ドイツ 3cm Flak38/103 ヤーボシュレック 対空機関砲
「ドイツ 3cm Flak38/103 ヤーボシュレック 対空機関砲 (プラモデル) (エース 1/72 ミリタリー No.72294 )」です
●「ドイツ 3cm Flak 103/38 ヤーボシュレック 対空機関砲」です
●第2次世界大戦末期におけるドイツ軍の対空機関砲「30mm対空機関砲 Flak103/38」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「30mm対空機関砲Flak103/38」について 】
●ドイツ軍は対空機関砲として、「20mm」、「37mm」、「50mm」という3種類の口径が使用されていました
●これらの機関砲は、その威力と射程距離によって役割分担が行なわれていましたが、ソ連軍の地上攻撃機「IL-2 シュトルモビク」は重装甲によって「20mm機関砲」では撃墜することが難しく、「37mm機関砲」の破壊力が必要でした
●しかし、「37mm機関砲」は、発射速度が遅いために弾幕効果が低いという弱点を持っていました
●一方、航空機用の機関砲として「30mm機関砲 MK103」が存在しており、同砲は航空機搭載を前提に作られているため軽量で反動も比較的低く、これを「20mm対空機関砲 Flak38」の砲架に搭載した新型の対空機関砲「30mm対空機関砲 Flak103/38」が大戦末期に登場します
●この 「30mm対空機関砲Flak103/38」は、最大発射速度400発を誇り、37mm対空機関砲の2倍以上の能力を持ち、その分効果的な弾幕を展開することができました
・ 37mm機関砲の中で発射速度が速い「37mm対空機関砲Flak43」でも最大発射速度は150発程度です
●ただし、同砲は登場時期が遅く、その活躍は限定的となっています【 「ドイツ 3cm Flak 103/38 ヤーボシュレック 対空機関砲」のキット内容について 】
●この「30mm対空機関砲 Flak103/38」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●「30mm対空機関砲 Flak103/38」をシャープに再現、「20mm対空機関砲 Flak38」の砲架に搭載され、特徴的なフラッシュハイダーを持つ姿が表現されています
●機関砲は、射撃状態と牽引状態とが選択できます
●砲身部は機関部も含めて一体成型され、これに両側から砲架部を取り付ける構成となっています
・ 砲身には、特徴的なフラッシュハイダーとコードが一体成型されています
・ 防盾は左右分割式、砲身部分の小防盾は別パーツです
・ 砲架は左右旋回可能です
●照準手席、操作ハンドル、照準器、弾薬箱がパーツ化
・ 照準器部分の防盾部も別パーツで再現されています
●砲架台は一体成型となっており、円形の台座部分が別パーツ化されています
●運搬用トレーラー「Sd.Ah.51」は、本体部分とタイヤ部分との構成となっています
・ 弾薬箱、尾灯などが別パーツです
●マーキングは、2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 国防軍所属(1944年~1945年)
・ 国防軍所属(1945年春)
●2011年 一部新金型