで削られたために、結局量産は行なわれず、1934年に固定装薬式の砲弾を使用できる改良型の「M2 105mm榴弾砲」を採用、1940年には更に小改良された「M2A1 105mm榴弾砲」となり本格的な量産が始まりました
●この「M2A1 105mm榴弾砲」は、各国の同種の砲と比べて軽量で、アメリカ製兵器らしく頑丈な造り、そして発射速度も早い優秀な火砲で、大戦中のアメリカ陸軍及び海兵隊の主力榴弾砲として活躍しました
●1944年3月には新しい砲架「M2A2 砲架」を採用、防盾形状も改められた「M2A1 105mm榴弾砲」の「後期型」の生産が開始され、「前期型」と「後期型」を合わせて大戦中には8536門が生産、戦後も生産が続けられ1953年までに10202門が作られています
●この「M2A1 105mm 榴弾砲 後期型」を再現
●砲身は、内部のライフリングも再現された金属製の砲身パーツとなっています
・ 砲尾の主要部は2パーツで構成され、閉鎖器は開閉状態が選択できます
・ 砲身部には、牽引時に装着される尾灯パーツが用意されています
・ 砲身は上下方向に可動できます
●砲身上部には、「M2重機関銃」を装備した状態とすることが可能です
・ 「M2重機関銃」の銃口はスライド式金型により開口処理されています
●防盾は、実物通りの薄い造りが再現されています
・ 「前期型」では大きな1枚状の防盾形状でしたが「後期型」では2枚構造となっています
●揺架部は一体成型となっており、スライド式金型によりその薄さが再現されています
・ 照準器は2種類が付属し、選択して使用できます
・ 砲架は左右に旋回可能です
●駐退器のスプリングはプラパーツで、砲の動きに合わせて実物通りの動きとスプリングの収縮とが再現できます
●砲脚は上下2分割となっており、これにスキッド部分とクリーニングロッド、標定棒などの装備品を装着させるパーツ構成となっています
●タイヤはホイールとゴムの部分が別パーツで、ゴムの部分はラバー製となっています
・ タイヤはポリキャップにより可動します
●銘板と各部に取り付けるチェーンなどを再現するエッチングパーツが付属しています
●マーキングは、5種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第1海兵旅団(朝鮮戦争時 / 1950年8月)
・ 中華民国(台湾)陸軍
・ 所属不明 3種
●説明書のマーキング指示に基づく、国籍マーク、部隊表記、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています
●2011年 一部新金型