陸上自衛隊 10式戦車
「陸上自衛隊 10式戦車 (プラモデル) (アオシマ 1/48 リモコンAFV No.014 )」です
●陸上自衛隊の新型主力戦車「10式戦車」を1/48スケールで再現したリモコン式モーターライズ、プラスチックモデル組み立てキットです【 「陸上自衛隊 10式戦車」について】
●戦後第3世代戦車としてわが国の陸上自衛隊に採用された「90式戦車」は、日本で始めて複合装甲を採用、自動装填装置を装備し、高い防御力と戦闘能力を誇っています
●「90式戦車」開発当時は、戦車のカタログ上の防御力、戦闘力が重視されていましたが、時が経つにつれ、コンピューター技術及びその小型化が飛躍的に向上、部隊間の情報共有能力などの情報処理が戦車の装備として大きな意味を持つようになってきており、「M1A2 エイブラムス」や「レオパルド 2A5/2A6」、「ルクレール」などにはその情報処理システムが搭載されています
●しかしながら、「90式戦車」にはそのような新機材を取り付けるスペース的余裕が無く、また、「90式戦車」の50tという自重は、本土には適さないという指摘もあり、新型戦車の開発が行なわれることが決定されます
●「10式戦車」は、2010年に制式化された最新鋭戦車であり、日本の持つ戦車技術が結集された戦車となっています
●搭載する「120mm滑腔砲」は、「90式戦車」と同じですが新型の徹甲弾により、より貫通力が向上、自動装填装置を搭載し、高い走行間射撃能力を持っています
●防御力は、新式の複合装甲を採用、この装甲を構成する新素材は、より防御力が高くなり、またモジュラー式によって、被弾した後に破損箇所を交換できるようになっているのが特徴です
●射撃指揮装置は、最新式の射撃統制装置を搭載、前述のように情報共有能力を持つ「C4I」システムが自衛隊車輌としては初めて装備されています
●機動力は1200馬力のディーゼルエンジンが搭載されており、「90式戦車」の1500馬力には劣りますが、自重が44t程度と軽くなった分、ほぼ同じ機動力を持っています
●「10式戦車」は、実質的に本土で装備されている「74式戦車」の後継として徐々に配備が進む予定であり、これからの陸上自衛隊を代表する戦車となることでしょう
【 「陸上自衛隊 10式戦車」のキット内容について 】
●この陸上自衛隊の「10式戦車」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●「10式戦車」本体と、走行用のモーター・ギアボックス、操作用のコントロールボックスをワンパッケージにセット、電池を買い足すことでリモコン式モーターライズで走行するパワフルなギミックを楽しむことができる内容となっています
・ モーターライズにより各部の強度を考慮したパーツ構成となっていますが、1/48スケールモデルとしてのディテールを再現した内容となっています
・ ゴム製の履帯による走行を再現しており、グリップ力を持った力強い走行が楽しめます
●2チャンネルリモコンにより「前進」「後進」「左右旋回」が可能です
・ リモコンは、左右各チャンネルがそれぞれの履帯の前後進操作となっており「信地旋回」「超信地旋回」をさせることが可能です
●ギアボックスは組立て済みで、130タイプのモーターが2個組み込まれており、パワーある走行を支えています
●リモコンボックスは組立て式、操作スティック、電池金具、配線をして組み立てます
●電池は別売で、単3電池4本別に必要となります
【 「陸上自衛隊 10式戦車」のキットパーツ構成 】
●「10式戦車」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
●「120mm滑空砲」の砲身は左右分割式で、先端の砲口部分は別パーツです
・ 防盾は1パーツで構成され、上下可動式です
●砲塔は一体成型となっており、後部バスケット部は4パーツで構成されています
・ 車長キューポラの上部、車長用照準サイトは別パーツです
・ 12.7mm機関銃は4パーツで構成されています
●車体上部は一体成型で、後部パネルは別パーツです
・ 操縦手用ペリスコープガード上部は別パーツとなっています
●車体下部は、バスタブ式に一体成型されています
・ 車体前部パネルは別パーツとなっています
・ 転輪、起動輪、誘導輪は一体成型で、ハブキャップ部は別パーツです
・ ハブキャップはポリパーツとなっており、回転可動式です
●履帯はゴム製のベルト式となっています
●「陸上自衛隊 10式戦車」の車体マーキング用として「富士学校 戦車教導隊」の部隊マーク、部隊表記、車台番号などを再現したデカールが付属しています
【 「陸上自衛隊 10式戦車」のパッケージ内容 】
・ 砲塔及び車体パーツ
・ ゴム製履帯
・ リモコンボックス
・ ギアボックス
・ 130タイプ モーター ×2
・ デカール
・ グリス
●2012年 砲塔、車体上部パーツ完全新金型
(車体下部、ギアボックスなどはアオシマ社製「陸上自衛隊 87式自走高射機関砲」と同一)