ロシア 連隊砲牽引馬車 リンバー 兵士2体 + 馬4頭 (1943-1945)
「ロシア 連隊砲牽引馬車 リンバー 兵士2体 + 馬4頭 (1943-1945) (プラモデル) (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35481 )」です
●「ロシア 連隊砲牽引馬車 リンバー 兵士2体 + 馬4頭 (1943~1945) 」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の牽引用の駄馬4頭を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、馬に乗る兵士2体と、牽引用のリンバー1台が付属しています【 「牽引用の駄馬」について 】
●第2次世界大戦時、完全に機械化されていたのはアメリカ軍と、アメリカから多くの車輌を供与されていたイギリス連邦軍だけで、他の国は駄馬による輸送、牽引が主流を占めていました
●ソ連は、戦車の製造技術や生産力では他国をリードしていましたが、トラックや自動車などの生産技術では大きく劣り、国産の主力トラックは1920年代のアメリカ製のトラックをコピー生産しているというお寒い状況でした
●大戦の中期からは、アメリカ製のトラックが大量に供与されましたが、世界最大規模の膨大な兵員数を保有するソ連陸軍を充足するには程遠いものでした
●供与された車輌や、国産の車輌は戦車部隊や機械化部隊に優先的に配備されたため、通常の歩兵師団(狙撃兵師団)では馬よる輸送や牽引が主力となっていました
●ただし、馬曳きはトラック輸送に比べて機動力が劣るのは確かですが、当時のソ連国内は道路事情が悪く、泥寧時の際の機動力としては馬曳きの方が信頼性が高かったのも事実です【 付属している「52-R-353Mリンバー」について】
●野砲などを馬で牽引する場合には、馬と砲の間に御者が乗るリンバーが使われました
●ソ連軍のリンバーも各種ありましたが、狙撃兵連隊などが使用する「76.2mm 野砲」では「52-R-353M」と呼ばれるタイプが多用されました
●この「52-R-353M」は1942年に開発され、リンバーとしてだけではなく弾薬庫としての機能も持っており、4発入りの「76.2mm砲弾」ケースを6個搭載することができました
●また、タイヤがゴムタイヤとなり駄馬牽引用だけではなく、車両牽引にも応じられる仕様となっているのが特徴となっています【 「ロシア 連隊砲牽引馬車 リンバー 兵士2体 + 馬4頭 (1943~1945)のキット内容について】
●この牽引用の駄馬を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ICM社の優れた造形力により駄馬と兵士を再現、駄馬の筋肉や兵士の表情などが表現力豊かに表され、駄馬の拘束具や兵士の服装や装備品類はシャープな彫刻となっています
●キットには、駄馬4頭、駄馬に乗るソ連軍兵士2体、牽引用のリンバーが1台セットされています
「駄馬」について
●駄馬は、前脚もしくは後ろ脚の片方を上げて、ゆっくりとした歩調で歩いているポーズとなっています
●駄馬は、胴体が左右分割式で、これに頭部、後頭部、尻尾の計5パーツで構成されています
・ 轡及び拘束具の一部は駄馬にモールドされています
・ 鞍、鐙は別パーツで、兵士を乗せる場合に取り付けます(2頭分が付属)
・ 手綱、肢巻などはプラ板などで自作します(キットには付属していません)
・ 牽引用のワイヤーパーツが付属しています
「フィギュア」について
●ソ連軍の騎馬兵士が2体付属しています
●フィギュアは、左手に手綱を握り、右手でムチを持っているポーズとなっています
・ 2体は同じフィギュアでは有りません
●フィギュアの服装は、詰襟式の「ルパシカ」型野戦服を着用、乗馬用のブーツを履き、略帽を被っている姿です
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目やディテールが繊細なモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
●付属している装備品類
・ モシンナガン騎銃 ×3
・ ライフル用マガジンポーチ ×6
・ 雑嚢 ×3
・ 背嚢 ×1
・ 水筒 ×3
など
「52-R-353M」リンバーについて
●リンバー本体は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
・ リンバーから伸びる牽引用の棒は、2頭曳きの短いタイプと、4頭曳きの長いタイプとを選択できます
・ 上部の手摺りは4パーツで構成されています
・ 側面に付く、手斧、ツルハシ、シャベルがパーツ化
・ タイヤは輪切り状に4分割され、タイヤの細かいトレッドパターンが表現されています
●アクセサリーパーツとしてバケツが1個付属しています
●2011年 完全新金型