M10 駆逐戦車 イギリス陸軍 第72対戦車連隊
「M10 駆逐戦車 イギリス陸軍 第72対戦車連隊 （完成品） (ホビーマスター 1/72 グランドパワー シリーズ No.HG3415 )」です
●第2次世界大戦におけるイギリス軍の駆逐戦車「M10 駆逐戦車」（アメリカ製）を1/72スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル【 駆逐戦車「M10」について 】
●第2次世界大戦の初期において、アメリカ陸軍は「M3 ハーフトラック」の車体に「75mm砲」を搭載した対戦車自走砲（同様な形式で自走榴弾砲も作られる）を使用していましたが、急造車両である感が拭えず、その能力には限界がありました
●そこで、本格的な対戦車自走砲として開発されたのが「M10」で、「M4A2」中戦車の車体をベースに、装甲貫通能力の高い「M7 3インチ砲」を装備した半オープントップ式の砲塔を搭載しました
・ 「M10」は、その性格上から装甲が薄く（ただし、ドイツ軍の自走砲よりは厚い装甲を持つ）、そのために車体、砲塔共に被弾経始が考慮された形状となっています
●「M10」が装備する「3インチ砲」は、口径「76.2mm」の長砲身砲で、当時のアメリカ軍の対戦車砲としては最高の貫通能力を持ち、「M4 中戦車」シリーズの長砲身型や駆逐戦車「M36」が登場するまで、アメリカ軍の戦闘車両としては最も対戦車能力に優れていました
●「M10」は、当初三角形型の砲塔の雑具箱を装備していましたが、後期型ではカウンターウェイトを兼ねて後部に延長されたタイプとなり、その形状から「ダックビル」と呼ばれました
●一方、イギリス軍は戦前に定められた「歩兵戦車」と「巡航戦車」という2つのカテゴリーに沿った戦車開発により、汎用性に乏しい戦車しか保有していませんでした
●そこで、同軍は戦車をアメリカから導入することを決定、アメリカ製の「M4中戦車」シリーズはイギリス軍戦車部隊の主力となります
●駆逐戦車「M10」も同様にアメリカから大量に供給されており、機甲師団の対戦車部隊の主力車輌となっています【 「M10 駆逐戦車 イギリス陸軍 第72対戦車連隊」の製品内容について 】
●この駆逐戦車「M10」を再現した完成品モデルで、三角形型の雑具箱を装備した「前期型」を再現しています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます
●車体のメインパーツはダイキャスト製、一部パーツはプラ製
●先鋭化した防盾形状、ライトガード、砲塔後部に三角形の雑具箱などの車体形状を再現
●オープントップの砲塔内部も一部再現、装備された砲弾はしっかりと塗り分けされています
●車体上のグローサーラック、スコップ、バールなどの装備品も再現されています
●砲身は上下可動式です
●キャタピラはラバー製となっています
●塗装は、オリーブドラブとダックエッググリーンの2色迷彩が塗られています
・ 機銃、砲弾、砲塔内の座席、各種車載工具類などが塗り分けられています
●「イギリス陸軍 第72対戦車連隊 （1944年8月）」の車輌を再現
・ 国籍マーク、部隊記号、車体番号などがタンポ印刷にてプリントされています
●コレクションに便利なネーム入りのケースが付属しています
●「M10 駆逐戦車」シリーズ 第11弾 （1/72 グランドパワーシリーズ）
