M3A1 スカウトカー 後期型
「M3A1 スカウトカー 後期型 (プラモデル) (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.82452 )」です
●「M3A1 スカウトカー 後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦時におけるアメリカの装輪式装甲兵員輸送車「M3A1 スカウトカー」の「後期型」を再現したキットです
●キットは、同社「M3A1 スカウトカー 初期型」のバリエーションキットで、後期型仕様として空冷式の「M1919A4 機関銃」とジェリカンラックなどのパーツを追加した内容となっています
●「M3A1 スカウトカー」は、第2次世界大戦前の1939年に登場した偵察用の装甲兵員輸送車で、装輪式の足周りを持ち、アメリカ陸軍の機械化の基礎を作った車両です
●その装甲車体は、後の「M2」、「M3」ハーフトラックシリーズのデザインの基礎となりました
●同車は1944年までに2万両以上が生産、当初はアメリカ陸軍に配備されましたが、不整地踏破能力の高い「M2」、「M3」ハーフトラックシリーズが大量に生産されは始めると、イギリス連邦軍や自由フランス軍、ソ連軍に大量に供与され、連合軍将兵の足となり活躍しています
●この「M3A1 スカウトカー 後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、後の「M2/M3ハーフトラック」のデザインの始祖となる「M3A1 スカウトカー」を再現、アメリカ車輌らしい迫力在る顔付きに重武装、それでいながら何処か弱さを感じる車体後部のラインなど、同車の魅力を表現した内容となっています
●シャーシのメインフレームはフェンダーと一体成型されており、これに板バネ式サスペンション、デファレンシャル、ドライブシャフトなどを取り付ける構成となっています
・ 車体前部の超壕用のローラーは可動式です
・ タイヤはホイール部分とゴムの部分とが別パーツで、ゴムの部分はプラパーツにより実車のトレッドパターンが再現されています
●エンジン部分も再現され、エンジン本体、冷却ファン、ミッション部などが細かく表現されています
●ボディは各装甲板を貼り合わせる箱組み方式となっています
・ 各装甲板は、表面上のリベットやフックが表現され、裏側のリベットなどのディテールが施されています
・ 車体側面のジェリカンラックが再現され、ラックと固定ベルトはエッチングパーツで再現
●フロントグリルのシャッターは1枚ずつが別パーツとなっており、開閉状態が可動式です(ただし、実車のシャッターは連動式となっており、各板が別々の状態となることはありませんので注意して下さい)
・ 前照灯のガードはプラパーツが用意されています
●車体内部は、操縦席部分や後部の兵員室を含め細かく表現しています
・ 操縦席には各種レバー、ペダル類を再現
・ メーターパネルは彫刻されたモールドの他に、計器を再現したデカールも用意されています
・ 操縦手席、助手席は4分割、兵員用の座席は3分割式となっています
・ 車内の機銃レールは、3分割されたプラパーツにて再現
・ 車内中央部の対空用の機銃マウント(?)には、無線アンテナの基部が付けられた状態が再現されています
●初期の放熱筒を再現した「M2 重機関銃」1丁と、空冷式の「M1919A4 機関銃」2丁が付属しています
・ 「M2 重機関銃」の銃口はスライド式金型により開口処理されています
・ この機関銃は車内に巡らされた機銃用レールに、マウント部分を含めて自由に配置できます
・ 車体後部に取り付ける折畳んだ状態の各種機銃架のパーツが用意されています
●フロントウィンドーや前照灯のガラス部分を再現するクリアーパーツが付属しています
●各部のディテールや管制灯ガードなどを再現するエッチングパーツが付属
●マーキングは、3種類の塗装例(アメリカ陸軍、ソ連軍、自由フランス軍)が表示されており、それに基づく国籍マーク、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●2011年 一部新金型