ピットロード 日本海軍 特設巡洋艦 報国丸 1942 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W136 プラモデル

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日本海軍 特設巡洋艦 報国丸 1942

販売価格

4,290円 3,861円(税込)

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「日本海軍 特設巡洋艦 報国丸 1942 (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ  No.W136 )」です

●「日本海軍特設巡洋艦 報国丸 1942」です

●帝国海軍の特設巡洋艦(仮装巡洋艦)「報国丸」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●ピットロード社製「日本海軍 特設巡洋艦 愛国丸 1941」のバリエーションキットで、煙突基部の一部のパーツを差替える内容となっています

【 特設巡洋艦「報国丸」について 】


●第1次世界大戦においてドイツは商船を改造した仮装巡洋艦により通商破壊活動を展開、Uボートによる戦果と合わせて連合軍側に多大なダメージを与えました

●第1次世界大戦の敗戦によりドイツ海軍は主力艦艇の殆どを放棄することとなり、ドイツ再軍備化において海軍の再建が図られましたが、戦艦などの主力艦艇の建造は短期間では不可能で、第2次世界大戦においてドイツ海軍の行動方針を通商破壊に重点を置き、Uボート及び仮装巡洋艦、そしてポケット戦艦によって、その緒戦に多数の商船を撃沈、拿捕しています

●帝国海軍は、日清、日露戦争の戦訓により主力艦艇による決戦を挑むという揺るぎない戦略を持っており、攻撃の対象も敵の艦艇が中心で、民間の商船は2次的な目標とされていました
●満州事変、日中戦争で日本が世界から孤立するに至って帝国海軍は仮想敵国をアメリカ、イギリスと定めており、来るべき戦争はこれまでにない総力戦になるという考えから、同盟国ドイツが行なっている通商破壊も念頭に置くようになっていました

●一方、1930年代から日本では、有事の際に軍事に転用することができる高速優秀商船の建造が奨励され、優秀船舶建造助成制度が設けられました
●「報国丸」は同型の「愛国丸」、「護国丸」とともに、この優秀船舶建造助成制度の下に大阪商船が建造した南アメリカ航路用の1万トンクラスの高速の貨客船で、1940年6月に竣工しました
●ただし、戦争への緊張感が高まる中、実際に南アメリカ航路に就いたのは1回だけで、戦争を睨み、優秀船は損失を恐れるために近海航路へと変更され、中国の大連航路で使用されます

●「報国丸」は、1941年8月海軍に徴用、通商破壊活動を考慮した「特設巡洋艦」として改装され、「15cm砲」を8門、「連装式魚雷発射管」2基が搭載されました

●太平洋戦争の開戦を予定し、同様な改装を受けた「愛国丸」と共に11月に日本を出航、南太平洋を目指します
●戦争が開戦すると、同海域において通商破壊活動を展開、商船2隻(計1万トン)を撃沈します
●しかし、南太平洋での通商破壊はあまり戦果が挙がらず、一旦内地へと帰投、インド洋での活動を前提に潜水艦への補給も可能なように改装を受け、搭載する主砲も砲弾の重量の関係で装填が行い易い「14cm砲」へ換装されました

●1942年4月、「報国丸」は「愛国丸」と共にインド洋で通商破壊活動を行い、併せて潜水艦への補給任務も行ないます
●同年5月から7月までの活動において2隻の特設巡洋艦は、商船2隻を拿捕、1隻を撃沈(6700t)します
●同年7月にはイギリス海軍の警戒を察知して一旦帰投、ラバウルへの輸送任務を行ないます

●11月には再びインド洋での通商破壊活動を再開、「報国丸」はオランダ籍のタンカー「オンディナ」と護衛の掃海艇「ベンガル」を発見し、停船命令を発します(「愛国丸」は少し離れた位置にあった)
●「オンディナ」には防御用の10cm砲が1門、「ベンガル」には7.5cm砲が1門のみという劣勢であり、勝負は着いているものと思われましたが、「ベンガル」が盾となり「オンディナ」は逃走を図りました
●この際、「オンディナ」が搭載する10cm砲の数発が「報国丸」が命中、これにより火災が発生し、搭載魚雷や艦載機に次々と引火、元々艦としての防御力は持っていなかったために致命傷となってしまい、同艦の運命は決することとなりました

