タミヤ エポキシ造形パテ 速硬化タイプ
「タミヤ エポキシ造形パテ 速硬化タイプ (パテ) (タミヤ メイクアップ材 No.87051 )」です
●「タミヤ エポキシ造形パテ (速硬化タイプ)」です
●プラスチックモデルなどの補修及び造形作業や、フィギュア造形からクラフトワーク、欠けた部分の補修などのホームワークなど、広く使用できる「エポキシパテ」です【 「タミヤ エポキシ造形パテ (速硬化タイプ)」の内容について
】
●粘土状になった2つの主剤と硬化剤とを混ぜ合わせる事によって硬化が始まるエポキシ系パテが「タミヤ エポキシ造形パテ (速硬化タイプ)」です
●「タミヤ エポキシ造形パテ (速硬化タイプ)」は、模型製作やクラフトワークなど幅広い用途で活用できる粘土状のパテ、粘土のように形を作ったり、欠けた部分や埋めたい部分に充填、硬化することでプラスチック素材同様の硬さとなるパテです
●硬化までの間に柔軟性があり、指やヘラなどで形を整えることができ、充填して整形することが必要な広い箇所の補修や、張り出し部などの形状の修正、そしてフィギュア造形などに適した造形素材です
●「タミヤ エポキシ造形パテ」は、プラスチックモデルの工作に広く適合するように配合されたパテ
・ プラモデルで使用されているプラスチック素材への密着度が高く、「盛る」や「削る」といった作業、そして細かな造形などにも適しています
・ また、硬化後に肉ヤセがほとんどなく、想定していた形がヘコむことなく造形・充填することができます
●「タミヤ エポキシ造形パテ (速硬化タイプ)」は6時間(20度~25度)で完全硬化する「速硬化タイプ」
・ 硬化までの時間が半日程度で、スピーディーに作業を行うことができます
・ 硬化開始後、1時間程度まで盛り付け作業が可能、形を整える作業は硬化開始2時間程度まで行うことが可能です
・ ペーパーなどのサイディング作業は硬化開始後4~5時間程度の時間(メーカー表示は6時間)で実施することができます
・ 早く硬化できる分「タミヤ エポキシ造形パテ (高密度タイプ)」と比べると硬化後の強度はやや弱く、もろくなっています
【 「タミヤ エポキシ造形パテ (速硬化タイプ)」の使い方 】
・ 使用する箇所の油・ホコリ・サビ・汚れなどをきれいに落とします(プラパーツに付ける場合には、表面にペーパーをかけるとパテの食い付きがさらに良くなります)
・ 同封されている白色のパテと、黄色のパテを、必要な量だけ1:1程度に取り分け、色が均一になるまでよく混ぜます
・ 接着する箇所に押し付けるように盛り付け、形を整えます【 「タミヤ エポキシ造形パテ (速硬化タイプ)」の製品仕様 】
●正味量 : 25g (16円/1gあたり)
●品名 : エポキシ樹脂系パテ
●種類 : 化学反応形接着剤
●成分
・ 主剤(白) エポキシ樹脂 (100%)
・ 硬化剤(ベージュ) ポリアミド樹脂 (100%)
●用途
・ プラスチックモデル、木、金属、陶器、硬質プラスチック
・ 様々な素材に対応しますので、家庭用品補修などにも幅広く使用できます
●ご使用の前にはパッケージ裏面の取り扱い説明書をよくお読み頂いた上、ご利用下さい
---------------------------------------------【 「エポキシパテ」について 】
●「タミヤ エポキシ造形パテ (速硬化タイプ)」は、通称「キャラメル・パテ」と呼ばれ、模型製作のスタンダードとして広く使用されているエポキシパテです
●エポキシパテは、大まかに分類すると「高密度型」と「低密度型」、そして「軽量型」の3種類に区別されます
●「高密度型」は、あらゆる造形に対応できる汎用性が高いのが特徴で、密度が高いために細かな造形にも向いており、硬化後は彫刻が行いやすいという利点も持っています
●反面、その密度の関係から押し返す力により、細かな造形をした後、硬化するまでの間に若干エッジなどが緩くなってしまう傾向があります
●「低密度タイプ」は、「高密度タイプ」と比べて素材への密着力が弱く、細かな造形にはコツが必要であり、若干汎用性に欠けるものがあります
●ただし、「高密度タイプ」のような押し返す力は弱く、硬化までに彫刻したモールドが緩くなってしまうことはあまりありません
●「軽量タイプ」は、造形の基本形の製作や、大きな部分の造形に適している素材であり、比較的素材が荒く、細かな造形には適してしません
●メーカー独特の表記により、混乱しやすいのですが、「タミヤ エポキシパテ」は「速硬化タイプ」「高密度タイプ」ともにこの「高密度型」のエポキシパテに分類され、主に硬化時間・硬化状態の違いによりこのような分類がなされていると推測されます
●「タミヤ エポキシ造形パテ (速硬化タイプ)」の硬化速度と、同社「タミヤ エポキシ造形パテ (高密度タイプ)」の硬化後の強度の強さを利用するために、両方のパテを混ぜ合わして使用するユーザーもいるようです