フィゼラー Fi156C シュトルヒ ドワイト・D・アイゼンハワー使用機 パリ 1944年
「フィゼラー Fi156C シュトルヒ ドワイト・D・アイゼンハワー使用機 パリ 1944年 (完成品) (ファルコン モデルズ 1/72 Wings of Fame (大戦機) No.FA724003 )」です
●「フィゼラー Fi156C シュトルヒ ドワイト・D・アイゼンハワー使用機 パリ 1944年」です
●第二次世界大戦中のドイツで開発された連絡機機「フィゼラー Fi156C シュトルヒ」のイギリス空軍による鹵獲機を1/72スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル
・ 後の第34代アメリカ大統領「ドワイト・D・アイゼンハワー」が1944年秋、開放されたパリに置かれた連合国軍司令本部で使用していた鹵獲機を再現しました
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、すぐにディスプレイすることができます 【 「フィゼラー Fi156C シュトルヒ」について 】
●「フィゼラー Fi156 シュトルヒ」はドイツの「フィゼラー」社が開発し1936年に初飛行した連絡機です
●「シュトルヒ(コウノトリ)」の名を持つこの機体は、幅の広い主翼と鋼管を組み合わせた羽布張りの機体構造となっており、固定化された主脚とともに、一見すると古めかしい印象を持ってしまいます
●機首に搭載された240馬力の「アルグス As10C」エンジンは機体のサイズと比べると高出力なエンジンでしたが、「Fi156C」の最大速度は200キロそこそこと、当時の基準からするとお世辞にも「速い」と言える機体ではありませんでした
●しかし、「Fi156 シュトルヒ」の最大の特徴は「短距離離着陸(STOL)」性能と「失速特性」にあります
●「Fi156 シュトルヒ」は、向かい風があればテニスコート程度の滑走距離で離陸が可能、飛行中にフラップを用いれば、風速によってはほぼ空中停止が出来るなど、驚異的なSTOL性能を持っていました
●このSTOL性能の秘密は、機体に比べて余剰出力あるエンジン性能と、主翼に装備された固定スラットなどの高揚力装備にありました
●また、無骨な構造の固定式の主脚にはオイルとスプリングのショックアブソーバーが仕組まれており、不整地でも着陸できる性能を持っていました
●実用性に優れたこの「Fi156 シュトルヒ」は、「ムッソリーニ救出作戦」等の武勇伝を持つとともに、各所で鹵獲された機体がその先の高官たちに愛用されるなど、高性能さを裏付ける話題性は尽きません
●連合国軍ヨーロッパ方面総司令官で、後に第34代アメリカ大統領となる「ドワイト・D・アイゼンハワー」も、1944年の解放後に総司令部が置かれたパリでこの機体を愛用していたと伝えられます
●1942年からフランスの「モラン・ソルニエ社」で生産が行われ、戦後も生産を継続したほか、ソ連でも戦中からコピー生産が行われるなどしており、この事からも本機の非凡さが窺い知ることができます
●戦後、「Fi156 シュトルヒ」が占めていた役割はヘリコプターへと譲る事になりますが、フランス製の機体の一部はベトナム戦争にも使用された記録があり、実に息の長い名機として高い評価を与えることができる機体です【 「フィゼラー Fi156C シュトルヒ ドワイト・D・アイゼンハワー使用機 パリ 1944年」の製品内容について 】
●この「フィゼラー Fi156C シュトルヒ」を再現したダイキャスト製完成品モデル
・ 1944年、解放後のパリに置かれた連合国軍総司令部においてヨーロッパ方面総司令官「ドワイト・D・アイゼンハワー」により使用された「フィゼラー Fi156C シュトルヒ」の姿を再現
●「フィゼラー Fi156C シュトルヒ」の特徴となるフォルムを再現
・ 細い箱組み構造の機体と羽布張り構造で、ステロッド・フラップを始めとする高揚力装備を備えた幅の広い主翼を持つ「フィゼラー Fi156C シュトルヒ」のスタイルを再現
・ 高揚力装備や構造材の浮き出た羽布部分や機体下面の縫い合わせをモールドで再現
・ フラップ下面の構造物やピトー管は別パーツにて再現
・ 機体全体にある主なパネルラインは凹モールドで再現、スミ入れ処理は施されていません
●機体はアメリカ陸軍航空隊の塗装を再現
・ 機体は上面をオリーブドラブ、下面をニュートラルグレーで塗り、主翼と胴体には白と黒の「インベンジョン・ストライプ」が施されています
・ 国籍マークはアメリカ陸軍航空隊仕様、コクピット側面に記された「アイゼンハワー」機を示す星のマークと共にタンポ印刷にて再現されています
● キャノピーパーツはクリアパーツで再現
・ 窓枠は綺麗に塗り分けされています
・ パイロットシートと操縦桿、コンソールが再現されており、コンソールにはタンポ印刷で計器類がプリントされています
●ランディングギアは固定式
・ 主翼を支える構造材や固定式の主脚の複雑な組み合わせをシャープに再現
・ 尾輪も別パーツで構成され、前方に装備されたV字の支柱も再現されています【 「フィゼラー Fi156C シュトルヒ ドワイト・D・アイゼンハワー使用機 パリ 1944年」のパッケージ内容 】
・ フィゼラー Fi156C シュトルヒ ×1機
●ダイキャスト製 彩色済完成品モデル
・ 一部プラスチックを使用している箇所があります
・ パッケージから取り出してすぐにディスプレイすることが出来ます