スウェーデン空軍 多目的戦闘機 J35J ドラケン 制空迷彩
「スウェーデン空軍 多目的戦闘機 J35J ドラケン 制空迷彩 (完成品) (ピットロード コンプリート エアクラフト シリーズ (塗装済み完成品) No.SNM-005 )」です
●「スウェーデン空軍 多目的戦闘機 J35J ドラケン 制空迷彩」です
●1960年代初頭よりスウェーデン空軍で運用されていた単発・単座型の多目的戦闘機「J35J ドラケン」を1/144スケールで再現したプラスチック製完成品モデル
●スウェーデン空軍「F10航空団」に所属、近代的な2色のグレーによる制空迷彩の主翼上面に機体番号「07」をレッドで大きく書いた「J35J ドラケン (10-07)」を再現した内容となっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます 【 「J35J ドラケン」について 】
●「J35J ドラケン」は「J29テュナン」の後継機として1949年にスウェーデン空軍がサーブ社に開発を指示した超音速迎撃機です
●「J35 ドラケン」の開発にあたっては、ソ連が開発していた高性能ジェット爆撃機の脅威に対抗すべく、14,000メートルの上昇限度とマッハ1.4~1.5の最高速度、そして高速道路からも発進可能なSTOL性能というきわめて高度な性能が要求されました
●これに対し、サーブ社では「ダブルデルタ翼」という先進的な機体設計案を検討、しかし、当時の同社には超音速をシミュレートできる風洞設備がなかったため、計画より機体規模を70パーセントに縮小した実験機「リルドラケン」を製作し、実地で実験を進めます
●そして約2年間、数百回に及ぶ試験飛行により積み上げたデータを基にドラケンの試作初号機は1955年10月に初飛行しました
●「試作2号機」から国産のアフターバーナーが装備されるとたちまち音速を突破、要求以上の優秀な性能を発揮し、直ちに生産型が発注されます
●中立政策の下、国土全てを基地とし、その迎撃システムの一環として生み出された「ドラケン」は高速と上昇性能、STOL以外にも様々な工夫が施され、有事の際の徴兵によるパイロットが容易に使いこなせる操作性を初め、整備性、補給の容易さ、果ては外翼部を取り外してシェルターに収める収納性まで、先進的でありながら効率的な運用を前提とした性能が盛り込まれた機体でした
●「ドラケン」が実戦運用された以降、その任務は多岐に渡り、当初設定されていた対爆撃機の迎撃任務から地上攻撃・偵察など、パッケージを交換するだけであらゆる任務に対応できる多目的戦闘機に育って行きます
●輸出も数カ国に対して行われ、また、改良を重ねながら本国のスウェーデン空軍では1990年代初頭まで、最後のカスタマーとなったオーストリア空軍では2005年に至るまで使用され、その任務を後継機に引き継ぎました【 「スウェーデン空軍 多目的戦闘機 J35J ドラケン 制空迷彩」の製品内容について 】
●この「J35J ドラケン」を再現した完成品モデル
●ピットロード社製「J35F/J ドラケン スウェーデン空軍」のキットをベースとした完成品モデル
・ 組立の手間なく、1/144スケールのエアクラフトコレクションをラインナップに加えることができます
・ 「J35J ドラケン」の機体はプラスチック製パーツを主体に構成されているので、機体本体のライン、主翼エッジなどがシャープに仕上げられ、かっちりとしたシルエットを演出、パネルラインやリベット跡なども細く掘り込まれており、実感溢れる完成品モデルとして楽しむことができます
●「J35J ドラケン」の特徴となるフォルムを再現
・ 二段階の角度を持つデルタ主翼「ダブル・デルタ」で構成された「J35J ドラケン」の全体像を精密に再現
・ 翼のエッジ部分は非常に薄く形成されており、主翼は機体各部で異なる厚みまでしっかり再現されています
・ 小柄な機体に収まりきらない機首の赤外線スキャナ、補助インテークやドラッグシュート収容部、アンテナ類等を一体モールドや別パーツで表情豊かに再現
・ 機体全体にある主なパネルラインは繊細な凹モールドで再現、スミ入れ処理は施されていません
●「J35J ドラケン」の機体は「スウェーデン空軍 F10航空団」所属機(07)の2色のグレーによる制空迷彩塗装を再現
・ 機体上下を2色のグレーで塗り分けた制空迷彩塗装、
・ 後部主翼の前縁やエンジン搭載部のベアメタル部をシルバー塗装で再現し、金属色がアクセントとなった実感あふれる仕上がりとなっています
・ 機体番号「07」は垂直尾翼に加え、主翼上面にもレッドで大きく描かれています
・ 国籍マークや部隊・機体番号、コーションデータのステンシル類などはデカールにて再現されています
●キャノピーはクローズ状態で再現、キャノピーフレーム部は綺麗に塗り分けされています
・ キャノピーパーツはツーピースのクリアパーツ、キャノピーフレームは凹モールドで再現しています
・ コクピット内部はシートと着座姿勢のパイロットが再現されています
●ランディングギアは「駐機状態」で再現されています
●「J35J ドラケン」の機外兵装として
・ AIM-9J サイドワインダー 空対空ミサイル ×2 (主翼パイロンに搭載)
・ AIM-4D ファルコン 空対空ミサイル ×2 (主翼パイロンに搭載)
・ 胴体タンク ×2
が付属しており、あらかじめ機体に装着済となっています
●ボールジョイントにより展示角度の変えられるディスプレイスタンド付き
●「J35J ドラケン」の機体サイズ
・ 全長 : 約106mm【 「スウェーデン空軍 多目的戦闘機 J35J ドラケン 制空迷彩」のパッケージ内容 】
・ J35J ドラケン ×1
・ AIM-9J サイドワインダー 空対空ミサイル ×2
・ AIM-4D ファルコン 空対空ミサイル ×2
・ 胴体タンク ×2
・ ディスプレイスタンド ×1
●プラスチック製彩色済完成品モデル
・ パッケージから取り出してすぐにディスプレイすることが出来ます