P-51D マスタング デトロイト・ミス
「P-51D マスタング デトロイト・ミス （完成品） (ホビーマスター 1/48 エアパワー シリーズ （レシプロ） No.HA7715B )」です
●「P-51D マスタング デトロイト・ミス」です
●アメリカ陸軍航空隊において運用されていた「P-51D ムスタング」を1/48スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル
●第2次世界大戦中、ヨーロッパに展開したアメリカ陸軍航空隊「第361戦闘団」所属のエースパイロット｢アーバン・ベン・ドリュー少尉｣が搭乗した「P-51D ムスタング （E2-D）」を再現した内容となっています
●1944年9月、シャール湖で停泊中だった枢軸国最大の軍用機｢ブローム・ウント・フォス BV 238 飛行艇」を破壊するという珍しい戦積を持つ機体です
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます 【 ｢P-51D ムスタング｣について 】
●｢P-51D ムスタング｣は、第2次世界大戦最優秀機と呼ばれるほど高い性能を持った戦闘機です
●「P-51D ムスタング」が開発は、ノースアメリカン社が所在するアメリカ国内からの要請ではなく、イギリスからのあるアプローチが契機となっています
●1940年、イギリスへの武器供与の遅れが目立つカーチス社の「P-40 ウォーホーク｣の製造について、｢イギリス航空機購入委員会｣は、当時はまだ新興ながら｢AT-6｣練習機の製造で高い品質を示していた｢ノースアメリカン社｣に対し、カーチス社のライセンス生産を持ちかけたことに始まります
●この「イギリス航空機購入委員会」からの問いかけに対し｢ノースアメリカン社｣の社長キンデルバーガー氏は｢わが社なら同じエンジンで更に良い機体を120日で作ってみせる｣との驚くべき回答を示します
●この不可能とも思える回答を実現すべく、ノースアメリカン社の主任設計士のエドガー・シュミュード氏の下、不眠不休の開発が行われ、ひとつの戦闘機が誕生、｢P-40 ウォーホーク｣と同じ｢アリソン エンジン」を装備したこの戦闘機は｢P-51｣の形式名を頂き、世に送り出されます
●しかしながら、｢アリソン エンジン」は自らが持つ特性のため高々度性能がいまひとつパッとせず、｢P-51｣の初期生産型は主に低・中高度用の戦闘機として運用され始めます
●「P-51」の性能は上々でしたが、高高度性能を欲したイギリス軍はエンジンの換装を計画、新エンジンとして白羽の矢がたったのがロールスロイス製｢マーリン エンジン」でした
●｢P-51 ムスタング｣と｢マーリン エンジン」との相性の良さは運命的とも言え、この「マーリン エンジン」を搭載したことで｢P-51 ムスタング｣はその真価を発揮することになり、稀代の名機と呼ばれる道を歩み始めます
●｢マーリン エンジン」を装備した｢P-51B/C｣は高々度性能と長大な航続性能を得ましたが、レイザーバック形状による後方視界の悪さが欠点で、この解決方法としてイギリス空軍はキャノピーの上端をバブル状に整形した｢マルコム・フード｣と呼ばれる新型に換装します
●これにヒントを得たアメリカでは、機体背部後方をカット、後方スライド式の｢バブル・キャノピー｣を換装、機体後部をカットしたため生じる乱気流の整流のために尾翼の付け根にヒレのようなドーサルフィンを新たに付け加えた上、機銃を2門増やして武装を強化、傑作戦闘機｢P-51D｣へと進化します
●1500馬力級の｢マーリン｣エンジンは当時のアメリカにおいても決して強力なエンジンではありませんでしたが、ラジエーターの排気部位置から生み出される推力効果が本機を時速700キロ級の高速戦闘機たらしめたと言われます
●そして第2次世界大戦最優秀機の栄誉を射止めた｢P-51D ムスタング｣は続く朝鮮戦争でも活躍を続けるのです
【 ｢P-51D マスタング デトロイト・ミス｣の製品内容について 】
●この「P-51D マスタング」を再現したダイキャスト製完成品モデル
●第2次大戦最良の戦闘機と呼ばれる「P-51D ムスタング」の垢抜けしたボディラインをシャープなシルエットにまとめて再現
・ 機体全体には凹ラインでパネルラインが彫りこまれ、スミ入れ処理は施されていません
・ 機首部に設けられた排気管部分もマフラー、パネルラインなど立体感ある仕上がりとなっています
●機首のプロペラは回転可能
●主翼昇降舵は可動により角度の変更が可能です
●ランディングギアは差し替え式、パーツの差し替えにより｢飛行状態｣と｢駐機状態｣のいずれかを再現する事ができます
・ ギアカバーは｢飛行状態｣の物はワンピース、｢駐機状態｣の物は脚庫内装がブロック化されたパーツでそれぞれを構成しています
・ ブロック化された脚庫内装は着陸灯やアクチュエーターなどが再現されているほか、ギアカバーは非常に薄く成型されています
●キャノピーは2ピースのクリアパーツで再現、開閉させることが可能
・ 後部キャノピーパーツをスライドさせ開閉状態を再現することができます
・ コクピット内部にはパイロットシート、計器盤、操縦桿等が再現されており、計器盤にはメーター類がタンポ印刷で再現されています
・ 着座姿勢のパイロットフィギュア×1が付属しています
●「P-51D」の機体塗装はアメリカ陸軍航空「第361戦闘団」所属のエースパイロット｢アーバン・ベン・ドリュー少尉｣搭乗機を再現
・ ナチュラルメタルの機体をシルバー塗装で再現、綺麗なグロスのイエローで塗られた機首部、風防前部のオリーブドラブのアンチグレア、キャノピー下枠や主翼端、12.7mm機銃口などを彩るレッドのラインなどが丁寧に塗り分けされています
・ 機首左面には「Detroit Miss」と書かれた赤い爆弾、キャノピー下枠のハーケンクロイツを模した撃墜マークなども再現されています
・ プロペラの幅で引かれた主翼・水平尾翼のマットブラックのラインをはじめ、燃料キャップ、インベンジョンストライプ、マフラー、ポジション灯など、細かい所まで塗り分けられています
・ 機体胴体や主翼の国籍マーク、機体標識の「E2-D」、シリアルナンバー「414164」、エンジンカバーや主翼昇降舵のリベットラインなどもタンポ印刷で再現されています
●「P-51D ムスタング （E2-D）」用の機外兵装パーツとして
・ 500ポンド爆弾 ×2
・ 75ガロン 涙的型増槽 ×2
・ 108ガロン 強化紙製増槽 ×2
が付属、主翼下面に装備させることができます
●飛行姿勢で飾る事ができる「ディスプレイスタンド」が付属
●｢P-51D ムスタング｣の機体サイズ
・ 全長 ： 205mm
・ 全幅 ： 235mm
・ 全高 ： 87mm
【 ｢P-51D マスタング デトロイト・ミス｣のパッケージ内容について 】
・ P-51D ムスタング ×1
・ 500ポンド爆弾 ×2
・ 75ガロン 涙的型増槽 ×2
・ 108ガロン 強化紙製増槽 ×2
・ パイロットフィギュア ×1
・ ディスプレイスタンド ×1
●ダイキャスト製 彩色済完成品モデル
・ 一部プラスチックを使用している箇所があります
・ パイロット、主脚の交換、装備品などの装着は機体にはめ込む形で取り付けて下さい
