アメリカ海軍 原子力潜水艦 USS スキップジャック
「アメリカ海軍 原子力潜水艦 USS スキップジャック (プラモデル) (メビウス メビウス プラスチックモデル組立キット No.1400 )」です
●「アメリカ海軍 原子力潜水艦 USS スキップジャック」です
●1960年代から1970年代において活動したアメリカ海軍の原子力潜水艦「スキップジャック級」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●涙滴型船体を持つ初めての原子力潜水艦として建造された「スキップジャック級」を再現、艦橋を前方に備えた冷戦時代のアメリカ潜水艦を代表する形状が表現されています【 「原子力潜水艦 スキップジャック級」について 】
●第2次世界大戦で活躍した各国の潜水艦は、水上航行時にディーゼルエンジンを使用、その使用時に得られた電力をバッテリーに充電し、潜水時の動力としていました
●潜水できる時間は1日間から2日間程度が限度であり、更に充電のため長時間の水上航行を行うことが必要なため、航空機などの哨戒により水上航行時の潜水艦が探知・攻撃される結果となりました
●戦後、核エネルギーを動力として利用する研究が進み、これを動力とした空母や巡洋艦が建造されるようになります
●この動力が最も活かされるのが潜水艦で、原子力エンジンは空気を消費しない関係から長時間に渡り水中航行が可能となり、潜水艦にとって理想的な動力源として活用されることになります
●アメリカ海軍は、1954年に世界最初の原子力潜水艦「ノーチラス」を建造、この「ノーチラス」は、第2次世界大戦型の船体を持つため、水中での航行性能はそれほど優れているものではなく、従来のディーゼル型潜水艦の機関を原子力エンジンへと変更させた形態となっていました
●そこで、水中航行能力を重視し、水中戦闘のみを念頭においた、本来の意味での「潜水艦」となるべく1959年に建造されたのが「スキップジャック級潜水艦」です
・ この「スキップジャック級潜水艦」の登場により従来の潜水艦は「可潜艦」と呼ばれるようになります
●「スキップジャック級潜水艦」は、原子力潜水艦として初めて水中航行性能に優れた「涙滴型船体」を採用、これまでの原子力潜水艦やディーゼル型潜水艦の最大水中航行速度が20ノット弱だったのに対して、同艦では29ノットへと向上、更にはセイルプレーンなどの採用により水中での運動性能も大幅にアップしています
●1959年に1番艦の「SSN-585 スキップジャック」が就役、1961年までの間に同系艦が6隻建造、就役しています
●「スキップジャック級潜水艦」は、その性能を活かして無浮上での大西洋横断や、ソ連の領海に侵入する偵察行動などを遂行、30年間に渡り現役で活躍し、その足跡は以後のアメリカ潜水艦の設計や行動の大きな礎となったのでした【 「アメリカ海軍 原子力潜水艦 USS スキップジャック」のキット内容について 】
●このアメリカ海軍の原子力潜水艦「スキップジャック級」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●喫水線以下も再現されたフルハルモデルです
●艦橋上の潜望鏡やシュノーケル、通信アンテナ類も精密に再現しています
●メイン排水口や放電板はエッチングパーツで再現
●「スキップジャック級」の6隻分のハルナンバー(「スキップジャック」「スキャンプ」「スコーピオン」「スカルピン」「シャーク」「スヌーク」)再現したデカールが付属しています
●ディスプレイ用のスタンドが付属
●全50パーツ
●完成全長 : 約101cm
●2012年 完全新金型