イギリス スタックハウンド MK.1 装甲車後期型 + ロケット弾
「イギリス スタックハウンド MK.1 装甲車後期型 + ロケット弾 (プラモデル) (ブロンコモデル 1/48 AFVモデル No.ZB48003 )」です
●「イギリス スタックハウンド MK.1 装甲車後期型 + ロケット弾」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の装輪装甲車「スタッグハウンド」1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、砲塔側面のピストルポートが廃止された「後期型」が表現されています
●ブロンコ社製「イギリス スタックハウンド MK.3 装甲車 75mm砲搭載型」のバリエーションキットで、新規に砲塔、ロケットランチャー及びロケット弾を追加したものです【 「スタッグハウンド装甲車」について 】
●1941年、アメリカ陸軍は火砲を装備する装輪式の装甲車の開発を開始します
●この開発にあたっては、「フォード」社と「シボレー」社の2社によって競作されましたが、2社の試作車(「フォード」社のタイプは「T17」、「シボレー」社のタイプは「T17E1」)は装甲車としては大型の車体を持ったため、同時期の軽戦車よりも重量が重くなってしまい、両車共にアメリカ陸軍には採用されませんでした
●一方、独仏戦や北アフリカ戦線で装甲車両を大量に失ったイギリス軍は、即戦力となる車輌を求めており、この装甲車の導入を検討、テストの結果「シボレー」社のタイプが供与用として生産されることとなりました
・ 「フォード」社の「T17」は、「ディアハウンド」と名称が付けられて250両が生産されましたが、国内での憲兵隊用の車両として使用されたのみに終わっています
●この「T17E1」は、車体前面装甲厚22mm、砲塔前面装甲厚45mmと、装甲車としては重装甲で、97馬力のエンジンを2基搭載し、大型で大重量の装甲車にしては高い機動力を誇りました
●同車は、「スタックハウンド」という名称を与えられて、1942年から1944年までに2800両がイギリス軍へと供与されています
●この「スタッグハウンド」は、砲塔側面にピストルポートが付く「前期型」と、ピストルポートが廃止された「後期型」が存在し、「後期型」では砲塔上部に「M1919A4機関銃」が増設されました
●また、同車を装備したカナダ軍の一部では航空機用の60ポンド対地ロケット弾が現地部隊によって増設されており、その弾頭威力により火力支援に活躍しています【 「イギリス スタックハウンド MK.1 装甲車後期型 + ロケット弾」のキット内容について 】
●この「スタッグハウンド装甲車」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ブロンコ社の高いディテール表現力と成型技術により「スタッグハウンド装甲車」を再現、1/48スケールでありながらスケールの限界までディテールを追求した内容となっています
●砲塔サイドに「60ポンド 対地ロケット」を装備した状態とすることが可能です
●「スタッグハウンド装甲車」は、「砲塔部」「車体部」の2ブロックで構成されています
●砲身は一体成型となっており、スライド式金型により砲口が開口処理されています
・ 砲尾部分は7パーツで構成
●内装式防盾は、砲の防盾と照準器用の防盾とに分割され、上下可動式です
・ 照準用のペリスコープはクリアーパーツとなっています
・ 砲の防盾用のカバーパーツが付属
●砲塔は上下分割式です
・ 上部のハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ ペリスコープはクリアーパーツで、カバー部は別パーツとなっています
・ 砲塔内部に存在する無線機のパーツが付属、前部のカバー部はエッチングパーツにて再現
・ 砲塔上部に装備された「M1919A4機関銃」が付属しています
●60ポンド対地ロケットは、ランチャー部と、ロケット弾で構成されています
・ ランチャー部は、分割成型されたフレームに、ランチャー部分を取り付ける構成です
・ 各ロケット弾は、本体と翼との3分割式です
●車体は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
・ フェンダーは別パーツです
・ 側面ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 前後のデファレンシャルは細分化されたパーツで構成されています
・ 左右の排気管は各6パーツで構成
・ エンジン点検ハッチは別パーツです
・ タイヤはプラパーツによる左右分割式で、内蔵させるパーツにより回転可動式です
・ 車載工具類は別パーツとなっています
●車体前部のディテールは細分化されたパーツで表現されています
・ 操縦席前方視察口のハッチは左右各4パーツで構成され、防弾ガラス部はクリアーパーツとなっています
・ 視察口ハッチは開閉状態が選択可能で、車体側のウィンドーがクリアーパーツで用意されています
・ サイドミラーと支持架がパーツ化
・ 前照灯のライトガードはエッチングパーツとなっています
・ ペリスコープは本体とカバー部とに分割され、本体部分はクリアーパーツです
●ペリスコープ、前方の視察部分、前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属
●ライトガード、マッドガード、無線機のガード部、各部のディテールを再現するエッチングパーツが付属しています
●マーキングは、2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ イギリス陸軍仕様
・ イギリス連邦軍 カナダ軍仕様
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊記号、重量表記、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●2012年 一部新金型
------------------------------------【 「イギリス スタックハウンド MK.1 装甲車後期型 + ロケット弾」のワンポイント 】
●キットは、ブロンコ社のディテール追及力により「スタッグハウンド装甲車」を再現したもので、タミヤ製1/48スケールのキットと比べてパーツが非常に多く、1/35スケールのキットと同等のボリュームを持っています
●その分、パーツは細かく、短時間では組立てが困難ですから注意して下さい