フランス戦車兵 フィギュアセット (5体入)
「フランス戦車兵 フィギュアセット (5体入) (プラモデル) (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35105 )」です
●第2次世界大戦時におけるフランス軍の戦車兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「フランス戦車兵」について 】
●フランス軍は、第1次世界大戦においてドイツ軍と死闘を展開、アメリカの参戦やドイツ内部の混乱により、結果的に勝利を得ましたが、この第1次世界大戦の経験がフランス軍内に大きく影響することとなります
●第1次世界大戦の末期に、フランス軍は革新的な軽戦車「ルノーFT」を開発、同車のスタイルが以後の戦車のレイアウトを決定付けし、フランス軍内では2人乗りの軽戦車と、超壕能力に優れた大型の戦車との2系統で戦車開発が行なわれました
●また、第1次世界大戦によって騎兵の必要性が薄れ、騎兵科は馬から戦車へと移行、その結果、戦車自体の開発も歩兵科と騎兵科とで行なわれます
●第2次世界大戦時では、フランス軍の戦車戦力は数の上ではドイツ軍よりも上回っていましたが、多くは対戦車能力が殆ど無い短砲身型の軽戦車で、その上、フランス軍の戦車は1人用砲塔を採用していたために、その能力は限定的しか発揮できませんでした
●フランス戦車兵は、そのような不利な状況下、果敢にドイツ軍に戦いを挑み、比較的厚い装甲を持つ戦車の特性から、戦術的には勝利を収めることにも成功します
●ただし、対するドイツ軍は諸兵連合による連携や、優れた作戦遂行能力でフランス軍を圧倒、電撃戦というドイツ軍の作戦に対応できず、混乱した状態で敗退してしまいました
●フランス戦車兵の服装は、基本的には戦車兵用の革ジャケットと戦車帽という組み合わせとなります
●戦車には無線器が装備していない場合が多く、そのためにドイツ戦車兵のようにヘッドフォンを付けることは無く、車両間の連絡は手旗を中心に行なわれました
・ この無線装置の有無が最終的な勝敗を分けることとなります
●独仏戦後のフランス軍は、自治を許されたドイツ傀儡のビシー政府による指揮を受けることとなり、植民地などに展開する戦車部隊の兵士は、従来の服装を使用しました
●北アフリカに展開していたフランス軍は、連合軍側との戦いの末、降伏、アメリカ軍式の装備を受けて連合国側として参加しますが、兵士達はフランス軍の装備を部分的に使用しています
【 「フランス戦車兵 フィギュアセット (5体入)」のキット内容について 】
●この「フランス戦車兵」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●戦線後方において佇んでいる戦車兵のシーンが表現されています
●インジェクションキットのフランス戦車兵フィギュアは希少であり、各社フランス装甲車両のキットを製作する場合に当キットのフィギュアを使用すると、より表現力が豊かとなることでしょう
●また、ジオラマやビネットなどへの展開への可能性も広がります
●フィギュアの内訳は、戦車隊将校が1体、戦車兵が4体の計5体です
●服の皺の表現はスケールに沿っており、ポケットや服の縫い目などのディテールは、繊細なモールドで彫刻されています
・ ミニアート社特有のパターンの細かな皺となっています
●フィギュアは頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成で、コートの裾は別パーツにより、立体感在る造形となっています
・ 戦車ヘルメットと、ベレー帽は別パーツです(ヘルメットの固定バンド部は頭部にモールドされています)
【 「フランス戦車兵 フィギュアセット (5体入)」のフィギュアポージングについて 】
●戦車兵のフィギュアの1体は、戦車の砲塔後部のハッチに腰を降ろしているポーズです
・ 戦車兵用のジャケットを着用、戦車帽を被っています
・ マフラーを着用、マフラーの先端部は別パーツにて再現されています
●戦車隊将校のフィギュアは、ステッキを持ち、立って佇んでいるポーズとなっています
・ 革製のコートを着用、将校用の乗馬ズボンにブーツを履き、将校帽を被っている姿です
●戦車兵のフィギュアの1体は、地面もしくは戦車上に腰を降ろしているポーズです
・ セーターを着用、ベレー帽を被った姿となっています
●戦車兵のフィギュアの1体は、立った姿勢で、両手で戦車帽の固定バンドを締めているポーズ
・ 戦車兵用のジャケットを着用した姿です
●戦車兵のフィギュアの1体は、戦車などを支えにして、立った姿勢で両腕を組んでいるポーズとなっています
・ 詰襟式の軍服を着用、ベレー帽を被っている姿です
●付属している装備品類
・ 戦車ヘルメット ×2
・ ベレー帽 ×2
・ 将校帽 ×1
・ ゴーグル ×2
・ 拳銃ホルスター ×3
・ 雑嚢 ×1
●2011年 完全新金型