ドラゴン T-34/76 中戦車 1943年型 第112工場製 キューポラ付 1/35 '39-'45 Series 6584 プラモデル

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T-34/76 中戦車 1943年型 第112工場製 キューポラ付

販売価格

8,580円 7,722円(税込)

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「T-34/76 中戦車 1943年型 第112工場製 キューポラ付 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-'45 Series  No.6584 )」です


●第2次世界大戦での傑作戦車「T-34/76」を再現、6角形の砲塔を装備、その砲塔上に車長キューポラを装着した「1943年型」を再現した内容となっています
 ・ 第2次大戦中ゴーリキーにある「112工場」で製造された「T-34/76」の「1943年型」を再現しています

【 「T-34/76中戦車 1943年型」について 】


●「T-34」は「BT戦車」シリーズの装甲強化型として開発された戦車です

●「BT戦車」は、アメリカ人の戦車開発者「クリスティー」が開発した「クリスティー戦車」をソ連軍が購入、これを発展させた車輌で、その高い機動性能が特徴でした

●「BT戦車」はスペイン内戦に投入され、その主砲である「45mm砲」はファシスト側の戦車相手に絶大な威力を発揮、高い評価を受けます
●ただし、この「BT戦車」は機動性を重視したために、装甲が貧弱で、対戦車砲の前にはその欠点が露呈してしまいました

●そこで、ソ連軍は「BT戦車」の後継車両の開発を開始、装甲を強化することに主眼が置かれ、車体全面に傾斜装甲が用いられました
●当初は、「BT戦車」と同じ「45mm砲」が搭載されていましたが、車体を拡大化して「76.2mm砲」を搭載、この形態が「T-34」として制式化されます

●「T-34」は1940年から生産が開始、翌1941年には独ソ戦が始まり、同車は戦訓などによる改良を繰り返しながら戦車戦力の中核的存在として量産が行われました

●「T-34」の優秀さは、その先進性に優れた設計で、トランスミッションを後部に配置、重量配分の関係から前方の装甲を厚くすることができ、防御上の弱点となるトランスミッションの点検ハッチも後部に装備することができました
●車体、砲塔は避弾経始に優れた形状を採用、装甲自体はそれほど厚いものでは有りませんでしたが傾斜装甲により実際の数値よりも耐弾性能に優れ、跳弾効果も期待できるものとなっています
●足周りには地形追従性能に優れた「クリスティーサスペンション」を装備、幅の広い履帯を採用した結果、不整地での走行性能は極めて優れたものでした

●このような「T-34」の能力は、当時の戦車を数歩リードするものであり、対峙したドイツ軍では「T-34」をコピーして使用することまで考えられていました

●ただ、「T-34」にも欠点が存在しており、その一つが砲塔上の大型ハッチでした
●この大型ハッチは乗員の乗降には便利でしたが、車長が前方を視察する場合にはハッチの横から顔をださねばならず、運用面としては問題があり、「1943年型」では砲塔形状を6角形に変更、ハッチも各乗員用の小型のものとなっています
 ・ この「1943年型」は一般的な名称であり、このタイプは1942年から生産が開始された関係から、最近では「1942年型」と言われる場合も有ります(ドラゴン社の表記でも「1942型」となります)
●また、ソ連軍では軍規によって戦闘中の戦車はハッチを閉めて行動するように定められており、視察装置の少ない同軍の戦車は、その劣悪な性能のペリスコープと相まって、視認する能力の低さからドイツ軍相手に苦戦することになります
●そこで、「1943年型」の後期からは車長用のキューポラが装備されることになります(前述の最近の区分ではこのタイプを「1943年型」と呼んでいます)

●このキューポラ装備の「1943年型」は、「76.2mm砲」を搭載した「T-34」最後のタイプであり、この後は85mm砲を搭載した「T-34/85」へと移行しています
 
T-34/76 中戦車 1943年型 第112工場製 キューポラ付の商品画像

【 「T-34/76 中戦車 1943年型 第112工場製 キューポラ付」のキット内容について 】


●このソ連軍の中戦車「T-34/76」のキューポラ装備の「1943年型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●ソ連軍車輌に深い造詣を持つ開発陣とドラゴン社のディテール表現力によりキューポラ装備の「T-34/76 1943年型」を再現、生産工場と型式の違いによる細部の変化を、細分化されたパーツ構成で再現した内容となっています


●「T-34/76 1943年型」は「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています

●砲身は一体成型となっており、砲口が開口処理されています
 ・ 防盾は1パーツ、砲身基部は3パーツで構成
 ・ 砲尾部分は7パーツで構成され、薬莢受け、防危板などを再現
 ・ 砲身は上下可動式です

●砲塔は上下分割式で、天板部分が別パーツです
 ・ ペリスコープ、ベンチレーター、フック、手摺りがパーツ化
 ・ 装填手ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます
 ・ 砲塔側面の鋳造番号はランナー部分に彫刻された番号を切り取って再現します
 ・ 砲塔は左右旋回が可能です

●車長キューポラは一体成型となっています
 ・ 内部の視察装置、ペリスコープがパーツ化
 ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます

●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型されており、後部パネル、エンジングリル部は別パーツとなっています
 ・ フェンダーの後端部は、キットパーツを切り取り、エッチングパーツへと変更します
 ・ エンジングリルのメッシュとルーバーは、エッチングパーツにて再現
 ・ 排気管の先端部は開口処理されています
 ・ エンジングリルの吸気口は2タイプが用意、選択して使用します
 ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 操縦手ハッチのペリスコープはクリアーパーツです
 ・ 防滑具のパーツが付属、固定するバンド、フックはエッチングパーツとなっています

●車体下部は、バスタブ式に一体成型されています
 ・ 「クリスティーサスペンション」のスプリングを再現した内部パーツを取り付ける構成となっています
 ・ サスペンションアームは別パーツです
 ・ 履帯は、1枚ずつが分割されたマジックトラック式の接着連結式履帯が付属しています

●前照灯のガラス部、操縦手用のペリスコープを再現するクリアーパーツが付属

●エンジングリルのメッシュ、防滑具のバンド、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています


●「T-34/76 1943年型」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 所属不明 (ドイツ / 1943年~1944年)
 ・ 所属不明 (ボロネジ方面 / 1942年~1943年)

●説明書の塗装例に基づく、スローガン、パーソナルマークなどを再現したデカールが付属しています


●2012年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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