ドイツ ノイバウファールツォイク 多砲塔戦車 (3-5号車) ノルウェー 1940
「ドイツ ノイバウファールツォイク 多砲塔戦車 (3-5号車) ノルウェー 1940 (完成品) (ドラゴン 1/72 ドラゴンアーマーシリーズ No.60577 )」です
●第2次世界大戦初期におけるドイツ軍の多砲塔戦車「ノイバウファールツォイク」を再1/72スケールで現した彩色済み完成品モデルで、その生産型である「3~5号車」が表現されています【 多砲塔戦車「ノイバウファールツォイク」について 】
●第1次世界大戦時に誕生した「戦車」は、大戦が終結すると陸上軍艦的な存在である大型のタイプと、「ルノーFT」から発展した小型のタイプとの2形態で開発が行なわれていました
●第1次世界大戦の敗北から、ドイツ軍は戦車の保有を禁止されましたが、当時の友好国であったソ連国内において秘密裏に開発を進め、その生産技術を徐々に習得して行きます
●1933年、「ヒトラー」率いる「ナチス党」がドイツの政権を掌握すると、再軍備化が進められ、戦車の本格的な開発、生産が行なわれました
●これらの戦車は、その用途により「1号~4号戦車」という4車種に区分され、基本的のはそれぞれが独立して開発が行なわれます
●一方、それらの戦車の他に、秘密裏に開発されていた頃に作られた大型戦車を祖とする多砲塔戦車の開発も進められており、1934年に「ノイバウファールツォイク」が製作されます
●この「ノイバウファールツォイク」は、主砲塔に「75mm砲」と「37mm砲」を搭載、前後に機銃用の銃搭を装備しているのが特徴で、試作車2輌と生産車3輌の合計5輌が生産されました(試作車は軟鉄製)
●ただし、このような多砲塔式は生産工程が複雑な上、多砲塔により重量が嵩み、装甲を厚くすることができず、その姿とは裏腹に脆弱な車輌でした
●そのため、「ノイバウファールツォイク」は5輌の生産に止まりましたが、威圧的なフォルムはナチスドイツの絶好のプロパガンダアイテムとなり、新型戦車として多くの写真が世界中に公開されています
●生産型の3輌の「ノイバウファールツォイク」はノルウェー戦に参加、しかし多砲塔式は実戦での運用が難しく、1輌が撃破、残る2輌は本国に送還されてしまいました【 「ドイツ ノイバウファールツォイク多砲塔戦車 (3~5号車) ノルウェー 1940」の製品内容について 】
●この「ノイバウファールツォイク」の「生産型」を再現した完成品モデルです
●第2次大戦下のドイツ軍唯一の多砲塔戦車である「ノイバウファールツォイク」の「生産型」をシャープな造型で再現、大型の車体に砲塔と銃塔を載せた特異なフォルムが表現されています
●車体、砲塔はプラスチック製、車体下部にはウェイトがボルト止めされ、重量感の在るモデルとなっています
●キャタピラは、ラバー製のベルト式です
●砲身の上下、砲塔旋回が可能となっています
●塗装は、ジャーマングレーをベースとしたブラウンとの2色迷彩が塗られています
・ 車体各所に「シャドー」吹きとドライブラシが行われており、立体感とディテールが強調されています
・ 排気管、機銃、車外装備品などが塗り分けられています
●「ノルウェー戦」で見られた車体前部の象のマークと、国籍マーク、車体番号などがタンポ印刷によってマーキングされています
●コレクションに役立つプラスチック製のクリアケースが付属しています
●「ノイバウファールツォイク」シリーズ 第1弾
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●「ドラゴンアーマーシリーズ」は、世界各国の戦車、装甲車を1/72の統一スケールで細部まで精密に再現した彩色済完成品モデルシリーズです
●完成した車体にグレードの高い塗装・マーキングを施してありますので、パッケージから出して即飾る事ができます
●第2次大戦から現在に至るまで、戦車を中心に様々な車体を再現、「時代」や「戦線」にこだわって集めるもヨシ、同一車体で塗装・マーキング違いで集めるもヨシ、もちろん完成品モデルに自分なりのウェザリングを施してジオラマなどを再現するのもヨシ、幅広い楽しみ方ができるシリーズです