メッサーシュミット Bf109F-4 Trop/R1 ガンパック装備機
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「メッサーシュミット Bf109F-4 Trop/R1 ガンパック装備機 (プラモデル) (ハセガワ 1/48 飛行機 限定生産 No.09980 )」です
●「メッサーシュミット Bf109F-4 Trop」の主翼下面に「MG151 ガンパック」を1装備した機体を/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「Bf109F」型に現地改修用キットの「MG151 ガンパック」を装備した珍しい機体です
●第52戦闘航空団に所属した「黒の7」は、東部戦線に配備された「F-4 Trop」で、不必要となったトロピカルフィルターを外した状態で運用されていました
●ハセガワ社製「メッサーシュミット Bf109F-4 Trop 」のキットをベースに、「M151ガンパック」のパーツと尾翼に取り付けられた補強板を再現したメタルインレットシールをセットしたデカール替えバリエーションキットとなります
●また「MG151/15」用の機銃銃身用の真鍮製の挽物パーツがセットされ、「国江隆夫」氏による実機解説のリーフレットも付属しています
【 「メッサーシュミット Bf109F-4 Trop/R1 ガンパック装備機」について 】
●1941年5月版のマニュアルによると「Bf109F」型には、ハイオクタン燃料を使用する「DB601N」を搭載した「F-1」と「F-2」、標準燃料を使用する「DB601E」を搭載した「F-3」「F-4」がありました
●そして「Bf109F-4」にはガンパックとして「MG151(15mm)」を左右の主翼下に各1挺取り付けタイプがあり、これは「F-4/R1」「R7」ともされています
●ガンパックを取り付けた「F-4」型は第52戦闘航空団の写真で数機が確認でき、それらは銃身から「MG151/20(20mm)」をガンパックとして使用していたことがわかり、また熱帯地仕様である「F-4 Trop」にも同じガンパックを取り付けた機体が確認できます
●このようなガンパックはカバーの外形から、水の都ベネチアで使用された船に因んで「ゴンドラ」とも呼ばれましたが、最近発見された1942年撮影の第52戦闘航空団第2中隊の「F-4 Trop」にもガンパック装備が確認できます (キット同梱の国江隆夫氏の解説から一部抜粋しています)
【 「メッサーシュミット Bf109F-4 Trop/R1 ガンパック装備機」のキット内容について 】
●この「MG151 ガンパック」を装備した「メッサーシュミット Bf109F-4 Trop/R1」を1/48スケールで再現した組立キット
●ハセガワ社製「メッサーシュミット Bf109F-4 TROP 」のキットをベースに、「G/K」型のキットにセットされていた「MG151 ガンパック」パーツをセット、MG151/20の銃身は同じランナー内にあるプラ製パーツを使用、MG151/15の銃身は付属の真鍮挽物パーツを使用して、主翼下面にガンパックを装備した「Bf109F-4/R1」を再現することが可能です
「機体胴体部」
●「Bf109E」から空力面を見直し全面的に再設計、機主から尾部に至るまでなだらかで流麗なラインで構成しつつ、どこかにドイツ的な武骨さの面影を秘めた「メッサーシュミット Bf109F-4」の機体フォルムを再現
・ 「Bf109F-4 Trop」の機体胴体部は左右分割のパーツで構成、機首エンジンカバー部、スピナー、主翼部、水平尾翼部は別ブロック化されています
・ 機体パーツには、パネルラインやリベット跡などが控えめに凹モールドで再現されています
・ 機体胴体下部に装備された「冷却用空気取入口」は2種類のパーツが付属、選択して使用することができます(本キットでは1種類しか使用しません)
「機首部」
●機首部のスピナーとエンジンカバー、排気管は別パーツ化して再現
・ エンジンカバーは左右に分割された2枚のパーツで構成、エンジン部は再現されていません
