WW2 ドイツ ジェリカンセット
「WW2 ドイツ ジェリカンセット (プラモデル) (アスカモデル 1/24 プラスチックモデルキット No.24-003 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の燃料もしくは水用の携行缶である「ジェリカン」を1/24スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「ジェリカン」について 】
●第2次世界大戦前、ドイツ軍は取っ手のついた携行用の燃料容器「ジェリカン」を採用、その使い勝手の良さから全軍に広く使用され、機動力を利用した電撃戦を陰から支えました
●この「ジェリカン」は、20リットルの容量を持ち、上部には特徴的な3本式の取っ手が付けられ、1缶を持つ場合は中央の取っ手、2缶(空の状態)を持つ場合は片側の取っ手を使用しました
●また、「ジェリカン」は容器の左右を中央で溶接する構造を採用し、中央に板が挟まったように見えるのが溶接部となります
●1937年頃から生産が開始された初期型の「ジェリカン」は、中央の補強用の凹みが×印のシンプルなデザインとなっています
●この「ジェリカン」は、1942年頃から中央に四角い凹みを追加した後期型に移行し、内部にメッキ加工が施された水用のジェリカンも生産されるようになりました
・ 「ジェリカン」塗装は当時の一般的な車輛と同じジャーマングレーかダークイエローで塗られており、水用の「ジェリカン」には区別が付くように白色の十字の帯がペイントされていました
●この「ジェリカン」を捕獲した連合軍は、その利便性から積極的に使用し、イギリスではそのままコピーして生産、アメリカではデザインを変更したものを生産し、どちらも大量に使用されています
・ 「ジェリカン」の名称は連合軍が付けたもので、その由来はドイツ軍を示す俗称「ジェリー」から端を発しています
●この「ジェリカン」は、欧米では現在においてもそのデザイン通りのものが販売、使用されています【 「WW2 ドイツ ジェリカンセット」のキット内容について 】
●この「ジェリカン」の「後期型」のタイプを再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、「ジェリカン」の「後期型」をシャープに再現、1/24というスケールを活かして、燃料用と水用の刻印の違いなどを再現した内容となっています
●キットには、燃料用3個、水用3個の「ジェリカン」がセットされています
●「ジェリカン」は、左右分割式で、中央の溶接部はレーザー加工された紙のパーツとなっています
・ 給油口の蓋と取っ手部分は別パーツです
●上部には、燃料用20リットルと水用20リットルの刻印、下部には国防軍の示す文字の刻印などが彫刻されています
●パーツ成型色 : ジャーマングレー
●2011年 完全新金型