陸上自衛隊 74式戦車G型用 改造パーツ
「陸上自衛隊 74式戦車G型用 改造パーツ (プラモデル) (ブレイブモデル 1/35 プラスチックモデルキット )」です
●「陸上自衛隊 74式戦車G型用 改造パーツ」です
●1/35スケールのタミヤ社製「陸上自衛隊 74式戦車 (冬季装備)」に対応、「74式戦車G型」(通称「74式戦車改」)へと改造する事が可能なインジェクション成型のプラスチックパーツセットです【 「74式戦車G型」について 】
●国産戦車第2作目となる「74式戦車」は、戦後第2世代の戦車としては優秀な性能を示し、配備数も順調に増加して陸上自衛隊の主力戦車となりました
●しかし、戦車砲や対戦車ミサイルの性能が向上するにつれ、第2世代の戦車の避弾経始を重視した装甲だけでは対応できなくなり、1970年代末から1980年代の初めには複合装甲を装備した「レオパルド 2」や「チャレンジャー 1」などの第3世代戦車が登場します
●これを受けて、陸上自衛隊でも複合装甲を持つ戦車である「90式戦車」の開発と量産化が図られます
●しかし、「90式戦車」の調達価格は高価であり、1年間に1個中隊程度の車両しか更新できず、同車を装備できる部隊は一部に過ぎませんでした
●そこで、考えられたのが「74式戦車」のアップデートであり、その計画によって1993年に誕生したのが「74式戦車G型」です
・ 「74式戦車」は小規模な改良により、A型からF型の名称(部隊では名称を付けられていない)を持っており、このアップデート版は7番目の改良により「G型」とされます
●「74式戦車G型」は、従来の「アクティブ式暗視装置」に代わって「パッシブ式暗視装置」に変更、砲塔上部には敵からのレーダー波を感知する「レーダー検知装置」を搭載し、車体側面にはサイドスカート用のアタッチメントが付けられ、サイドスカートを装備することも可能となっています
●また、起動輪外側にはリングが装着され、履帯が急旋回時に外れやすいという「74式戦車」の不評点が改善されています
●これらの装備は、「74式戦車」の延命策として有効と思われますが、本格的な採用は行なわれず、試作車を含めて5両のみの改造に止まり、これらは富士教導団の戦車教導隊に配備されています【 「陸上自衛隊 74式戦車G型用 改造パーツ」のキット内容について 】
●この「74式戦車G型」に改造することが可能なプラスチック製改造パーツセットです
●タミヤ製「74式戦車」をベースに「74式戦車G型」へと改造する事ができる追加パーツセットとなっています
・ 「74式戦車」は含まれていませんので、「陸上自衛隊 74式戦車 (冬季装備)」が別に必要となります
●キットは、改造パーツでありながらインジェクション成型プラスチックパーツで構成されており、「74式戦車G型」への改造が、プラキットを作製するように簡単に行なうことが可能です
●また、タミヤ製「74式戦車」のキットに合うように、モールドは端正かつシャープであり、同キットに違和感無くフィットする内容となっています【 「陸上自衛隊 74式戦車G型用 改造パーツ」のパーツ内容 】
・ サイドスカート
・ パッシブ式暗視装置
・ 暗視装置電源カバー
・ 暗視装置コードカバー
・ 車体雑具箱蓋
・ 砲身基部カバー
・ レーダー検知装置
・ 起動輪リング
・ アンテナ基部
●2011年 完全新金型