ドイツ DAK アフリカ軍団 ロンメル将軍 & 司令部将校 戦車上 (Rommel and German Tank Crew)
「ドイツ DAK アフリカ軍団 ロンメル将軍 & 司令部将校 戦車上 (Rommel and German Tank Crew) (プラモデル) (マスターボックス 1/35 ミリタリーミニチュア No.MB3561 )」です
●「ドイツ DAK アフリカ軍団 ロンメル将軍 & 司令部将校 戦車上 (Rommel and German Tank Crew)」です
●第2次世界大戦時の北アフリカ戦線における「ロンメル将軍」と、それを取り囲むドイツ軍兵士の5体、計6体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●戦車上でブリーフィングをしているシーンを再現、戦車で腰を下ろして遠くを見つめる「ロンメル将軍」と、後方から囲むように集まっている兵士からは、まるで戦況を検討している兵士の会話が聞こえてくるようなフィギュアが織り成す物語の風景が表現されています【 「ロンメル将軍とドイツアフリカ軍団」について 】
●1940年9月、イタリア軍は大軍を持って当時のイタリア領リビアから隣国のイギリス領エジプトを侵攻しました
●しかし、その大軍は近代的装備に欠けており、戦車も豆戦車「L3」が主力で、機動力を持った少数のイギリス軍に撃退されて、逆にリビアに攻め込まれてしまいます
●イタリアと同盟国であったドイツは、地中海方面の覇権を失うのを恐れたためにドイツ軍を北アフリカの地に派遣することを決定、1941年2月に「ロンメル将軍」を長とする「ドイツ アフリカ軍団(DAK)」を編成してリビアに派遣します
●ドイツアフリカ軍団は、派遣早々イギリス軍を撃破、重要拠点を次々と占領し、エジプトへと迫ります
●しかし、当時ヨーロッパ大陸から駆逐されていたイギリス軍は、北アフリカ戦線を反攻への礎とするべく大量の増援部隊を派遣、以後、戦力に勝るイギリス軍とドイツアフリカ軍団を中心とする枢軸連合軍との間に激闘が行なわれ、シーソーゲームの様相を呈します
●イギリス軍が悩まされたのが「ロンメル将軍」の作戦能力で、将軍自ら前線を飛び回り戦況を把握、的確にイギリス軍の気勢を制しました
●また、その攻撃は神出鬼没で、イギリス軍の裏を斯き、戦力や補給状況が有利な筈のイギリス軍を翻弄、遂にはエジプトの最大都市アレクサンドレアの玄関口であるエル・アラメインまで追い込みます
●しかし、イギリス軍は必死の抵抗でエル・アラメインを死守、その後、イギリス軍は増援とアメリカ製の大量の戦車を揃えて戦力を回復、更には圧倒的に有利となるまで戦力の充実が図られます
●1942年10月、イギリス軍は圧倒的な戦力と物量で攻勢を開始、枢軸連合軍は攻勢を予期して防御を固めていましたが、戦力で押し切る形でイギリス軍は突き進み、ドイツアフリカ軍団は大損害を受けてリビアの奥深くまで撤退をしました
●その後、戦線はチュニジアへと移り、「ロンメル将軍」はドイツアフリカ軍団の残余の指揮を採りましたが、エル・アラメイン戦以降は「柔軟な作戦で戦いを制する」という余地は少なく、戦争は「物量が戦いの全てを握る」という非情なものへと変化したのでした【 「ドイツ DAK アフリカ軍団 ロンメル将軍 & 司令部将校 戦車上」のキット内容について 】
●この北アフリカ戦線の「ロンメル将軍」と兵士を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、戦車(「3号戦車」)の砲塔上で座りながら前方を見つめて考え込んでいる「ロンメル将軍」と同様に砲塔上に座る兵士と、車体部分に立つ兵士を再現、戦線やや後方においてブリーフィングを行なっている様子が表現された内容となっています
●フィギュアの顔は、表情豊かな造形で、欧米人らしい面長の顔立ちや、「ロンメル将軍」の厳格な顔付きが表現されています
●フィギュアの服の皺はスケールに沿っており、ポケットや服の縫い目などが繊細且つシャープなモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成となっています
各「フィギュア」について
●「ロンメル将軍」のフィギュアは、座った姿勢で、片手に地図を持ち、片手をアゴに付けて考えているポーズとなっています
・ 将校用の熱帯服、乗馬ズボン、通常の将校用ブーツを履いた姿です
●兵士のフィギュアの1体は、座った姿勢で、片足を立て、片手にタバコを持って前方を見ているポーズです
・ シャツと半ズボンを着用、熱帯用規格帽を被り、熱帯用の短靴を履いています
●兵士のフィギュアの1体は、寄り掛かった姿勢で座り、片手を腰に置いて前方を見ているポーズ
・ 熱帯野戦服に半ズボンを着用、無帽で熱帯用のブーツを履いた姿です
●兵士のフィギュアの1体は、片足を車上に上げ、片手で前方を指差ししているポーズです
・ シャツに半ズボン姿、無帽で熱帯用ブーツを履いています
●兵士のフィギュアの1体は、立った姿勢で両手をズボンのポケットに入れ、佇んでいるポーズ
・ セーターに長ズボンを着用、略帽を被っている姿です
●兵士のフィギュアの1体は、立った姿勢で、片手を腰に置き、前方を見つめているポーズとなっています
・ シャツに野戦服のズボンを着用、略帽を被っている姿です
●付属している装備品類
・ 将校帽 ×1
・ 熱帯規格帽 ×1
・ P08拳銃ホルスター ×2
・ P38拳銃ホルスター ×2
・ 双眼鏡 ×1
●2011年 完全新金型
------------------------------【 「ドイツ DAKアフリカ軍団 ロンメル将軍 & 司令部将校・戦車上」のワンポイント 】
●キットは、セットされているフィギュアのみでストーリー性を持っており、同スケールの「3号戦車」などの戦車の上に配置するだけで、表情豊かなフィギュアの世界が展開できるでしょう
●また、その周囲に伝令兵や通信車、或いは「ロンメル将軍」が愛用した「Sd.kfz.250 グライフ」などを追加し、このフィギュアセットを中心にして北アフリカ戦線のワンシーンが広がると思います