ソビエト 砲兵師団セット
「ソビエト 砲兵師団セット (プラモデル) (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35045 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の野砲部隊を再現したキットで、4頭の馬により野砲と牽引用のリンバーを曳いているシーンが表現されています
●キットは、同社「ドイツ軍 T-70(r) & 76.2mm FK288(r) 野戦砲」の76.2mm野砲 M1942」及びリンバー、「ソビエト歩兵セット (夏服) 1943~1945」のフィギュア5体に、砲を牽引する馬4頭、馬に乗る兵士のフィギュア2体を追加したもので、このキットだけで馬に曳かれる野砲と、それに合わせて歩いている兵士達のジオラマを展開できる内容となっています
●第2次世界大戦といえば機動戦というイメージが強いのですが、完全に機械化されていたのはアメリカ軍とアメリカの車両を供与されたイギリス連邦軍のみで、ドイツ軍やソ連軍は馬による牽引や輸送が主流でした
・ 特に、歩兵師団においてはその傾向が顕著でした
「76.2mm野砲 M1942」について
●砲身は左右分割のパーツで構成、マズルブレーキは別ブロック化されており、駐退器などを繊細なパーツ構成で再現しています
・ 防盾は、実物に合わせ薄く成型されており、その表裏面には細かなディテール表現が施されています
●砲架は開閉状態を選択して再現する事が可能、また76.2mm野砲は旋回させる事ができます
・ 駐鋤部は一体成型され、表裏の細かなリベットも再現されています
●砲架に備えられた運搬用のタイヤは、薄切りの7枚のパーツを張り合わせることによって再現、中心のホイール部は別パーツとなっています
●アクセサリーパーツが付属
・ 砲弾(2種) ×各12
・ 空薬莢 ×7
・ 砲弾箱 ×5
「リンバー」について
●本体は箱組み方式となっていますが、取り付けガイドピンがモールドされており、比較的確実に形状を作ることができると思われます
●「リンバー」のタイヤは、薄切りの7枚のパーツを張り合わせることによって再現、中心のホイール部は別パーツとなっています
「歩いている兵士」について
●第2次世界大戦後期における歩兵5体を再現したキットで、通常の野戦服を着用し、歩いているシーンが表現されています
●フィギュアは、1体が将校で、他の4体は兵卒もしくは下士官兵となっています
●フィギュアの服装は、詰襟の「ルパシカ」型野戦服を着用し、将校を含め3体がブーツ姿、2体が短靴にゲートルを付けた状態が再現されています
・ 大戦後期の服装としてはブーツを履いた姿が一般的とされていますが、ソ連軍兵士の膨大な人数を満たす程の供給はできず、1945年においてもゲートルを使用している兵士が見られます
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成となっています
各「フィギュア」について(フィギュアは全て歩いているポーズです)
●将校のフィギュアは、将校帽を被り、片手で双眼鏡を持っているポーズ
●ブーツを履いたフィギュアの1体は、「モシンナガン」ライフルを背負って両腕を振っているポーズ
・ 略帽を被った状態と、ヘルメットを被った状態とを選択できます
●ゲートルを着用したフィギュアの1体は、「PPSh 1941」サブマシンガンを肩に掛け、片手で負い紐を持っているポーズです
・ 略帽を被った状態と、ヘルメットを被った状態とを選択できます
●ゲートルを着用したフィギュアの1体は、ヘルメットを被り、「モシンナガン」ライフルを背負って両腕を振っているポーズ
●ブーツを履いたフィギュアの1体は、「PPSh 1941」サブマシンガンを肩に掛け、反対側の手で銃身を押さえているポーズとなっています
・ 略帽を被った状態と、ヘルメットを被った状態とを選択できます
「馬」について
●牽引する馬は4頭がセットされており、ゆっくりと歩いているポーズとなっています
●馬を形成するパーツは同一のランナーが2枚付属しており、左右分割された胴体を組み合すことで、4頭がそれぞれ足の状態の異なるポーズとなります
・ 頭部は、正面を向いた状態と少し下向きの状態との2種類が用意されています
●馬は、頭部、両耳、左右胴体、尻尾のパーツ構成です
●基本的な拘束具は馬本体にモールドされており、2頭分の乗馬用の装具(鐙、鞍など)が付属、どの馬でも取り付けることができます
騎乗する2体の「フィギュア」について
●馬に乗った状態の2体のフィギュアが付属しています
・ 馬のランナーに各1体付属しており、頭部と右腕が2種類用意され、これを交換することで、ポーズを変化させます
●フィギュアの服装は、ヘルメットを被って詰襟の「ルパシカ」型野戦服とブーツを着用している状態となっています
・ 「モシンナガン」ライフルを背負っています
●フィギュアは、馬に跨ったポーズで、左手は手綱を持った状態で、右手は腰を押さえている状態と、鞭を持っている状態とを選択できます
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成となっています
●2011年 「馬」ランナー完全新金型