ドイツ 軍用 3t トラック (迷彩デカール付き)
「ドイツ 軍用 3t トラック (迷彩デカール付き) (プラモデル) (フジミ 1/72 ミリタリーシリーズ No.72M-002 )」です
●「ドイツ軍用 3t トラック (迷彩デカール付き)」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の代表的なトラック「オペル・ブリッツ」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●同社「ドイツ軍用 3tトラック 救護車仕様」のキットに迷彩パターンや「ドイツ空軍」仕様のナンバープレートなどのデカールをセットしたバリエーションキットとなります
●ドイツ軍は、第1次大戦の敗北後、直ちに補給部隊の機械化に着手しました
●当初、ドイツ軍には雑多な種類に及ぶ民間用のトラックが採用されていましたが、その後、合理化や生産性の拡大、そして整備の問題から、「軽」、「中」、「重」の3クラスに分け、それぞれ車種を絞った車両の一本化が図られました
●この「中」クラスのカテゴリーの中で最も代表的な車両は「オペル・ブリッツ」で、1931年には試作車両が完成、1935年からは生産が開始され、1944年7月までにドイツの軍用トラックとしては最大数の約78000両が作られました
・ その他、ハーフトラック型の「マウルティア」や、「ボックスキャビン型」「燃料補給車」などの派生型も多く、シリーズ合計では13万両近くが生産されています
●「オペル・ブリッツ」は、その高い輸送能力や優れた走破性、整備性の良さなどから、陸軍などの地上軍に止まらず、空軍や海軍、準軍事組織、そして民間用にと、戦場だけでは無く、ありとあらゆる場所で使用されました
●また、その広い荷台を利用して、「通信車」や「炊事車」、そして「救急車」などの各種任務車にも改造されています
●地上軍に配備された「オペル・ブリッツ」は、兵員や弾薬、燃料などの輸送任務、時には電撃戦に代表されるドイツ機械化部隊の「足」として、そしてドイツ機甲部隊に血流を流す「血管」としてもドイツ軍を支え続けました
●このドイツ軍で運用された「kfz.305 オペル・ブリッツ」トラックを再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、1/72のスケールに見合う繊細なモールド、特にエンジングリル部の前側面部のスリットはしっかりと彫刻されており、華奢な印象を受ける「オペルブリッツ」の独特なフォルムも豊かに再現されています
●キャビン及びエンジンルームは、前部ブロックが一体成型となっており、このパーツに後板と、座席が一体成型されたフェンダーパーツを取り付ける構成となっています
・ キャビン内部は、シート、メーターパネル、ハンドル、シフトレバー、フットペダルが再現されています
・ ウィンドーガラスは一体成型のクリアーパーツで再現しています
●キャビンに装備されたヘッドライト、三角板、車幅指示ポール、ノテックライト、バックミラー、スコップ、ツルハシなどは別パーツ化されて再現されています
●シャーシは、メインフレームがプラスチックによる一体成型パーツで出来ており、これにサスペンションやキャビン、荷台を取り付けて行くような構成となっています
・ 車体下部は、板バネ状のサスペンション、ドライブシャフト、排気管、雑具箱などを別パーツで再現しています
・ タイヤは、トレッドパターンを彫りこんだプラパーツで再現され、前輪2輪、後輪2組×2輪と、予備タイヤの合計7つが付属しています
・ タイヤは前後輪とも金属シャフトによる接続となっています
●荷台の主要部分は、前後面、側面、底面の計5パーツで構成されています
・ 荷台部分は、彫刻によりパネルの張り合わせを再現、パネル間の継ぎ手やリベットも繊細なモールドで再現されています
・ 荷台の中央部には、兵員用の椅子と思われる板状のパーツが用意されています
・ 幌パーツを付けずに、荷物を積載した状態を表現する場合は、このパーツは取り付けない方が良いでしょう
●キャビン部のウィンドーを再現するクリアーパーツが付属しています
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ドイツ空軍所属車両 (ジャーマングレーとダークグリーンの2色迷彩)
●説明書の塗装指示に基づいた戦術マーク、補給部隊マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属
●また、塗装例の迷彩パターンが表現されたダークグリーンの縞模様のデカールも付属しています
●2011年 デカール替えアイテム
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●あらゆる戦線で使われたトラックだけに、1/72のAFVモデルのジオラマシーンに欠かすことのできない存在です
●ドイツ空軍でも数多く使われたので、同スケールの飛行機モデルと組み合わせても面白いでしょう、ドイツ軍飛行機モデルに、より「使用感」や「雰囲気」がプラスされると思います
●「オペル・ブリッツ」には、キャビン上に特徴的な3角板が付きますが、これは牽引状態の有無を表示しているもので、牽引物がない場合は、前方に倒すこととされていました