ブリストル・ボウファイター TF Mk.X RD351
「ブリストル・ボウファイター TF Mk.X RD351 （完成品） (ホビーマスター 1/72 エアパワー シリーズ （レシプロ） No.HA2311 )」です
●「ブリストル ボーファイター TF Mk.X （RD351）」です
●第2次世界大戦中、イギリス空軍の沿岸航空隊（コースタル・コマンド）用として開発された双発・複座型の重戦闘機｢ブリストル ボーファイター TF.10」を1/72スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル
●「ボーファイター」の最終生産型となった、戦闘雷撃機型「TF Mk.10」を再現、1944年、イギリス沿岸航空隊の「第254沿岸航空隊」が運用していた｢RD351｣号機を再現した内容となっています
●ホビーマスター製｢WW2 パイロットフィギュアセット｣が付属した特別版となっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます 【 ｢ブリストル ボーファイター｣について 】
●｢ブリストル・ボーファイター｣はイギリスの｢ブリストル エアロプレーン社｣が第2次世界大戦中に開発した重戦闘機です
・ カテゴリーでは戦闘機とされていますが、実際には｢デ・ハビラント モスキート｣などと同じ多用途機として運用されていました
●｢ブリストル・エアロプレーン社｣は戦前に｢戦闘機より早い爆撃機｣として有名な｢ブレニム｣を送り出した航空機メーカーです
●｢ブレニム｣の後継機｢ボーフォート｣が好成績を残していたため、この機体を改良して｢沿岸航空隊（コースタル・コマンド）｣用の長距離戦闘機として開発されたのが｢ボーファイター｣でした
●1930年代も終盤になると｢戦闘機より早い爆撃機｣などは夢想の産物となっており、｢ブレニム｣より引き継がれた健脚も過去のものとなっていましたが、大柄で搭載量に余裕があり、航続距離の長い｢ボーファイター｣は｢沿岸航空隊｣が装備するにはうってつけの機体でした
●事実上の多用途機である｢ボーファイター｣は、「戦闘機型」をはじめ、「夜間戦闘機」「雷撃戦闘機」など様々な形式が生み出されました
●「夜間戦闘機」としてはあまり功績は残せませんでしたが、本来の｢沿岸航空隊｣に装備された機体は、大西洋、ノルウェー沿岸、地中海、太平洋南西域で艦船攻撃を中心に猛威を振るっています
●｢ボーファイター｣の｢ボー｣とは｢悪魔の咆え声｣の擬音であるといわれ、大攻撃力を持つこの機体が船舶に襲い掛かるさまにマッチする秀逸なネーミングとなっています
●｢ボーファイター｣は各型の合計で5,500機余りが生産された事から、その優秀性とイギリス空軍内で評価が高かった事を窺い知ることができます
●他国ではあまり成功しなかった｢双発戦闘機｣ですが、性能の優劣に関係なく、状況に応じた使用法で、イギリスにおいては大きな功績を残したのです
【 ｢ブリストル ボーファイター TF Mk.X （RD351）｣の製品内容について 】
●この「ブリストル ボーファイター」の機体バリエーションのうち、戦闘雷撃機型の「TF Mk.10」を再現したダイキャスト製完成品モデル
●多目的戦闘機｢ボーファイター｣の最終生産型、エンジンが｢ハーキュリーズ18（1,770馬力）｣に強化され、｢AVSレーダー｣やドーサルフィンが追加され、主に魚雷を搭載して船舶攻撃に活躍した「ボーファイター TF Mk.10」を再現した内容となっています
・ モデルとなる｢TF Mk.10｣は、1943年以降2,231機が開発され、シリーズ最多の生産機数を誇りました
●｢ブリストル ボーファイター TF Mk.10｣の特徴となるフォルムを再現
・ 高速爆撃機｢ボーフォート｣より引き継がれた主翼と尾翼に、戦闘機として単座化されたコクピットを持つ太い胴体、枠の少ないバブル状の後部銃座など、「ボーファイター」のシルエットを再現しています
・ 「TF Mk.10」型の特徴となる機首に装備された｢AVSレーダー｣のレドーム、新たに追加された垂直尾翼前縁のドーサルフィンなどの形状の違いも再現されています
・ 機体全体にある主なパネルラインはシャープでしっかりした凹モールドで再現、スミ入れ処理は施されていません
●キャノピーはクリアパーツで再現し取り外すことが可能、キャノピーフレームも丁寧に塗り分けされています
・ 着座姿勢のパイロットフィギュア ×2が付属しています
●ランディングギアは差替え式、パーツの差し替えにより｢飛行状態｣と｢駐機状態｣のいずれかを再現する事ができます
・ ギアカバーは｢飛行状態｣の物はワンピース、｢駐機状態｣の物はランディングギアと脚庫内部をブロック化したピースと分割されたカバーでそれぞれを構成しています
・ 尾輪は固定式を再現、本体とは別パーツで再現されています
●「ブリストル ボーファイター TF Mk.10」の機体塗装は、1944年、「イギリス沿岸航空隊 第254沿岸航空隊」の後期型塗装を再現
・ 機体の塗装は、機体上面を曇天のようなシーグレーとし、下面をダッグエッググリーンとした塗装を再現しています
・ カウリングのリップ部分とそこから伸びる消炎器付き排気管は光沢を押さえたカッパーで塗装されています
・ ラウンデルは主翼が｢ブルー・レッド｣、胴体が｢イエロー・ブルー・ホワイト・レッド｣のものが再現されています
・ ラウンデル、コードレター｢F◎QM｣、機体番号｢RD351｣、国籍表記などがタンポ印刷にて再現されています
●「ブリストル ボーファイター TF Mk.10」の機外兵装として
・ 3インチ ロケット弾 ×8 （機体下面のランチャーレールに搭載済み）
が付属しています
●飛行姿勢で飾る事ができる「ディスプレイスタンド」が付属
●「ブリストル・ボーファイター TF Mk.10」の機体サイズ
・ 全長 ： 175mm
・ 全幅 ： 245mm
【 ｢ブリストル ボーファイター TF Mk.X （RD351）｣のパッケージ内容 】
・ ブリストル・ボーファイター TF Mk.10 ×1
・ パイロットフィギュア ×2
・ ディスプレイスタンド ×1
・ WW2 パイロットセット ×1セット （WW2 パイロットフィギュアセットと同一のものとなっています）
●ダイキャスト製 彩色済完成品モデル
・ 一部プラスチックを使用している箇所があります
・ パイロット、主脚の交換は機体にはめ込む形で取り付けて下さい