日本海軍特設巡洋艦 報国丸 1942 の商品画像

【 「日本海軍特設巡洋艦 報国丸 1942」のキット内容について 】


●この特設巡洋艦「報国丸」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●同社が長年培ってきた艦船モデル技術により「報国丸」をシャープ且つ表情豊かに再現、貨客船の持つスタイルと、各所に配置された武装類と水上機により、特設巡洋艦が持つ魅力が表現された内容となっています

●「報国丸」の喫水線ラインまでを再現したウォーターラインモデルと、艦底部までを再現したフルハルモデルとを選択して組立てることが可能です

●主砲は、特設巡洋艦としての竣工時に装備された「15cm砲」と、1942年に換装された「14cm砲」とを選択することができます

●「報国丸」の船体は、舷側部分が一体成型された船体と、船底部、各甲板部とで構成されています

●船体部は一体成型となっており、フェアリーダー、舷側の舷窓、ホースパイプがモールド再現されています
 ・ 上部構造物の側面部が一体成型されています

●船底部は、フルハルモデルとして、側部のビルジキール、後部のデッドウッド、プロペラシャフトなどが一体成型されています
 ・ プロペラ(スクリュー)、舵は別パーツ化にて再現
 ・ フルハルモデルとして飾るための展示台(黒色)が付属しています
 ・ ウォーターラインモデルとして作製する場合には、船底部は使用しません

●甲板部は、上甲板が1パーツで再現、シャルター甲板は各甲板パーツを積み重ねるパーツ構成となっています
 ・ 上甲板パーツには、木甲板表現、ボラードなどがモールドされています

●甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「煙突部」「マスト部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます

日本海軍特設巡洋艦 報国丸 1942の商品画像
「報国丸」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋は2層で構成
 ・ 艦橋窓枠はモールド再現されています
 ・ 艦橋部分を構成する、測距儀、25mm 連装機銃(×2)などがパーツ化されています

● 煙突
 ・ 煙突は一体成型となっており、煙突トップ内部は別パーツ化されています

●マスト
 ・ 各マストは、中央部のマスト本体、マスト台座、前後のデリックは別パーツとなっています


●主砲 「15cm単装砲」 ×8 もしくは「50口径3年式14cm単装砲」 ×8
 ・ 「15cm単装砲」は一体成型でパーツ化されています
 ・ 「50口径3年式14cm単装砲」は、砲身部とシールド部との2分割式で、基部には防水布が表現されています
 ・ 主砲の台座が別パーツにて再現

●魚雷発射管 「53cm 連装魚雷発射管」 ×2
 ・ 魚雷発射管は一体成型でパーツ化されています

●対空機銃
 ・ 25mm 連装機銃 ×2(艦橋部)
 ・ 機銃は、銃身部と機銃架との2分割式です

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 9m内火艇 ×1
 ・ カッター ×6(カッター上部にキャンバスが張られている状態を再現)

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ リール
 ・ 錨、副錨
 ・ 通気筒
 ・ パラベーン
 ・ 探照灯、探照灯台座
 などがセットされています

●艦載機
 ・ 「94式水上偵察機」(竣工時)×1
 ・ 「零式水上偵察機」(1942年以降)×1
 ・ 「94式水上偵察機」は、胴体、翼、翼桁、尾部、プロペラ、フロート部の9パーツで構成、 「零式水上偵察機」は、主翼を含む本体部分、プロペラ、フロート部のパーツ構成となっています


●艦尾の軍艦旗(なびいているタイプ)、艦名表記、艦載機の日の丸マークなどを再現したデカールが付属しています

●全長 : 230mm


●2011年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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