ソビエト 重戦車 KV-2
「ソビエト 重戦車 KV-2 (プラモデル) (ズベズダ 1/35 ミリタリー No.3608 )」です
●「ソビエト KV-2 重戦車」です
●第2次世界大戦初期におけるソ連軍の重戦車「KV-2」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 重戦車「KV-2」について 】
●1939年、ヒトラーが率いるドイツが勢力拡大を図っている時期に、ソ連はその世界的混乱に乗じてフィンランドに無理難題を要求、それが拒否されると軍事侵攻を開始します
●圧倒的な軍事力を背景にソ連軍は進撃を繰り広げますが、フィンランド兵の粘り強い抵抗と、地形を利用した戦術により苦戦、特に森林に覆われた防御ラインでは、物量と人海戦術で挑むソ連軍でも攻略することな難しく、いたずらに損害を増やして行きました
●そのため、攻城戦用の大口径砲を持つ車輌の開発が要求され、当時制式化されたばかりの重戦車「KV-1」をベースに、「152mm榴弾砲」を装備する砲塔を載せた「KV-2」が急遽製作されます
●この「KV-2」の試作車輌はフィンランド戦に参加、その強靭な装甲と主砲の威力により活躍し、同車の有効性を印象付けています
●独ソ戦が開始されると、「KV-2」も戦いに参加、その主砲の火力と防御力はドイツ戦車の比ではなく、ドイツ軍将兵からは「化け物」として恐れられる存在となりました
●しかし、独ソ戦はフィンランドとの戦いのような陣地戦とは違って機動戦であり、元々その大重量がトランスミッションに負担となり機動性や機械的信頼感に乏しい「KV-1」に、更に重い砲塔を載せたことにより機動性能が悪化、戦場で孤立して撃破されたり、故障などにより放棄される例が続発します
●これにより、「KV-2」の生産は独ソ戦の開始後、暫くして停止され、結局同車の生産数は200両程度で、その後も後継車輌が開発されることは有りませんでした【 「ソビエト KV-2 重戦車」のキット内容について 】
●このソ連軍の重戦車「KV-2」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、「KV-2」をシャープに再現、重装甲を誇った「KV-1」の車体に、背の高い巨大な砲塔を載せた迫力在るフォルムが表現されています
●砲身は上下可動式、砲塔は左右旋回が可能です
●前照灯のライトコードがモールド再現され、アンテナ基部もパーツ化
●フェンダーは、その薄い構造が表現されています
・ フェンダー支持架は肉抜き穴が開いた状態を再現
・ フェンダー上には3個の雑具箱が装着可能です
●マフラー先端部は開口処理されています
●全393パーツ
●完成全長 : 約20cm
●2012年 一部新金型