・ 機首部に装備された「7.92mm機銃 MG17」は独立したパーツで再現されています
・ スピナーは一体成型のパーツで再現
・ プロペラ部はスピナーとブレードを別々に再現、リアルさを追求しつつ、ブレードはガイドにはめ込むことでかっちりとプロペラピッチを固定することができます
・ プロペラブレードは2種セットされ、「Bf109F」の前期・後期生産型に対応することが可能です(本キットでは前期型用のブレードを使用します)
・ 排気管は左右それぞれ一体成型のパーツで再現、排気管カバーは別パーツ化して再現しています
・ 機首左側面に装備された過給器用の空気取入口も別パーツ化されています
・ 過給器用の空気取入口は防塵フィルター付きの「Trop」仕様、「円形断面」の形状と、後に改良され肉厚になった形状の3種類のパーツがセットされ、選択して使用することができます
「主翼・尾翼部」
●主翼は上下分割のパーツで構成、水平尾翼は一体成型のパーツとなっています
・ 補助翼、尾翼昇降舵の凹凸状態をパーツ上に施した彫刻で再現
・ 主翼の前縁スラット、フラップ部、ラジエーターフラップ部は別パーツ化して再現しています
・ 主翼内部のラジエーター面なども別パーツ化して再現
・ ピトー管は別パーツにて再現されています
・ 実戦運用の際、尾部を補強していた「補強板」を再現した「メタルインレットシール」が付属しています
●主脚部は脚柱、タイヤ、ホイール、脚カバー、トルクアームをそれぞれ独立したパーツで再現
・ 尾輪は機体胴体とは別パーツ化、一体成型のパーツとなっています
「コクピット部」
●キャノピーはクリアパーツで再現、オープン状態とクローズ状態の2種を選択して再現することができます
・ キャノピーは3分割のパーツで構成され、パーツ上には窓枠のラインが彫刻で再現されています
・ キャノピー前方に装備された防弾ガラスは別パーツにて再現、クリアパーツとなっています
●コクピットは独立したブロックで構成し、コクピットブロックを機体胴体パーツで挟み込む形で組み立てます
・ コクピット左右の内壁は独立したパーツで再現、補器類のディテールが再現されています
・ コクピット内はシート、計器盤、操縦桿、フットペダル、照準器、防弾鋼板、アンテナなどが別パーツ化して再現されています
・ 照準器はクリアパーツで再現
・ 計器盤パーツにはメーター類が精密な彫刻で再現されています
・ 計器盤のメーター類を再現したデカールも付属していますので、塗装・デカールいずれかを選択することが可能です
●「メッサーシュミット Bf109F-4」用の機外装備として
・ 「MG151 ガンパック」 ×2
・ 300リットル 増槽 ×1
・ 増槽懸架装置 ×1
が付属しています
・ ガンパック本体はプラパーツ、MG151/15の機銃銃身として真鍮挽物製パーツ、MG151/20の機銃銃身としてプラパーツがセットされています
「メッサーシュミット Bf109F-4 Trop/R1」の機体マーキング
●付属のデカールで
・ Bf109F-4 Trop/R1 (MG151/15 ガンパック装備) : 第52戦闘航空団 第2中隊 所属機 「黒7」 (東部戦線:1942年)
・ Bf109F-4/R1 (MG151/20 ガンパック装備) : 第52戦闘航空団 所属機 「<黒1」 (東部戦線:1942年)
・ Bf109F-4/R1 (MG151/20 ガンパック装備) : 第52戦闘航空団 第3中隊 所属機 「黄1」 (東部戦線)
のうち、いずれか1機種を選択して再現することが可能です
●機首部に記された部隊マーク、主翼・胴体・尾翼の国籍マーク、機体番号、胴体の黄帯、ステンシル類などを再現したデカールが付属
【 「メッサーシュミット Bf109F-4 Trop/R1 ガンパック装備機」のパッケージ内容 】
・ メッサーシュミット Bf109F-4 Trop/R1 ×1機分
・ デカールシート ×1
・ 真鍮挽物パーツ (MG151/15機銃銃身) ×2
・ メタルインレットシール ×1
・ ドイツ機研究家の「国江隆夫」氏による「Bf109F-4 Trop/R1」についての実機解説リーフレット
●限定品