ドイツ アドミラル 将官用サルーン 4ドア スタッフカー
「ドイツ アドミラル 将官用サルーン 4ドア スタッフカー (プラモデル) (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35472 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の高級スタッフカー「オペル アドミラル」のハードトップ型を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●ICM社製「ドイツ アドミラル カブリオレ 将官用オープンスタッフカー + ドイツ兵3体」をベースとし、ハードトップ型を再現するためにボディ、側面ウィンドーなどを新規に追加したバリエーションキットとなります
・ 「ドイツ アドミラル カブリオレ 将官用オープンスタッフカー + ドイツ兵3体」にセットされていたフィギュアは付属していません【 「オペル アドミラル」について 】
●ドイツの自動車メーカー「オペル」は、第2次世界大戦以前から精力的に各種車輌を開発、生産していました
●同社は、第2次大戦ではトラックの「オペル・ブリッツ」が有名ですが、乗用車(スタッフカー)も数多く作っています
●「オペル」社のスタッフカーは、排気量と車格とでクラス分けされており、「カデット」「オリンピア」「カピタン」「アドミラル」などが作られました
●「アドミラル(海軍提督)」の名をつけられた「オペル アドミラル」は1937年に発表、「オペル」社のスタッフカーシリーズの最高級車に相当した大型乗用車です
●同車は、全長5メートル以上の巨体で、「6気筒 3600cc」の排気量のエンジンを搭載、このエンジンは75馬力を発揮し、最大132km/hの最高速度を誇りました
●この「オペル アドミラル」は、1939年10月までに6404台が生産、内装も豪華に施され、主として将官クラスの高級将校用の乗用車として使用、その性能からドイツ本国だけではなく、野戦においても用いられました【 「ドイツ アドミラル 将官用サルーン 4ドア スタッフカー」のキット内容について 】
●この「オペル アドミラル」のハードトップ型を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「オペル アドミラル」の車体を細かなパーツ分割により再現、流れるようなデザインを持つ大型の乗用車のフォルムが表現された内容となっています
●また、同車のフォルムは通常の野戦車両とは異なる雰囲気を持ち、その特異な存在は、AFVモデルの楽しみ方の懐の深さを感じさせてくれることでしょう
●「オペル アドミラル」は、シャーシ、ボディ部、ボンネット部の3ブロックで構成されています
●メインシャーシは、各アングル材を組み合わせる方式で、これに板バネ式サスペンション、デファレンシャル部を取り付ける構成となっています
・ 車輪はホイール部とタイヤ部分とが別パーツ化されています
・ タイヤ部は5分割式となっており、実車の細かなトレッドパターンを再現
●エンジン部分が再現されています
・ エンジン部は30パーツで構成され、エンジン本体、ミッション部、ラジエター、冷却ファン、ファンベルト、配管など細部に渡って表現
●ボディ部は、フロントウィンドー部、ボディ、側面ドア部で構成されています
・ 側面ドアは前後が一体成型されていますが、中央部をカットすることで分割が可能です
・ ドアの内部構造、把手などがパーツ化
・ ウィンドーを再現するクリアーパーツが付属
・ ワイパーは別パーツとなっています
・ 操縦手席部分は、各種レバー類が再現、メーター部分はデカールで再現するようになっています
●ボンネット部は、フロントグリル、左右フェンダー、左右分割されたボンネット上部で構成されています
・ ボンネット上部は、開閉状態が選択できます
・ フロントグリル部は、ラジエターグリルのスリットが一体成型されています
・ フロントグリル部に埋め込まれた前照灯には、ガラス部分を再現するクリアーパーツが付属
・ フェンダー部に装備されるノテックライトが付属しています
●前照灯のガラス部、車体のウィンドー部などを再現するクリアーパーツが付属
●「オペル アドミラル」のマーキングとして、グロス塗装のスタッフカー、野戦用のスタッフカーの4種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ドイツ空軍所属 グロスブラック塗装 (ドイツ / 1941年)
・ ドイツ空軍所属 グレー塗装 (ドイツ / 1942年)
・ ドイツ国防軍所属 ダークイエロー塗装 (フランス / 1943年)
・ ソ連軍捕獲車輌 グロスブラック塗装 (ドイツ / 1945年)
●説明書の塗装例に基づく、ナンバープレート、ホイール部のマークなどを再現したデカールが付属しています
●2012年 一部新金型