イギリス戦車兵 防寒服
「イギリス戦車兵 防寒服 (プラモデル) (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35121 )」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス戦車兵5体をを1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立てキットで、防寒服を着用した姿を再現した内容となっています
【 イギリス戦車兵 防寒服 (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35121) プラモデルの内容 】
●この第2次世界大戦時の北西ヨーロッパ戦線の冬季におけるイギリス戦車兵を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●戦車上に佇む戦車兵と、車長ハッチで通話中の戦車長が表現されており、イギリス軍の戦車や装甲車キットなどに広く使用することができる汎用性の高いフィギュアセットとなっています
●服装は、ツナギ服タイプの防寒服を着用、戦車長のフィギュアは、その上に革製のベストを着た姿です
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などのディテールは繊細なモールドで彫刻されています
・ 皺の表現は、ミニアート社のフィギュアキット独特のパターンの細かいものとなっています
・ ポケットは、膨らんだ状態を再現、フラップの部分は立体的な造形が施されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成で、フード部分は別パーツとなっています
・ 立てた状態のフードは左右分割式です
【 イギリス戦車兵 防寒服 (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35121) フィギュアのポージング 】
●フィギュアの1体は、片足を壇上に上げた状態で、パイプを吸っているポーズ
●フィギュアの1体は、座った姿勢で佇んでいるポーズです
●フィギュアの1体は、両手をポケットに入れて立っているポーズ
●フィギュアの1体は、戦車長を表現しており、車長ハッチから上半身を出し、ヘッドフォンを押さえて無線を聞いているポーズです
●フィギュアの1体は、戦車などのハッチに腰を掛け、砲身などに手を置いているポーズとなっています
【 イギリス戦車兵 防寒服 (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35121) 付属品 】
●付属している装備品類
・ ベレー帽 ×3
・ 偽装網付きヘルメット ×1
・ ヘッドフォン ×1セット
・ 拳銃ホルスター ×2
●2012年 完全新金型
【 「1944年後半の北西ヨーロッパ戦線」について】
●キットのフィギュアは、厳重な防寒服を装備しており、この服装は北西ヨーロッパ戦線において1944年から1945年にかけての冬季に見られた姿です
●ノルマンディ戦においてイギリス及びイギリス連邦軍は主攻を担当しましたが、ドイツ軍の強力な抵抗に会い、進撃できない状態となってしまいます
●西方に展開していたアメリカ軍が「コブラ作戦」によって戦線を突破、その結果、連合軍は全面的な進撃を開始し、部隊の展開状態から西部戦線の北部地域がイギリス軍、南部地域をアメリカ軍が担当することとなりました
●ノルマンディ戦以後の進撃は順調だったものの、各地の港湾施設はドイツ軍によって徹底的に破壊されており、補給線は伸び切り、ドイツ国境付近で進撃は停止してしまいます
●1944年9月、イギリス軍は補給を集中し「マーケットガーデン作戦」によりオランダ方面を突破、ドイツの工業地帯「ルール」への玄関口に到達しようと攻撃を開始します
●しかし、作戦自体の発想は大胆だったものの、ドイツ軍の戦力を過少評価、楽観的な進撃速度の設定などのミスにより攻撃は失敗、事後この方面での進撃は困難となってしまいます
●一方、南部のアメリカ軍はフュルトゲンの森林地帯で消耗戦を展開、連合軍は1944年中の本格的な攻勢は行えなくなります
●イギリス軍は、ベルギーの主要港「アントワープ」の機能確保を目的に河口部分に展開するドイツ軍への掃討作戦を実施、多大な犠牲を払いながら将来的な攻勢のための土台の強化に勤めました
●1944年12月、ドイツ軍はアルデンヌにおいて大規模な攻勢を実施、奇襲攻撃によりアメリカ軍に大きな損害が発生し、イギリス軍の一部は反撃に投入されました
●この攻勢により、ドイツ軍は予備兵力を消耗してしまいますが、連合軍はドイツ軍を押し戻すのに1945年の1月末までの期間を必要とし、全面的な攻勢は1945年2月からとなりました
●1945年3月、連合軍はライン川に到達、ドイツ軍は西部戦線、東部戦線の両面で連合軍の進撃を止める戦力はなく、戦争の趨勢は決したのでした