GMC トラック ボフォース 40mm機関砲装備型
「GMC トラック ボフォース 40mm機関砲装備型 (プラモデル) (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.82459 )」です
●「GMC トラック ボフォース 40mm機関砲装備型」です
●第2次世界大戦後にフランスで製造された、アメリカ製「GMCトラック」に「ボフォース40mm機関砲」を搭載した車輛を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「GMCトラック ボフォース 40mm機関砲装備型」について 】
●「GMCトラック」は、制式名称が「GMC CCKW-353」で、2.5tトラックである「GMC CCKW-352」のホイールベース延長型です
●同車は、1941年から1945年にかけて50万台以上が生産され、連合軍の足となり、またその膨大な量の補給線を支えた存在で、連合軍トラックの代名詞となりました
●一方、ボフォースは第2次世界大戦において中立国であったスウェーデンの兵器メーカーで、同社が1928年に開発した「40mm高射機関砲」は、操作の容易さや精度の高さ、そして40mm砲の威力により、各国で採用されました
●イギリスでは1937年に輸入が行なわれ、試験の後にライセンス生産されるようになり、アメリカでも1941年から生産が開始されています
●同砲は、イギリス、アメリカの両陸軍の対空砲のみならず、海軍の艦艇用として広く使用され、連合軍の空の守りとして活躍しています
●第2次世界大戦の後半、緒戦の敗北によってイギリスに逃れたフランス軍や、北アフリカで連合軍に降伏したフランス軍は再編成されて連合国側として戦いました
●このフランス軍は、アメリカ式で装備が行なわれ、車輌などもアメリカ製のものを使用、第2次大戦が終結しても、1950年代後半まではアメリカ式となっていました
●「GMCトラック ボフォース 40mm機関砲装備型」は、戦後にフランス軍が改造、使用した自走機関砲で、「GMCトラック」の荷台部分を改造して機関砲を搭載、機動力に優れた火砲として運用されました【 「GMC トラック ボフォース 40mm機関砲装備型」のキット内容について 】
●この「GMCトラック ボフォース 40mm機関砲装備型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●「GMCトラック ボフォース 40mm機関砲装備型」をシャープに再現、「GMCトラック」の荷台に「ボフォース 40mm機関砲」を装備したメカニカルな姿が表現されています
●「GMCトラック ボフォース 40mm機関砲装備型」は、シャーシ、キャビン部、荷台、機関砲の4ブロックで構成されています
●シャーシのメインフレームは、縦方向の躯体パーツと、横方向の躯体パーツを組み合わせる方式となっています
・ リーフ式サスペンションは、各1パーツで再現
・ 各デファレンシャルは、6~9パーツにより細かく再現されています
・ タイヤは、ホイール部とゴム部とに分割されており、ゴムの部分はプラパーツによる左右分割式となっています
●エンジン部分も再現、18パーツの構成により、冷却ファン、ファンベルト、発電機など細部が表現されています
●キャビン及びボンネット部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
・ キャビンは、上部に屋根の無い上部開放タイプが表現されています
・ 運転席部分は、各種レバー、ペダル類がパーツ化
・ フロントウィンドーは、枠の部分が成型色パーツ、ウィンドー部がクリアーパーツ、ワイパーはエッチングパーツとなっています
・ フロントグリル部は、ライトガード部も含めて一体成型されています
・ ボンネット部は別パーツで、開いた状態とすることもできます
●荷台は、前後のブロックで構成され、荷台下部の構造物でこれを繋ぐ方式となっています
・ 荷台パーツには、木目の模様が彫刻されています
●機関砲の砲身は一体成型で、砲口部分が開口処理されています
・ 機関砲の機関部は左右分割式となっています
・ 機関部先端内部のバネ構造は別パーツです
・ 装填部は4パーツで構成されています
●機関砲の砲架は左右分割式となっています
・ 砲は上下に可動し、その動きに合わせて平衡器が可動します
・ フットペダル、操作ハンドルなどがパーツ化
・ 照準席部分には表面上のディテールが表現されています
・ 照準器は、エッチングパーツとなっています
・ 砲架は左右分割式です
●照準器、ワイパー、砲のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属
●マーキングは、フランス陸軍の1種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●全長 : 220mm
●全幅 : 75mm
●全380パーツ
●2011年 完全新金型