ソビエト 偵察隊 フィギュアセット
「ソビエト 偵察隊 フィギュアセット (プラモデル) (ズベズダ (Zvezda) 1/35 ミリタリー No.3643 )」です
●「ソビエト 偵察隊 フィギュアセット」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の偵察兵3体と、ドイツ軍捕虜1体を再現したフィギュアセットです【 「ソビエト軍 偵察兵」について】
●ソ連軍といえば、第2次世界大戦において人海戦術と物量で勝利したかのように思われていますが、元来陸軍大国としての作戦、戦術などが熱心に研究されていました
●特にソ連軍は、野戦築城(陣地の構築)技術に優れ、冬季には地表が凍結、解氷時には泥と化す時期においても、強固な陣地を設営する能力をもっており、要塞化された防御陣地を作ることも得意としていました
・ コンクリートで覆われた防御陣地を表す「トーチカ」は、ロシア語を語源としています
●また、偽装などの隠蔽する能力にも長け、戦前から迷彩塗装や迷彩服の研究が行なわれていました
●しかし、 独ソ戦の緒戦の敗北により多くの兵士と兵器を失ったことにより、強制徴用した兵士を盾代わりとして続々と前線に投入、本格的な訓練を行なう時間も無く、実戦経験を経ることにより、その一部が優秀な兵士へと成長すれば良いという荒っぽい方法が採られます
・ 逼迫した戦況から迷彩塗装は行なわれなくなり、余裕が生まれた大戦末期に一部復活しました
●偵察兵は、最前線にて敵情を掴み、単独で行動することも多かったので、ソ連軍の将兵の中でも、優秀且つサバイバル能力に長けた人材が充てられました
●基本的に敵との交戦を避けるために偵察兵は軽装備であり、服装も空挺部隊や狙撃兵が用いた迷彩ツナギ、もしくはカモフラージュ服を着用している場合が多かったようです
・ このツナギとカモフラージュ服は、比較的余裕を持った服のデザインで、アメーバパターンと呼ばれる飛雲形の迷彩模様となっていました
●偵察兵による観察により、前線部隊は作戦の方針を検討し、その活動はソ連軍の行動に欠くことができないものでした【 「ソビエト 偵察隊 フィギュアセット」のキット内容について】
●このソ連軍の偵察兵を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●確かなフィギュアの造形力を持つズベズダ社によりソ連軍の偵察兵を再現、4体のフィギュアによりストーリー性を持った内容となっており、このキットのみでビネットなどの情景を製作することが可能です
●フィギュアの内訳は、偵察兵2体、無線手1体、ドイツ軍捕虜1体の合計4体です
●服装は、カモフラージュ服を着用、ドイツ軍捕虜は、将校用の野戦服に将校用のブーツを履いた姿となっています
・ 偵察兵はブーツを履いていますので、1943年以降の大戦後期の姿です
●服の皺の表現はスケールに沿ったものとなっています【 「ソビエト 偵察隊 フィギュアセット」のフィギュアのポージングについて】
●偵察兵のフィギュアの1体は、立った姿勢でサブマシンガンを持っているポーズ
・ サブマシンガンは、ドイツ軍から捕獲した「MP40」サブマシンガンとなっています
●無線手のフィギュアは、片膝を付いた状態で、片手にサブマシンガンを持ち、片手でヘッドフォンを押さえ、受信しているポーズです
●偵察兵のフィギュアの1体は、片膝を付き、手帳を持って捕虜から上方を聞き出そうとしているポーズです
●ドイツ軍捕虜のフィギュアは、腰を下ろしたポーズで、後ろ手に縛られ、尋問を受けているポーズとなっています
・ フィギュアはドイツ軍将校を再現しています
・ パッケージには、フィギュアの襟に白線の縁が描かれていますが、これは下士官用のラインですので、将校には付きません
●2011年 完全新金型