Sd.Kfz.251/1 B型 ハーフトラック
「Sd.Kfz.251/1 B型 ハーフトラック (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6127 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の主力装甲兵車「Sd.kfz.251/1」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、主に大戦初期で使用された「A型」が再現されています(キット表記の「B型」は間違い)
●同社が展開する「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することが考慮されているため、サイズを合わせるためスケールは1/100となっています
●ドイツ軍は第2次世界大戦前における再軍備化にあたり、戦争を早期に決着させるために機動力を重視した「電撃戦」により敵を撃破するという戦略を立てました
●この戦略では、戦車部隊に追従する歩兵部隊が必要とされ、この歩兵は機動力だけではなく、装甲化された車輌を持ち、敵の砲火に構わずに進撃することができる能力が望まれました
●これによって開発されたのが、「3t ハーフトラック」をベースに装甲板で覆われた車体を持つ「Sd.kfz.251」で、1939年6月から生産が開始されました
●同車は、生産時期により「A型」~「D型」に区別され、「A型」は最初に作られたタイプで、尖った形状の車体前部に、兵員室側面に視察クラッペが存在、機銃には防盾が付けられていないなどの特徴を持ちます
・ 「Sd.kfz.251/~」は、派生タイプを表したもので、「Sd.kfz.251/1」は通常の兵員輸送型、その他に迫撃砲搭載型である「Sd.kfz.251/2」、無線車型の「Sd.kfz.251/3」など約23のタイプに分かれています
●「Sd.kfz.251/1 A型」は、ポーランド戦、フランス戦、独ソ戦初期などの大戦前半において活躍、その生産台数は各戦車師団内の自動車化歩兵用に充足するには程遠かったものの、貴重な装甲兵車として将兵の頼りになる存在でした
●この「Sd.Kfz.251/1 A型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、同車を1/100のスケールに沿った表現で再現、一体成型によりパーツ数を抑えながらも、実車のディテールやポイントを捉えた内容となっています
●キットを構成するパーツは9個で、10分程度で組み立てを完了することが可能で、気軽に戦車模型を楽しみたい人、塗装の練習を行ないたい人、もしくはコレクションとして数を揃えたい人などに最適なキットです
・ 戦車模型は、実車の構造上から足周りを構成するパーツが多く、それを敬遠する人や、戦車模型初心者の人への入門キットとしてお薦めします
●接着剤不要のスナップキットとなっています
●「Sd.Kfz.251/1 A型」の車体は、上部、下部、フェンダー部、シャーシ部とに分割され、これに前輪、履帯部、機銃を取り付ける構成となっています
●車体上部には、点検ハッチ、操縦席クラッペ、兵員室クラッペ、工具類がモールドされています
・ 前方機銃は別パーツで、機銃架と一体成型、「A型」として防盾は付いていません
●車体下部には、操縦席の座席、車体内部のベンチシート、背もたれが再現
●フェンダー部は、左右フェンダーが一体成型され、排気管、側面の雑具箱などもモールドで再現されています
●履帯部は各転輪が一体成型となっており、履帯は上部の垂れ下りや、表面のパッドの部分がモールド表現されています
・ 前輪は別パーツで、細かなトレッドパターンが再現
●ウォーゲーム時に使用する「Sd.Kfz.251/1 A型」のスペックを表示したカードと、旗のパーツが付属しています
●2011年 完全新金型
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●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう