ソビエト 上級将校 1943-1945 (4体入)
「ソビエト 上級将校 1943-1945 (4体入) (プラモデル) (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35612 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の高級将校3体と従兵1体を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立てキット【 「ソビエト 上級将校 1943~1945 (4体入)」のキット内容について 】
●フィギュア造形力の優れたICM社のキットで、フィギュアのデッサン、顔の造形、服の皺の表現、各モールドのシャープさ、そしてパーティングラインのエッジを利用したモールド表現など、新時代のインジェクション製フィギュアキットとも思えるような内容となっています
●また、開いたマップケースや、図板の薄さの表現も秀逸であり、レジン製フィギュアに劣らない表現力が発揮されています
●キットは、前線後方において戦況を確認する将軍と幕僚の様子が表現されています
●フィギュアの内訳は、将軍1体、幕僚2体、従兵1体の合計4体です
●服装は、将軍と幕僚の1体が詰襟式の「M1943制服」、幕僚1体と従兵は詰襟式の「ルパシカ型野戦服」を着用、ブーツを履いた姿です
・ 将校の3名は制帽、従兵は略帽を被っています
●服の皺はスケールに沿っており、ベルトや徽章、服の縫い目などのディテールは、繊細且つシャープなモールドで彫刻されています
・ ポケットのフラップ部やベルトのバックルは、エッジが立った彫刻となっています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
・ 上着の裾の後部は別パーツで、立体感の在る造形となっています
・ 制帽は上下2分割式です【 「ソビエト 上級将校 1943~1945 (4体入)」のフィギュアのポージングについて 】
●将軍のフィギュアは、後ろで手を組み、真っ直ぐに立って戦況を確認しているポーズ
●幕僚のフィギュアの1体は、開けた図板を持ちながら、ペンで指差して戦況を伝えているポーズです
●幕僚のフィギュアの1体は、マップケースの中から書類を出そうとしているポーズです
●従兵のフィギュアは、スタッフカーに寄り掛かり、片腕をボディに置き、将校たちの話には関心が無いように別の方向を見ているポーズとなっています
・ スタッフカーはキットに付属していません
●付属している装備品類
・ 制帽 ×3
・ 拳銃ホルスター ×1
・ 図板 ×1
・ マップケース ×1【 「ソ連軍の高級将校の服装」について 】
●野戦時のソ連軍の将校の服装は基本的に下士官兵と同じであり、大戦初期においては「ギムナシチョルカ野戦服」を着用、下士官兵が上着と同じ色のズボンを履くのに対して、将校はブルー地の乗馬ズボンを履く場合が多かったようです
●「ギムナシチョルカ野戦服」は、夏用の開襟式と冬用の詰襟式とが存在していました
・詰襟式の「ギムナシチョルカ」は、大戦後期の「ルパシカ型野戦服」とも見分けが難しいですが、中央ボタンが隠し式となっているのが「ギムナシチョルカ」で、露出式となっているのが「ルパシカ」となります
●1943年に入ると、詰襟式の「ルパシカ型野戦服」が登場、将校の服装も同タイプへと移行しました
●ただし、将校用として同年に前開き部分が裾の部分まで延びた「M1943制服(キチュリ)」も登場、高級将校を中心に使用されています
●また、ドイツ軍と同じく、将校は前線においても制帽(将校帽)を被っている場合が多く、野戦用の制帽も作られました
●2012年 完全新金型