戦列艦 VASA (Swedish Regal Ship)
「戦列艦 VASA (Swedish Regal Ship) (プラモデル) (レベル 帆船 (Sailing Ships) No.05414 )」です
●「戦列艦 VASA (Swedish Regal Ship)」です
●17世紀のスウェーデン海軍の戦列艦「ヴァーサ」を1/150スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 戦列艦「ヴァーサ(VASA)」について 】
●世界大航海時代、各国は遠洋航海用の大型帆船を多数建造し、海洋航路を使用した利権の争奪戦を行いました
●スウェーデンは永世中立国としての歴史が長いですが、この大航海時代の頃は他の国と凌ぎを削る帝国であり、植民地も擁していました
●「ヴァーサ(VASA)」は1626年に建造が開始され、1628年に竣工した排水量1210tの当時のスウェーデン海軍最大の戦列艦で、砲を64門装備していました
・ 戦列艦とは、帆船時代の戦艦の名称であり、砲の門数によりクラスが分けられていました
・ 砲の搭載門数を増やすために、甲板が増やされ、100門以上を搭載する艦は3段もしくは4段もの砲甲板を持つ背の高い艦形となっています
・ 戦列艦の下のクラスには「フリゲート艦」や「スループ艦」という艦種が存在しています
●この「ヴァーサ(VASA)」は、当初1段式の砲甲板とする予定でしたが、建造の途中で2段式へと変更、そのために重心のバランスを欠いていました
●同艦は、竣工直後の処女航海時、ストックホルム沖で帆を張った際に風を受けたことにより、バランスを失って転覆、そのまま沈没してしまいます
●「ヴァーサ(VASA)」は、軍艦としては極めて不名誉な最期を遂げましたが、沈んだ場所が低温地帯だったために腐食が少なく、ほとんど原形を留めた状態で1956年に引き揚げられました
●この「ヴァーサ(VASA)」は、大航海時代の戦列艦の構造や設備などを知る貴重な生きた資料であり、現在ストックホルムの「ヴァーサ」博物館に屋内展示されています【 「戦列艦 VASA (Swedish Regal Ship)」のキット内容について 】
●この戦列艦「ヴァーサ(VASA)」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●「ヴァーサ(VASA)」をシャープ且つ表情豊かに再現、国の威信を賭けた当時の戦列艦の迫力在る姿と、豪華な装飾が表現され、帆船模型の魅力を感じることができる内容となっています
●船体は全体に渡り木張りの構造が表現され、各部に打たれた鋲も再現されています
●船体側面の特徴的な木張りの段差も再現、
●大砲は1門ずつがパーツ化されています
●マストに登るための側面に張られた大型の縄を一体成型されたパーツで再現、下部の固定金具も再現しています
●大航海時代の帆船の特徴である、艦尾の可憐な装飾を忠実に再現、スケールモデルキットに相応しい再現度を誇ります
・ 装飾として設置された多くの人物像などが再現されています
●同様に、艦首部分の装飾も忠実に再現され、先端の船首像もシャープに彫刻されています
●全330パーツ
●完成全長 45.5cm
●完成全高 34.5cm
●2012年 完全新金型
---------------------------------【 「戦列艦 VASA (Swedish Regal Ship)」のワンポイント】
●キットは、模型本来の持つ「楽しさ」や、実物の「憧れ」を感じることができる内容となっています
●帆船モデルとしての「帆」のパーツは付属していませんが、各部に張られたロープを追加するだけで、より雰囲気が高まることでしょう