J35O ドラケン オーストリア軍 建国1000年記念塗装
「J35O ドラケン オーストリア軍 建国1000年記念塗装 (完成品) (ピットロード コンプリート エアクラフト シリーズ (塗装済み完成品) No.SNM-012 )」です
●「J35O ドラケン オーストリア軍 建国1000年記念塗装」です
●1988年よりオーストリア空軍で運用されていた多目的戦闘機「J35O ドラケン」を1/144スケールで再現したプラスチック製塗装済み完成品モデル
●1996年のオーストラリア建国1000年を記念して「J35O ドラケン」に施された特別塗装機を再現
・ オーストリア国旗をモチーフとした赤地に白のストライプを斜めに入れた機体塗装の上に、「東の国」を意味する「Ostarrichi」とオーストリアの建国年とされる「996」の文字をグレーの縁取りをされた筆記体で機体上面に大書した姿を再現した内容となっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます 【 「J35 ドラケン」について 】
●「J35 ドラケン」は「J29テュナン」の後継機として1949年にスウェーデン空軍がサーブ社に開発を指示した超音速迎撃機です
●「J35 ドラケン」の開発にあたっては、ソ連が開発していた高性能ジェット爆撃機の脅威に対抗すべく、14,000メートルの上昇限度とマッハ1.4~1.5の最高速度、そして高速道路からも発進可能なSTOL性能というきわめて高度な性能が要求されました
●これに対し、サーブ社では「ダブルデルタ翼」という先進的な機体設計案を検討、しかし、当時の同社には超音速をシミュレートできる風洞設備がなかったため、計画より機体規模を70パーセントに縮小した実験機「リルドラケン」を製作し、実地で実験を進めます
●そして約2年間、数百回に及ぶ試験飛行により積み上げたデータを基にドラケンの試作初号機は1955年10月に初飛行しました
●「試作2号機」から国産のアフターバーナーが装備されるとたちまち音速を突破、要求以上の優秀な性能を発揮し、直ちに生産型が発注されます
●中立政策の下、国土全てを基地とし、その迎撃システムの一環として生み出された「ドラケン」は高速と上昇性能、STOL以外にも様々な工夫が施され、有事の際の徴兵によるパイロットが容易に使いこなせる操作性を初め、整備性、補給の容易さ、果ては外翼部を取り外してシェルターに収める収納性まで、先進的でありながら効率的な運用を前提とした性能が盛り込まれた機体でした
●「ドラケン」が実戦運用された以降、その任務は多岐に渡り、当初設定されていた対爆撃機の迎撃任務から地上攻撃・偵察など、パッケージを交換するだけであらゆる任務に対応できる多目的戦闘機に育って行きます
●輸出も数カ国に対して行われ、また、改良を重ねながら本国のスウェーデン空軍では1990年代初頭まで、最後のカスタマーとなったオーストリア空軍では2005年に至るまで使用され、その任務を後継機に引き継ぎました
【 「J35O ドラケン オーストリア軍 建国1000年記念塗装」の製品内容について 】
●この「J35O ドラケン」を再現した完成品モデル
●ピットロード社製「オーストリア軍戦闘機 J35O ドラケン」のキットをベースとした完成品モデル
・ 組立の手間なく、1/144スケールのエアクラフトコレクションをラインナップに加えることができます
・ 「J35O ドラケン」の機体はプラスチック製パーツを主体に構成されているので、機体本体のライン、主翼エッジなどがシャープに仕上げられ、かっちりとしたシルエットを演出、パネルラインやリベット跡なども細く掘り込まれており、実感溢れる完成品モデルとして楽しむことができます
●「J35O ドラケン」の特徴となるフォルムを再現
・ 二段階の角度を持つデルタ主翼「ダブル・デルタ」で構成された「J35O ドラケン」の全体像を精密に再現
・ 翼のエッジ部分は非常に薄く形成されており、主翼は機体各部で異なる厚みまでしっかり再現されています
・ 小柄な機体に収まりきらない補助インテークやドラッグシュート収容部、アンテナ類等を一体モールドや別パーツで表情豊かに再現
・ 機体全体にある主なパネルラインは繊細な凹モールドで再現、スミ入れ処理は施されていません
●キャノピーはクローズ状態で再現、キャノピーフレーム部は綺麗に塗り分けされています
・ キャノピーパーツはツーピースのクリアパーツ、キャノピーフレームは凹モールドで再現しています
・ コクピット内部はシートと着座姿勢のパイロットが再現されています
●ランディングギアは「駐機状態」で再現されています
●「J35O ドラケン」の機体は赤地に白のストライプを配した「オーストリア空軍所属機 (08)」の建国1000年記念塗装を再現
・ 機体全面は赤地に白のストライプを斜めに入れた2色塗装、
・ エアインテークやエンジン排気口のベアメタル部などをガンメタル塗装で再現し、金属光沢がアクセントとなってた実感あふれる仕上がりとなっています
・ 機体上面に大書された「東の国」を意味する「Ostarrichi」とオーストリアの建国年「996」のグレーの縁取り文字、国籍マーク、コーションデータのステンシル類などはデカールにて再現されています
●「J35O ドラケン」の機外装備として
・ 胴体タンク ×2
が付属しており、あらかじめ機体に装着済となっています
・ 胴体タンクにも本体同様のストライプが塗装で再現されています
●「飛行状態」をイメージして展示可能なディスプレイスタンドが付属
・ ディスプレイスタンドの接続部にはボールジョイントを採用し、機体をお好みの角度で展示可能です
●「J35O ドラケン」の機体サイズ
・ 全長 : 約106mm
【 「J35O ドラケン オーストリア軍 建国1000年記念塗装」のパッケージ内容 】
・ J35O ドラケン ×1
・ ディスプレイスタンド ×1
●プラスチック製彩色済完成品モデル
・ パッケージから取り出してすぐにディスプレイすることが出来ます